歴史国道・石動駅から砺波山─倶利伽羅峠─城ヶ峰─倶利伽羅駅
- GPS
- 03:13
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 345m
- 下り
- 342m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されているが、砂坂は整備が仇となって滑りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
源平合戦の舞台のひとつとして著名な倶利伽羅峠に行って来た。長く富山県民をやってるけど、彼の地を訪れるのは今回が初めてだ。
『キャラメルハウス』(自宅)最寄りの小杉駅の金沢方面始発列車(5:41発)に乗車し、石動駅へ移動。マイカーを使わない山歩きは、1年前の金比羅山以来(笑)。石動駅に降り立つのも今回が初めて。石動駅は図書館併設の新駅舎になったばかり。最近はやりの橋上駅のため、南口にもスムーズに移動出来た。時間はまだ6:15で夜が明けておらず暗いため地形図が読めない。読めたとしても新駅舎に伴う南口整備が反映されておらず道が分からないため、最初のうちモタモタ。「倶利伽羅県定公園」と「歴史国道埴生口」の標識を見つけ、ようやく軌道に乗った(苦笑)。標識の通り進んでいくと、護国八幡宮のある埴生集落に到着。郵便局の横から「ふるさと歩道 義仲進軍の道」の赤い看板が指す方向に入る。田んぼのなかの舗装路を行くと山際に入って行き、路面に枯葉が積もってる。やがて林道に到達し、埴生大池のほうへ移動。クリカラ鉱山の前を通りさらに行くと、埴生大池へ。池では多くの鳥が羽を休めていたけど、私が接近する気配に気づいたのか、一斉に飛び立ってビックリした。埴生大池の堰堤の上を通ると、毘沙門天像への登り口の案内とロープがあったので、急斜面をロープにしがみ付きながら登り、毘沙門天像へ。遠廻りを厭わなければ、峠方面からはもっと楽な道が登って来てる。下りはこちらを使用し、林道に復帰した。
倶利伽羅峠への直接ルートを分け、砂坂入口に到着。ここで車道から離れ、砂坂を登る。一般観光客への便宜を図ってか階段状+簡易舗装で整備されてるけど、その整備がアダとなり路面が苔むしたうえ、濡れ枯れ葉で滑りやすい(苦笑)。飲用禁止の弘法の水を過ぎると、やがて砺波山の標識が登場。ヤマレコに記録を載せてるみなさんがされるように、私も急斜面をよじ登って真の頂上に立ってみたけど、ヤブしかない(苦笑)。砂坂に復帰し、すぐに車道と合流。倶利伽羅峠周辺に到着。芭蕉塚、火牛像、古戦場展望台、為盛塚など観光客が喜びそうなスポットが次々と現れる。峠のサミット付近には巨大駐車場があり、風情はあまりない(苦笑)。
峠を越えて石川県側に入ると、すぐに峠の名前の由来となった倶利迦羅不動寺の前を通り、倶利伽羅集落へ。山森集落まで車道を往くと、歴史国道の案内標識があり、そちらへ入る。すぐに案内板のある駐車場が現れる。地形図を見る限り、そんな歩道は無いけど、城ヶ峰頂上まで龍ヶ峰城跡公園の遊歩道が整備されており、そちらに入る。砺波山とは違い(苦笑)ヤブを漕ぐことなくラクに頂上に着いた。四等三角点のある頂上にはアズマヤと龍ヶ峰城跡の説明図、展望案内図が設置され、展望も良い。白山が見えることになってるけど、手前の医王山しか見えなかった。立山連峰に関する展望図がないのは、ここが石川県だからだろうか?
龍ヶ峰城跡公園の西側の入口に降りる。ここには駐車場とトイレが整備されてる。旧北陸道をそのまま行くと、やがてくりから農免道路に降り立つ。旧北陸道は農免道路を渡った向こうにも続いてるけど、そのまま農免道路を北上し、県道286号(旧国道8号)に出て、刈安小学校、光現寺の前を通って、IRいしかわ鉄道管理の倶利伽羅駅に到着。倶利伽羅駅は、駅前に火牛像、スタンプに火牛、改札横に火牛像、跨線橋の階段にも火牛…と、火牛づくしだった(苦笑)。
石動駅から倶利伽羅駅まで3時間余り。アップダウンが少なく、山歩き初心者でもラクに歩けるコース。私は余り興味が無いので長居はしなかったけど、歴史を知るスポットも多数で、歴史好きのかたは退屈しないのではないかな。
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