雪庇が落ちる〜登りも下りも激ラッセルの寒風から赤坂山
- GPS
- 05:45
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 850m
- 下り
- 842m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:43
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、自販機、温泉、レストランなどあり。 オープンは7時なので料金所で待機しました。 |
写真
感想
大雪で30、31日は仕事に勤しんでました。まだ大雪ですが峠も越えたので山スキーに行くことにしました。これだけ雪が降れば何も北陸に行かなくても大丈夫〜ということで久しぶりにマキノスキー場から寒風〜赤坂山周回することにしました。
さすがにそんなには雪も多くないかなぁ〜とポンに傷がつくのを恐れて普通のスーパーファットにしたのですが何のそのこの激ラッセル。やっぱりポンにすれば良かった。とは言えこれでも相当太いのでラッセル頑張りましょう。
ちょっと斜度が強くなると往生します。ショートカットはなしに忠実に登山道を進みます。途中汗かいたので着替えてたら後続が。お、ラッセル交代か?と思って進むとその姿はまた見えなくなりました。
誰か代わってくれ〜と思いながら黙々とラッセルします。また後続の姿が見えるも消え、を繰り返します。そろそろ寒風が近くなったところでアウター下にもう一枚着ていたらようやく追いついてくれました。良かった良かった。
ついでに地獄ゴーグルも。準備終わってトレース追いかけると実に楽ちん。追いついてしばらくはラッセルの恩恵に預かります。
寒風が近付いて最後はこのコース10数回来ている私が再度ラッセルします。程なくして寒風に到着。後続の方も来られました。
彼らはここから滑るとのこと。私は物足りない?ので赤坂山まで〜と告げると「どおりで只者ではないと思った」「やっぱり変態」との反応が(笑)
寒風から先はガスガスで吹雪いてて厳しそうですが、装備に守られて寒くはありません。防寒テムレスだけで指先が冷たくないのはジンジャーエールのおかげでしょう。とは言え防寒テムレスも湿ってきたので途中で予備に交換しました。
ガスガスなのでルートが見えず、こまめにGPSを確認して進みます。違う尾根に下ると後が面倒です。天気良ければシール剥がして滑りますが今日の天候では無理、ずっとシールのまま滑ったり登ったりしました。
ちょっと油断して風下側に歩きすぎるとあっさり雪庇が崩れ落ちます。私は落ちませんでしたがなるべく風上側を歩きますが吹雪が強い。
そしていつの間にか粟柄峠に来ればあとは赤坂山を登るだけです。体力の余裕はまだあるので大丈夫。ここはだだっ広いのでどこ歩いても吹雪いてます。
そして山頂に到着。本来ここでシール剥がして滑るのですが今日は悪天候、こんなとこでシール剥がせませんからそのままシールで滑って鉄塔のところまで来て風も落ち着いたらやっと滑走準備です。
新雪の量がすごいので急斜面でも直線でOK。できるだけショートカットします。途中から平坦か弱い上りになり、まるで進みません。激カニラッセル、ストックで押して少しずつ進みます。まさに艱難汝を玉にす〜とばかり、一歩ずつ進めばいずれは着く!と奮闘します。これほどのカニラッセルは初めてです。カニになりそうでした(笑)
結局下りの半分くらいはラッセルしてたかも?と思うくらい長かったです。ゲレンデに降りたら快調に〜と思ったら新たに積もった新雪でやっぱり滑らず。最後まで試練でした。
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