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Yamareco

記録ID: 2808871
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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

嵩山

2020年12月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
kiyo131 その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:04
距離
3.5km
登り
549m
下り
541m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:06
休憩
0:59
合計
3:05
10:17
10:35
30
11:05
11:17
43
12:29
ゴール地点
天候 晴れ(ただし寒い風が吹いている)
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
高崎駅でレンタカーを借りて、午前に嵩山、午後に岩櫃山に登りに行った。。
コース状況/
危険箇所等
嵩山の鎖場はあるが、よく整備されているので、あまり心配はない。案内板も多く、基本的に道に迷うことはないが、あちこちに道があり、複雑に交差したりしているため、地元の人にガイドしてもらうと、効率よく嵩山33観音を巡れるだろう。
その他周辺情報 下山後、登山口にある道の駅霊山たけやまのそば処けやきで十割そばをいただいた。
道の駅霊山たけやまの駐車場から見た男岩と屏風岩。屏風岩には鯉のぼりを掲げるためのワイヤーが2本ひかれている。
2020年12月19日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:10
道の駅霊山たけやまの駐車場から見た男岩と屏風岩。屏風岩には鯉のぼりを掲げるためのワイヤーが2本ひかれている。
道の駅霊山たけやまの駐車場に着くと、中之条町役場の方が迎えに来てくれた。
2020年12月19日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:10
道の駅霊山たけやまの駐車場に着くと、中之条町役場の方が迎えに来てくれた。
登山口にある嵩山案内の岩。
2020年12月19日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/19 9:24
登山口にある嵩山案内の岩。
登山口にある嵩山案内の看板。嵩山のあちこちに同様の地図が掲げられていた。
2020年12月19日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:25
登山口にある嵩山案内の看板。嵩山のあちこちに同様の地図が掲げられていた。
嵩山の表登山道の入口にある鳥居。
2020年12月19日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:25
嵩山の表登山道の入口にある鳥居。
嵩山城跡の説明板。
2020年12月19日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:28
嵩山城跡の説明板。
嵩山城跡の一の木戸の説明板。
2020年12月19日 09:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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嵩山城跡の一の木戸の説明板。
戦死した霊をなぐさめるための嵩山33観音の1番。岩の下に観音像が安置されている(町民から寄付金を集めて整備したという)。
2020年12月19日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:29
戦死した霊をなぐさめるための嵩山33観音の1番。岩の下に観音像が安置されている(町民から寄付金を集めて整備したという)。
ボランティア・ガイドの伊東秀雄氏が観音像について説明してくださる。
2020年12月19日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:29
ボランティア・ガイドの伊東秀雄氏が観音像について説明してくださる。
東京スカイツリーと同じ標高634m地点にはそのことを示す看板がある。
2020年12月19日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:37
東京スカイツリーと同じ標高634m地点にはそのことを示す看板がある。
10番の観音像。
2020年12月19日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 9:57
10番の観音像。
胎内くぐりの案内板。
2020年12月19日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 10:05
胎内くぐりの案内板。
幅22cmしかない胎内くぐり。
2020年12月19日 10:05撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/19 10:05
幅22cmしかない胎内くぐり。
3つの神様を祀る三社神社。
2020年12月19日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 10:10
3つの神様を祀る三社神社。
7番の観音像。
2020年12月19日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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7番の観音像。
4番の観音像。
2020年12月19日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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4番の観音像。
小天狗山頂の祠。
2020年12月19日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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小天狗山頂の祠。
小天狗から不動岩を望む。今回は行けなかったが鎖を使って登れると言う。
2020年12月19日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 10:28
小天狗から不動岩を望む。今回は行けなかったが鎖を使って登れると言う。
26番の観音像。
2020年12月19日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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26番の観音像。
嵩山城本丸跡と言われる実城(無情)の平。
2020年12月19日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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嵩山城本丸跡と言われる実城(無情)の平。
実城(無情)の平には71体の観音が祀られている。多くの者がここで落城とともに戦死した。
2020年12月19日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 10:51
実城(無情)の平には71体の観音が祀られている。多くの者がここで落城とともに戦死した。
女岩(大天狗)へと登る40mの鎖場。
2020年12月19日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:00
女岩(大天狗)へと登る40mの鎖場。
嵩山山頂(大天狗・女岩)。
2020年12月19日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:04
嵩山山頂(大天狗・女岩)。
大天狗から北東を見た展望。山々の奥に雪をかぶった日光白根山が見える。
2020年12月19日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:06
大天狗から北東を見た展望。山々の奥に雪をかぶった日光白根山が見える。
大天狗から南を見た展望。榛名山には雪はない。
2020年12月19日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:10
大天狗から南を見た展望。榛名山には雪はない。
25番の観音像。
2020年12月19日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:24
25番の観音像。
今は水が出なくなった一升水と22番と25番の観音像。
2020年12月19日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:25
今は水が出なくなった一升水と22番と25番の観音像。
夫婦円満の神とか、お産の神と呼ばれる弥勒穴の説明板。
2020年12月19日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:30
夫婦円満の神とか、お産の神と呼ばれる弥勒穴の説明板。
弥勒穴に登るには右手にはられた鎖を利用する。
2020年12月19日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:33
弥勒穴に登るには右手にはられた鎖を利用する。
弥勒穴の中に安置されている観音像。
2020年12月19日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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弥勒穴の中に安置されている観音像。
弥勒穴へとつづく鎖場。
2020年12月19日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:39
弥勒穴へとつづく鎖場。
東登山路を下山途中、仰ぎ岩が見える。
2020年12月19日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:43
東登山路を下山途中、仰ぎ岩が見える。
東登山路の下山中の森林。
2020年12月19日 11:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:47
東登山路の下山中の森林。
道の駅霊山たけやまの電気掲示と男岩と屏風岩。
2020年12月19日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 11:55
道の駅霊山たけやまの電気掲示と男岩と屏風岩。
下山後は、道の駅霊山たけやまのそば処けやきで十割そばと舞茸の天ぷらをいただく。
2020年12月19日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/19 12:07
下山後は、道の駅霊山たけやまのそば処けやきで十割そばと舞茸の天ぷらをいただく。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ
備考 雪はなかったが、晴れていたのに、風が吹くと寒かった。防寒具をしっかり用意したい。

