岩木山 百沢 2020滑り納め
- GPS
- 04:43
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | 雪 気温低め 風弱め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪深め 風弱め 下部細い枝の藪 山頂直下視界アリ スキー場から出る尾根直進(登りは夏道方向に行かない)→山頂直下視界ある場合は楽。 夏尾根下ってちょっと950m付近から沢に入りそうになるので注意。右目に進路 |
その他周辺情報 | 百沢スキー場 リフト一回券250円 リフト9:00始動 |
写真
装備
個人装備 |
スキー
ストック
シール
ビーコン
プローブ
スコップ
オーバーグローブ
インナーグローブ
防寒着
ハードシェル
ゴーグル
バラクラバ
ニット帽
行動食
長袖インナー
靴下
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
携帯
サングラス
ナイフ
長袖シャツ
タイツ
ズボン
着替え
など
|
---|---|
共同装備 |
工具
医療
ツェルト
|
備考 | トレペorティッシュ持っていく |
感想
前日のトレースはストック跡がわずかに見えるくらいで新雪が深いことが直ぐに分かった。僅かに残るトレースをかすめながら登ると少しは楽で昨日より深いラッセルだったが気が付くと標高をかなり上げていた。そう思っている間にもトレースを午後には消し去りそうなペースで雪が積もる。今日は昨日よりも雪が深いためか登りでシールが滑ることはない。
3人で交代しながら登ってゆくと昨日沢を夏道の方へ越えた付近へ差し掛かる。今回は昨日とはルートを変え、沢を渡らずに右方向の斜面へと登った。真ん中の尾根から右側の尾根へ乗り上げるわけだが今いる真ん中の斜面が急で上りにくいため、今いる尾根の右斜面をトラバース気味に登ろうとし自分の沢方向の足を踏み出した瞬間足から下の新雪層が部分的に表層雪崩を起こした。サラサラーと音を経てて崩れ沢へ流れ込んだが3メートル程で直ぐに雪崩は止んだ。直ぐに後ろに戻って斜面の正面を上り返した。雪崩の始まりは小さな亀裂から始まるがこれが大量のデブリとなることを想像するとしっかりと気を引き締めて冬山に望む大切さを改めて実感した。
今日は雪は相変わらず積もり続けているが風は弱く、左手に鳥海の頂上まで見渡せる。いよいよ岩木山の直下にある岩塊が見える所まで登り上げた。今日は心なしか登りが楽だった。鳥海と岩木山の間を夏道が抜ける地点に合流した所でシールを剥がして滑り出した。
山頂直下でも風が弱くやや視界は悪いが十分滑りを楽しめた。自分はまだ滑走技術が未熟なので数度転倒して雪に埋まっていたが、nとKはすいすい滑りを楽しんでいた。雪が深いため傾斜が弱くなる中部下部では滑りにくかった。下部では枝下へのスキーの潜り込みには注意したい。
反省:シールの末端部を少しきつくすること。年末年始は冬型が強まり大量の降雪が予想されるので、年明けからの滑走では雪崩の可能性には十分に注意したい。また雪崩が起きやすい地形には入り込まないように注意したい。
今日で2020も山納め。コロナ渦で遠出はできなかったが夏の白神や八甲田、冬の岩木山へ通って魅力に気づくことができ良い一年だった。青森に来て2年目にやっと岩木山の魅力が分かってきた。やっぱり岩木山はいい山。皆さんお疲れさまでした。
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