泉ヶ岳でラッセル? キッツー
- GPS
- 172035:57
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 641m
- 下り
- 644m
コースタイム
天候 | 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今週は,東北も本格的な寒さと降雪。それではまずはセオリー通り泉ヶ岳から。冬型がやや緩むと思われた日曜日にしたが,がっちり冬型。泉ヶ岳なら吹雪でも困らないしと出かける。「泉ヶ岳をなめんなよ」という看板が以前あったが,スノーシェッド手前の登り坂の上の方で何台かがハザード点滅して停まっている。なんだろうとゆっくり先行すると,スノーシェッドが片側交通になっていて,そこで停止して後,青信号で発進できなくなったのか,空転した跡がある。当方も15年目の多分あてにならないスタッドレスだがフルタイム4WDに助けられてか問題なく通過。とはいえ駐車場はそれなりに車は駐車している。
予想通り,もさもさ降雪,依然は除雪していた旧施設ーへの車道入り口から除雪しておらず,膝上位の結構深いトレーズ溝を辿る。昨日のトレース後が残っているのかツボ足で十分。
雪がこう積ると車道と登山道の違いもなく,そのまま登山道に。もさもさ降雪のもさもさ風景の中,もくもくと歩く。時折,枝についた降雪がざーとしかし音もなく落ちる。絵になるシーン。
途中スノーシューのソロとスライド。結果して途中で戻ったきた模様。水神で寒さ対策のパタゴニアのナノエアを脱ぎ,ワカンをつけるが,この後の登りは結構抜けるのでワカンは正解。先行していた方はツボ足で悪戦苦闘。
さらに大岩手前でラッセルしてもらった3人を先行。ここまでのラッセルに感謝して交代。大岩手前の急坂でここが積りと腰やら胸までぬかるので,ちょうどよいタイミング。ここまで大分楽させてもらった分,ここで恩返しできそう。
と実際,ラッセルは終始膝上以上,賽の河原からは腰ラッセルで崩してやや固めながらの本格ラッセル。泉ヶ岳をなめんなよ,という看板に,ハハーその通りにございますと悶絶して遠い遠い泉ヶ岳山頂に到着。水神から山頂まで1時間30分かけてしまうが,後からのみなさんにラッセルを感謝され,素直に嬉しくなる。吹雪の中のラッセル,3,4人目から楽になるが,それまではトップでなくても結構キツイ,戦友という言葉が脳裏に浮かぶ。
帰りは北泉方面に周回という考えは迷うことなくピストンに変更。ふわふわなので下りはあっという間。水神でパンとポットのコーヒーで一息。ついでにオトイレも思ったら賑やかな声。高校の部活のよう。ザックがでかいので最後尾の先生らしきに「テント泊ですかと聞いたら,初めての降雪なので水神までお試し,とのこと。登りは人も少なくもさもさもくもく状態だったが,やはり冬でも人気の山でこの後も登ってくる方何名かとスライド。
今シーズン初めての本格的冬山。泉ヶ岳で慣らし,なんて思惑は大はずれ,しっかりラッセル,吹雪で気合いれられました。でもこれでビールが旨いはず。。
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