これでナメコも終わりかな
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 813m
- 下り
- 811m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日は予想外にたくさん収穫できたので今日はナメコ新天地開拓です。今まで足を踏み入れたことのないエリアに入るのは緊張するものです。前方が突如崖や滝、想像以上の急斜面、突然の落石、スリッピーな斜面、突進してくるイノシシ、横たわる長年行方不明の遭難者の遺体。こんなところで滑落して骨折などしたら、携帯はつながりませんし、果たしてアマチュア無線は届くのかどうか。経験と想像力が豊かというのはいいことばかりではありません。
事前に航空写真でナメコに好適な場所を調べておいたので、地形図を見ながら一番歩きやすくかつ現場でナメコがありそうなところを歩きます。結果としては新たなナメコの木は2本、エノキタケが1本、オソムキタケが1本でした。その場でのナメコは成菌と超幼菌だったため収穫には至りませんでした。写真にある収穫ナメコは別の場所です。
それにしてもナメコ洗いが短いと時間に余裕ができます。というか異常な休日の過ごし方だっただけですが(笑)
昨日までは大量収穫で「まだまだ行けるのかも」なんて思っていましたが今日の不作、いやこれを普通と呼ぶのでしょう。そうするとその勢いも萎んでしまい、もうナメコも終わりかと思わされます。事実終わりだと思いますが。
これはスポーツ選手がまだまだ行けると思いつつも若手選手に追い抜かれ、そしてどうしても勝てなくなってしまうことから引退を考えるのと同じでしょう。あの頃はまだまだ自分もイケる、年齢高めだが若いものには負けないトレーニングをやっているのだと自信を持っていたのに、徐々に成績が振るわなくなると最初のうちは「あの日はコンディションが悪かっただけだ」なんて強がって負けを認めようとしないものですが、何度も負けを繰り返すことと、時間の経過が現実を認めることに納得できるようになります。
歩いても、歩いてもナメコの木は見つからない。登山開始の時は「今日もガッポリ収穫!」なんて勢いづいてたものも、長時間歩いて何もなければその時間の間「もうナメコはないのだ」ということを徐々に自分に言い聞かせているのでしょうか。
なんてナメコごときでこんな話をするのも滑稽ではありますが、現実を受け入れるには少々時間がかかるものです。最初はひどく反発するでしょう。しかし誰しも表面上はともかく時間が経てば内心、事実を認めるようになります。
エノキタケやオソムキタケも美味しい、ってことを(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する