叶山西稜の岩峰群(アシダ岩(軍艦岩)・天狗岩・中岩)
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 566m
- 下り
- 561m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・今まで立ち入り禁止地域だと思っていたが、ロッククライムのゲレンデがあると知り、行ってみたところ、林道のゲートに立ち入り禁止の表示はなく、発破の飛び石等に注意、の警告板程度であった。常識的に考えれば叶山鉱山が休みの土日に行くのがベター。 ・ゲートから徒歩、林道終点は転回場所になっている。直ぐに岩があり、岩を越えればアシダ岩(軍艦岩)のピークで大展望が広がる。 ・天狗岩は縦走が可能。地籍調査が最近行われ、テープや刈り払いを辿れば問題なし。しかし左右は絶壁なので気を許さないことが大事。ホールドスタンスは豊富。また東側はクライマーが張り付いているので落石しないこと。ピークからは右下よりに急降下である。 ・中岩は西側から途中まで上れるが絶壁上のテラスからはちょっと困難である。また北よりはボルトが打ってある絶壁で終了。中岩南の基部をトラバースして東側から登れる。帰りのルートを見失わないようにする。当然ピークからは360度展望。叶山が凄まじい。 ・中岩東側基部より少々尾根を登ると大きな岩屋があり、石垣がある。岩の割れ目(鍾乳洞の入り口?)に不動様が鎮座する。 ・林道までの下りの際には落石しないようにすること。下の岩(理事長岩)にクライマーがいる場合があり。 ・つかまる木々の枯れている割合が多い。体重をかける前に枯れているか否かチェックが必要。 |
写真
感想
・二木氏の「西上州の岩山薮山」に度々登場する岩峰群。RFが必要で、南北は切り立った崖である。滑落注意。念のためザイル持参のこと。
二木氏の本の文中の岩峰群の「軍艦岩・仏岩・中の岩」の名称はその後の調査で、「アシダ岩(軍艦岩)・天狗岩・中岩」が正式名称と判明しました。
・レベル的には二子山の西岳コースのレベル。
・岩壁にクライマーが張り付いてるので落石しないこと。
・中の岩は縦走は無理そう。西側から登り、途中で諦め引き返すとき、かなり危険が伴います。私はさっさと諦めました。たとえ西側から登れたとしても東側の下山RFが難しいと思われる。また下山ルートを見失わないようにする。
・展望は最高である。しかしかなりの危険が伴うので初級者は避けたほうがよい。
・残雪期や雨天時はかなり滑るので入山は控えたほうがよい。
・叶山へは植林地帯が原生林に変わった境界からは登らないこと。
・かなりの高頻度でつかまる木が折れる印象です。中の岩は時間がかからずあっさり登れた感じだか、なんとなく恐怖感がつきまといました。
今回歩いた全ルートの私の感じた印象です。(西上州を基準としています)
ルートの明瞭具合 ーーー4(明瞭1-2-3-4-5不明瞭)
ルートの難易度 ーーー4(容易1-2-3-4-5困難)
ルートの雰囲気 ーーー3(良い1-2-3-4-5悪い)
ルートの展望 ーーー5(良い1-2-3-4-5悪い)
ルート上の杉林の割合ーーー20%
熊の糞・足跡の箇所数ーーー0箇所
野生動物との遭遇 ーーーなし
人間との遭遇 ーーー4人(ロッククライマー)
お勧めの季節 ーーー春秋冬
・
・最後にこの岩峰群について、ヤマレコの掲載をちょっと躊躇しました。危険を伴うとともに、北側に滑落時には救助や発見が困難な場合があります。興味がある方は十分に考慮の上、十分な装備で登山をお願いします。
・この記録は突然削除することがあります。
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