【過去レコ】比良山/蛇谷ヶ峰



- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 618m
- 下り
- 618m
過去天気図(気象庁) | 2005年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当時の日記より
京都北山の八丁平に行こうと国道367号線を北へと車を走らせた。八丁平の登山口である葛川中村の集落から伊賀谷をゆく林道に入ると道は雪で埋まっていた。車を近くに止めようと場所を探すも、なかなか見つからずで、行先変更。蛇谷ヶ峰に変更しようとさらに国道を北上した。
蛇谷ヶ峰の登山口となる、朽木いきものふれあい館まで車で登る。すでにこの辺りで積雪は1m近い。今年は暖冬という予報だったが、それに反して雪の降る日が多く比良山系は通年の5割増しぐらいの積雪があり、びわこバレイスキー場の積雪情報ではここしばらく2mを下回ったことがない。そんな雪の多い登山道に入る。きょうはアイゼンもカンジキも携帯していなかったので、新雪の登山道はときどきひざ上辺りまで潜ることがある。数人のラッセルはあるがいずれもスノーシューズ等で歩いているため、登山靴のみの私たち夫婦は雪を踏み抜く。しかしパウダースノーは気持ち良く、体の調子も上々なので、それは苦にならずどちらかというと楽しいくらいである。
山頂付近は積雪も2mを超えているようで腰まで雪に埋まる。それほど疲れることもなく1時間半程度で山頂に着いた。山頂は風もほとんどないが曇っている加減か結構寒く、一組の夫婦がいるのみ。他のパーティーも山頂を踏みすぐさま帰ってしまう。しかし私たちはそこで昼食をとり、景色を楽しみ、写真を撮り、メールを送り、ゆっくりくつろぐ。今日はサングラスを忘れてきたので曇っていてよかった。そうこうしているうちにさすがに体が冷えきってきたので、私たちももと来た道を引き返すことにする。急斜面で尻セードをすると思ったよりもスピードが出て止まらず、木にぶつかりそうになって体全体で止まったら全身雪まみれになってしまった。冷たいけど気持ち良い。快適に下るが途中私のスパッツのゴムが切れてしまい、雪が靴の中に入ってきた。こうなるとがむしゃらに雪の斜面を道など気にせずに下ることはできない。雪山の下りの一つの楽しみが味わえない。やむなく律義にラッセル後の道を一歩一歩気をつけて下り、登山口に戻った。
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