感想

朝早起きをして、7時台の新幹線に乗って東京から高崎に出て、朝8時に高崎駅近くでレンタカーを借りて、群馬県中之条町を目指し、朝9時10分に道の駅霊山たけやまに到着する。まちづくりのオンライン会議でお世話になった中之条町役場の農林課の方がわざわざ出迎えてくれ、嵩山のガイドや差し入れをいただく。駐車場からは男岩と屏風岩がよく見える。屏風岩へは2本のワイヤーが惹かれているが、5月にはこのワイヤーに鯉のぼりが掲げられるという。

道の駅霊山たけやまの駐車場では、中之条町の元営林署員で78歳の伊東秀雄氏と出会い、伊東氏が毎日のように登っている嵩山のガイド・案内をボランティアでしてくださると申し出てくださり(すでに嵩山に2700回以上登られたそうだ)、ありがたくお願いすることとする。

9時24分、神社の鳥居をくぐって表登山道の登山を開始。78歳とは思えない伊東氏の健脚ぶりに驚かされつつ、伊東氏のスピードに一生懸命ついていく。伊東氏が詳しく嵩山33観音の歴史や山に生えている樹木について解説してくださり、大変勉強になる。幅22cmしかない胎内くぐりは、くぐれる体型の人だけチャレンジし、三社神社、天狗の広場を経て、小天狗の周りをぐるっと1周してから岩峰の小天狗に10時17分に到着。。小天狗は展望がよく、南に榛名山がよく見える。

小天狗からはもと来た道を戻り、ただの藪山にすぎない中天狗を通過し、弘法の筆の跡と言われる岩を見学し、嵩山城本丸跡と言われる実城(無情)の平に71体の観音が祀られているところに到着する。丸い河原の石にお経を書いたものが多数埋められている経塚から大天狗への登りが始まる。40mの鎖場だが、右手には巻道もある。11時5分に大天狗・女岩の頂上(嵩山山頂、標高789m)に到着、360度が見渡せる大展望台となっている。北には雪をかぶった日光白根山も見える。

大天狗からの下りは巻道を利用し、東登山道から下山をする。途中、水がなくなった一升水や、出産の神様と言われる弥勒穴を訪問する。弥勒穴は断崖の中腹に空いた自然の穴に観音様が安置されている。一見行けそうもなく見えるが、右手の岩場に鎖が張られていてトラバースして穴まで行ける。は、伊東氏から自然の枝をうまく利用して登山道を整備している話を聞きながら、下山する。12時に道の駅霊山たけやまに無事下山し、併設されてたそば処けやきで、おいしい十割そばと舞茸の天ぷらの昼食をいただく。午後は隣町の岩櫃山に移動して、さらに急な鎖場に挑戦下(別記事参照)。

毎日のように登られているという地元の方(伊東氏、トレランの男性、野鳥の会のグループ)以外には誰にも出会わなかった静かな嵩山だった。なお、小天狗の先の不動岩と大天狗の先の烏帽子岩と五郎岩は今回は時間の関係で割愛したが、大天狗と小天狗の展望、胎内くぐりや弥勒穴の中に入れたりと、伊東氏のガイドのおかげで大いに楽しめた。伊東氏からは、嵩山は1年中いつでも登れる楽しい山で、嵩山に来られる人がおられればいつでもボランティアでガイドをしますので、宣伝しておいてくださいと頼まれた(伊東秀雄氏の電話番号は0279-75-5989なので、事前に連絡してから行くと良い)。

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