金剛山 黒とが・ワサビ霧氷〜ツツジオ(滑落現場通過)
- GPS
- 04:33
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 792m
- 下り
- 791m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒とがは一般ルートではありません。急登、滑りやすい、マーク不明瞭です。 追記 ツツジオも一般ルートではありません。 SNSで写真とか見られて、氷瀑見たいで来られる方が多いように見受けられますが、登山靴他それなりの装備・準備・経験がいります。 滑落転落も多いので、安易に入られるのはやめたほうがいいですね |
写真
感想
以前ルートミスしたとこの確認、今期の状況把握の登山、自分なりに必要(^^ゞ
黒とが尾根、前回とりつきを見過ごしてそのままワサビに上がってしまった。
今回は、「手前に確かあったはず」を頼りに勘で行ってみたが、テープの「くろとが」を見つけて一安心
次はワサビとのスイッチポイントだが、我慢?してここだ・・まではよかったが、トラバースをできずに尾根から上がってしまって、上付きに出てしまった。見えないところを巻くには地形の把握が必要ですね。次は大丈夫。
ワサビに出てからは何回も通ってるのでもう間違いはないでしょう
このあたりの霧氷は見事でした。この時期、今日、こんなにあるとは! タイミングよかったです。
ドローンを上げる場所を探したのですが、樹が覆ってるのでなかなかなくて、青崩道の直近になってやっとありました。挙げてはみたものの、雲の中で真っ白・・。今日は下から見上げるのが良かったですね。
野鳥ポイントは密を避けて上から眺める(^^ゞ
山頂ライブカメラは11:30に写りこむ
下山はツツジオに
とりつきの六地蔵のとこで金剛警備隊の人に出会う、メールが入って救護要請、ツツジオらしい・・大変だ、こんな時に
ツツジオの降り口(←上からきたとき)にそれらしき人を発見。ダウン来ていた女性に声をかけてみたら、すでに救援要請済みとのこと。
場所的には上がり切ったとこから、ロープがあってちょい下るとこ、確かにここは滑りやすい。数年前にここを滑ってる人を目撃した。(この人は全然大丈夫、その先に救援要請の人が横たわっていたのだが)。落差は数m程度。銀のシートには入っていたが、人の気配を感じて振り向いていたので、顔色も見えたし、元気そう(失礼)なので、まあいいか、あまり過剰になってもいけないし・・で、なにもせずに通過
ツツジオの下りきったとこ(←滝口)で、男性が立っていた。友達ですか?って聞いたら、救護要請した人でした。聞くところによると、滑って、脚をぐねったので歩けなく、たまたま通ったので、連絡代行した。そこで待って(看板・記号のとこ)と話したのでいるんだけど、もう40分ぐらい・・・寒くなってきた(←待ってる人でさえ)。
そりゃそうですよね、ここには急に来れない。
前もそうだっだ
それなら無理してでも動いたほうがいいように・・
生きるか死ぬかなら、ひきづってでもはいあがる・・
枝で縛ればいいのに・・
肋骨くらい・・捻挫くらい・・(勝手な想定です)
と、思うことはあるのですが・・
救援要請した時点で、まずは「動くな」と指示されていると思います。
それは正しい判断だと思います。
私は、すいません、何もしてません。
待ってる方が寒そうなので、上にあがられたほうがいいですね、救助隊が下から来たら伝えますから、と言って別れました。
結局出口に消防隊はいませんでしたので、滑落場所は正確に伝わっていて(連絡者、あとの登山者?)で、上からの救助になったのでしょう。
救護の方、要請の方、ご本人ともお疲れさまでした
あ、ツツジオの写真はそんなかんなの時間にも撮ってました
ドローンも撮ろうとしましたが、GPS入らないし、音出しがはばかられたので止めました。
さてと、とりあえず私の当初の目的である、ルート調査・現況確認は達成できました
〜〜〜〜12/23追記〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やっぱり滑落事故とか見ると、あとでなんか、あーすればよかった、ちょっと違うよな、とかもんもんとするんですよね
この感想でちょっときつめに書いたかもしれないけど、やっっぱ自力で脱出が基本だとおもうのだけれど、その気力気概がないような感じが見受けられたりすると、んん・・となっちゃうんですよね。
今まで見た遭難・救護要請の場面でも、頑張ればとりあえず下界の場所・救助がこれるとこまではいけたように思う。
そのほうが自分的・・体力、気持ちも含めて楽だったように・・思える。
いや、ひとの体の状況は全くわかってないし、動かして危険なところはあるとは思うのだが、、、
大普賢の時もそう、この前の金剛山もそう、
自分が一人で行くことが多いので、もしそうなったら、とりあえず助けてもらえるとこまでは自力でなんとかしないと、思ってる。
もちろん状況次第なのだが
この前のツツジオの時に書き綴ったのはこれ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1354875.html
まあ、今も基本おんなじ気持ち
自分がしたときに、ほんとにそう自分に厳しくできるか・・?
それはそうなんだけど、意外と辛抱強い、意固地な性格ではある(^^ゞ
昔、MTBで下山した時に転倒、結局上腕を骨折してたが、連れがいたので救急車は呼んでもらったが、一般道までは歩いて降りた
ロードで走ってたら、目の前を車が右折して飛ばされた
胸骨、肋骨、やっちゃたようだが、気が張ってるので自力で帰った、50kmぐらいかな・・
まあ、両方とも今は無事なんでいいけど、正しい判断かどうかは、意見が分かれるというか、よくない結果になっていたかもしれないので、なんとも言えない
でも、とにかく自分でできることまではなんとかしようという思いは強かったし、今も遊びに行ったら、そこは自己責任でなんとかできる限りのことはやろう、って思ってます。
ちょっとだらだら、書いてしまいました
私の忘備録というか日記です
ta2daさん、本日はお声がけありがとうございました。
救助要請した者です。
あの後さらに20分ほど待って救助隊が到着しました!
やはり街中と違って山の中へはすぐに救助が来れませんし、連絡が入りづらい状況で下手に動いては状況の混乱を招くので指示は絶対かと考えております(幸い私の待機していた場所から上の状況はある程度目視できたので…)。
滑落者も大事には至らず、一安心いたしました。
あの気温の中でもやはり人と話すと少し寒さが紛れ、大変助かりました。
ご心配頂き本当にありがとうございました!
ご対応が適切だったと思います。
けがの状況もしっかり把握されてましたし、救護時の待ってる人も防寒されてたとこ、けがの位置がしっかり伝わってたこと、感心いたしました。
待つのはさぶかったと思います、ご同伴の女性も大変お疲れ様でした。
救護ってなかなかやれるもんじゃないですね、対応も、親身にも。
お疲れさまでした
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