大深岳(下倉スキー場から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 570m
- 下り
- 558m
過去天気図(気象庁) | 2008年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
仕事柄なかなか土日に休めないメンバーと平日山行をしてきました。
下倉スキー場から入山、源太ヶ岳、大深岳を経由し、大深山荘で休憩後、スキー場に戻るコースです。
先週に続き、このコースも自分にとって初めてのコースです。(にやり。)
下倉スキー場自体も、およそ10年ぶり2度目ということもあり、とても新鮮な山行になりました。
8時15分には、本日のメンバー3人がスキー場の駐車場に集合し、支度を始めます。
スキーセンターでひとり3回分の回数券を購入し、いざ第1リフトへ・・・。
ところが、リフト担当の従業員がこちらの格好を見て、「どこまでいくの!?パトロールに届出した!?」と一言。
入山届を、第3リフトの降場に出してもいい、ときいていたので、あれっと思いました。
できればスキーセンターで回数券を買ったときに確認の声をかけてほしかったと思いながらも、山行計画書は用意していたので、パトロール本部に提出しにいきました。
しかし結局、用意してきた山行計画書では用を成さず、本部に備え付けの書類に同じ内容を書くことになりました。
これから、下倉スキー場からの入山を考えている方がおりましたら、まずパトロールに届出したほうがいいですよ。
リフト3本を乗り継ぎ、スキー場の一番上でシールを装着し、まずは中倉山を目指し、9時35分に出発です。
始めの樹林帯は、木と木の間隔がそこそこあり、歩きやすいです。
スキーの滑りがいまいちの自分の場合、木々の間隔が広いと、下りのときに助かるんですよ、はい。
しばらく進み、白樺の巨木がある雪の斜面が現れると、中倉山への最後の登りです。
ここは直登は無理と、北斜面を迂回しながら中倉山に登ります。
ここまで比較的ペースが速かったこともあり、息が切れたので、もうすぐ中倉山の頂上というところで小休止を取りました。
10時35分頃に中倉山に到着し、そのまま源太ヶ岳を目指します。
中倉山からの下りは、斜度はさほどではないのですが、とても苦労しました。
針葉樹の間隔が狭くコース取りに苦労するのと、その針葉樹と北風のイタズラで雪が平らではなく凸凹に積もっているため(いい言葉が見つからないです)、小さな上り下りが連続します。
また、木の根元で落とし穴のようにスキーを落としたりと慎重に抜けたい場所でした。
源太ヶ岳には、夏道よりもさらに北斜面から取り付きます。
高度が上がってくると木々もなくなり、カリカリの斜面になり、風も強くなってきましたが、空には青空が見え始め、視界は十分です。
11時38分、源太ヶ岳頂上で記念写真を撮り、稜線沿いに大深岳を目指します。
源太ヶ岳付近では樹氷が発達しきれていませんでしたが、少し大深岳方面に向かうと立派な樹氷群が現れてきました。
樹氷や時折見える景色を楽しみながら、12時9分に大深岳に到着しました。
今思うと、大深岳の頂上付近にいたときが一番天候が荒れていました。
今度は大深山荘を目指します。
その大深山荘ですが、夏は道をたどれば当たり前にたどり着くのですが、この時期大深岳方面からは、晴れて視界がいいときでも、小屋近くに行くまでその姿を見ることができません。
しっかりコンパスを当てて方向を確認しながら進みます。
なので、コンパスワークに自信がない方は、小屋に下りることは考えず、稜線沿いに戻ることをお勧めします。
夏場よりも遠くに感じる大深山荘に、12時34分に無事到着しました。
1階の入口は凍って入れないので、2階から中に入ります。
小屋の中を確認したところ、1階の入口が1センチほど隙間が開いていて、多くの雪が吹き込んでいたので、まずはその後片付けをし、それから休憩を取りました。
いよいよ帰路につきます。
13時25分に大深山荘を出発しました。
帰りは、夏道よりも東よりのコースを取り、直接源太ヶ岳方面に向かいます。
大深岳頂上では下り坂と思われた天候もいつの間にか回復しており、14時10分再び源太ヶ岳頂上にたどり着くころには青空が広がってきました。
北には茶臼岳から安比スキー場にいたる稜線が、南には小畚から三ツ石、大松倉、犬倉、姥倉、そして鬼ヶ城まで視界に飛び込んできました。
岩手山も頂上付近に雲がかかっていましたが、その雄大な姿を楽しむことができました。
源太ヶ岳からの下りは快適で、あっという間に中倉山への登りになります。
途中、行きのトレースと合流し、あとはトレースに沿って進みます。
14時52分に中倉岳を通過し、トレース沿いに下倉スキー場を目指します。
どちらかというと下り基調ということもあり、シールを付けたままでも、どんどん進みます。
15時22分、あっという間に下倉スキー場に到着です。
平日ということもあり、人気のないゲレンデを気持ちよく滑って、無事下山となりました。
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