稲子岳南壁左カンテ

2020年11月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.5km
• 登り: 811m
• 下り: 810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 2:10
• 合計: 11:00

8:00 ミドリ池口駐車場
9:20 9:40 しらびそ小屋
10:00 10:20 本沢温泉分岐点先の取付への分岐
10:50 11:30 稲子岳南壁左カンテ取付
16:00 16:30 終了点
18:00 18:20 しらびそ小屋
19:00 ミドリ池口駐車場

登山道をそれて取付に向かうルートに踏み跡は雪で無く、木の赤テープを探して取付に向かう。取付へのルートが急勾配の林中で少雪で歩きにくく手間取った。取付は大きい岩の後で分かりにくいが先のパーティが取り付いていたので分かった。登攀終了後、終了点から頂上の登り左に折れると踏み跡有り。下山開始の頃には暗くなりヘッデンを点けて下山した。満月がきれいだった。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

府中スマートIC−長坂IC−ミドリ池口

写真

ミドリ池口駐車場。先行者6−7台。雪無いけど冬靴履く？アプローチシューズ？

11/29 7:57

雪無いからとほぼ全員アプローチシューズ。クライミングシューズも持っていこうと意見一致。

ゲートを超えて稲子岳南壁へスタート。

歩き始めて20分位で雪道になった。小屋に近づくにつれ積雪が増える。

しらびそ小屋に到着。小屋も閉じていた。小休止しているとよく小屋と一緒に紹介される小屋に住みついたリスが出現。

みどり池越しに見えるこれから向かう稲子岳。真っ白。

本沢温泉分岐点の先にある取付への分岐路へ。

分岐を発見。寒く踏み跡も無いので、アイゼン装着してアウター着て林の中へ。赤リボンは沢山あった。

取付へ向かう林の中。少雪で滑ってあるきにくい(;。;)

取付の岩が見えてきた。この急登が最大の核心w

先行パーティがいた。登攀準備をして待つ。クライミングシューズの話なんて何処かに消えたw

1ピッチ。アイゼンだと足がかりが少なく結構やっかい。

1ピッチ後半。寒いけど風が無く良かった。

2ピッチ前半。すぐに凹角箇所が現れる。アイゼンだと踏ん張りにくい。(;。;)

2ピッチ後半。垂直壁だが手がかり足がかり多く問題無い。

3ピッチ目のチムニーを下から見上げる。

上から見た3ピッチ目チムニー。体を入れたあとの動作に手こずった。

4ピッチ目は横にトラバース。

受けから見た5ピッチ目。

5ピッチ目の後半。先に見える木立が終了点。

さあ下山。遠くにどっしり見えるのは硫黄岳？

尖った天狗岳に見えるが時は既に夕暮れ、空も陰り暗くなってきた。今日もヘッデンのお世話になります。下山ASAP！！

撮影機器：

iPhone X Apple

装備

共同装備

ダブルロープ各自

感想

ciaohiroshi

会のメンバーと稲子岳南壁左カンテで本格的な冬を前に岩トレをやった。雪の状態が分からなかったのでクライミングシューズなんで話も出たが、もはや今は冬なのを現地で痛感した。
取付までのアプローチは主に登山道で問題無いが、最後の登山道を離れて林の登りは急登で大変だった。ルートは噂通り脆い岩や浮き石が多く注意が必要だ。
パーティはAさんIさんと私とKさんの2ペアでリード固定で登った。ここはアイゼントレにはちょうど良い難度のルートだと思う。ただししつこいが、浮き石には要注意！