郡上八幡の里山、東殿（とうど）山へ。道迷い、スリリングなところがあって油断禁物。

2020年12月27日(日) [日帰り]

• GPS: 02:52
• 距離: 5.8km
• 登り: 460m
• 下り: 457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:14
• 休憩: 0:38
• 合計: 2:52

7:00 郡上市役所
7:12 7:18 赤谷不動明王堂
8:04 8:09 二の曲輪
8:15 8:16 赤谷山城跡
8:33 8:42 東殿山
8:47 9:03 東屋
9:10 9:11 東殿山
9:22 9:22 二の曲輪
9:28 9:28 三の曲輪
9:52 郡上市役所

天候

くもりときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東海北陸自動車道郡上八幡ICから国道156号線、256号線で郡上市役所へ。市役所（観光客用）の駐車場に停めました。
トイレあります。市役所前にファミリーマートがあるので、そこを利用することも可能。

コース状況／危険箇所等

○郡上市役所〜赤谷不動明王堂
郡上市役所（八幡防災センター）の脇を谷に沿って進みます。谷の左岸側が正しい道です。市役所を過ぎたあたりで谷を渡り、墓地の中を通り抜けると、マジンガーZがお出迎え。そのまま進むと程なくして赤谷不動明王堂です。

○赤谷不動明王堂〜東殿山
赤谷不動明王堂脇の木製ハシゴを登ります。足を乗せる丸太が湿っていて、ツルツルでホントによく滑ります。
ガラガラのトラバーだったり、ツルツルのミニ木製ハシゴが気が抜けません。部分的にルートがはっきりしないところもあります。
登りはまだしも、下山時のルートとしてはオススメできませんね。
愛宕公園からのルート（おそらく正規のルート、赤谷山城の大手門からのルート）と合流した後は快適な登山道になります。

○東殿山〜愛宕公園
三の曲輪の前後に急降下する区間（ロープあり）があります。それ以外は普通のルートです。

林野庁中部森林管理局のホームページに山の案内が載ってました。東殿山風景林というようです。風景（眺望）のことなのか、外側から見た山の様子のことなのかは分かりません。
↓↓
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/sidou/map/attach/pdf/index-5.pdf

写真

12/27 7:01

郡上市役所（八幡防災センター）の横を直進。
はじめは谷の右岸側を進んでしまい、途中でUターンし左岸側へ移動しました。

12/27 7:12

墓地を通り抜け林内に入ると、スーパーロボット「マジンガーZ」がお出迎え。だいぶくたびれた感があります。
頭は半分もげてるし、右手首、左足首がありません。
これでは、ロケットパンチもブレストファイヤーは出せなので、ドクターヘルの魔の手から日本の平和は守れませんね。
兜博士、早めの修理をお願いします！

12/27 7:15

ほどなくして赤谷不動明王堂。懸造りの建物です。左側が赤谷不動滝。水量はチョロチョロ。時期的なもんですね。

12/27 7:16

赤谷不動明王堂でお参り。
ここを訪れるのは15年ぶりくらいかな。眼病にご利益があるということで、相方が目の手術をするときにお参りにきたことがあります。

12/27 7:15

赤谷不動滝の横にある恐怖の木製階段。
滝の底から上まで10メートルくらい登ります。
丸太に足をかけようと思ったらツルツルでした！

12/27 7:21

無事に登れて一安心。とても下りに通ろうという気は起きません。

12/27 7:23

続いてガラガラのトラバー。濡れた石が滑るし、ここも気を抜けません。

12/27 7:28

一定程度、整備されているんですが、とても歩きやすいルートとは言えません。

12/27 7:31

そう、ここは国有林。決して焼いてはいけません。「燃やすな」のほうがしっくりくるんだけど。

12/27 7:58

水呑み場跡の石積。山城の遺構の一つ。

12/27 8:04

二の曲輪。
ベンチが置いてありましたが、木々に囲まれていて見晴らしは今ひとつでした。

12/27 8:13

曲輪をつなぐ道では、こまめに標識があってわかりやすい。

12/27 8:15

一の曲輪（赤谷山城跡）です。
ここも木々に囲まれていて見晴らしのない場所でした。
早々に東殿山へ向かうこととします。

12/27 8:23

スギやヒノキに混じって、コウヤマキの大木も。

12/27 8:33

東殿山の山頂。楽勝だと思っていたけど、道迷いなどいろいろあって1時間半もかかっちゃった。

12/27 8:33

基本的にここも木々に囲まれていて見晴らしはないのですが、数本抜き伐りしてあって、郡上八幡城は確認できました。

12/27 8:36

うっすらと雪で白い山を確認。おそらく鷲ヶ岳あたりじゃないかと思います。

12/27 8:47

東殿山から5分ほど歩くと東屋があります。
ここが唯一？のビューポイント。

12/27 8:48

東屋にはアンケートボックスが設置されていました。
トトロの手のこんだ箱です。GOOD！

12/27 9:01

ビューポイントではありますが、ちょっと木々が邪魔。
一応、郡上八幡の市街地を一望できます。
白い山は内ヶ谷あたりかな？

12/27 9:08

山頂周辺にはツルシキミというちょっと珍しい木本がありましたが、先っぽが動物に食べられているような・・・。

12/27 9:39

二の曲輪、三の曲輪を抜け、愛宕公園近くまで来ると、祠や観音様があって、どことなくホッとします。

12/27 9:48

郡上市役所に下山。郡上八幡城がお出迎えしてくれました。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

kimiron

Aさんとの今年最後の定例登山。今回はAさんのリクエストで、郡上八幡の東殿山です。
正直、どこそこ？って感じのノーマークの山でしたが、途中の赤谷不動明王堂は相方が目の手術をしたときにお世話になったところ。しっかりお参りをさせてもらいました。
わざわざ自宅から1時間かけて行くほどの山ではないですが、未踏の山に足跡を残せたということで、それなりに満足。

山で出会った人：ゼロ人