鈴鹿の烏帽子岳(何もかも予想外でした・・・)


コースタイム
12:20 烏帽子岳山頂 着
12:35 烏帽子岳山頂 発
12:45 昼飯
13:20 出発
14:50 駐車場 着
天候 | 晴天なれど風少々強し |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本は東側の尾根を行きます。 途中で分岐が何箇所かありますし、整備されたゴム製のステップが埋めてありますが、それが曲者です。 登りではそれを頼りに楽をさせてもらえるのです。 しかし、それが落ち葉や土砂に隠れており、またよくわからない踏み跡があります。 下りで見事に道を失ってしまいました・・・ |
写真
感想
鈴鹿の烏帽子岳です。
恥ずかしながら迷いました。
どこで迷い込んだのかわからないのですが、今回初めて完全に道を見失ってしまいましたので戒めのためにアップすることにした次第です。
登山道は、中電の巡視路となっているようで急斜面もそんなに苦になりません。
しかし、薄い踏み跡や、巡視路の分岐が多く、また目印となるテープやリボンは少ないです。
結果、下山時に見事に迷いました。
最初に間違えに気がついた時、まっすぐ下って三国岳へのルートに出たので、そこから修正したのですが、その後再び西方にそれていったらしく、斜度のきつい雑木林を進み、一旦は登り返しを試みましたが、一度地図を確認して東方に進み、鉄塔を木々の隙間から見つけて、そちらへ向かいました。
鉄塔に出たことと、ゴム製の足場を見たことで安心するも、その鉄塔が自分が思っていたものと違うことに気がついて再び登り返してから、更に東方に雑木林をズルズル滑りながら進み、再びゴム製の足場を見つけて鉄塔に向かも、再び違う鉄塔であることに気がついた。
ゴム製の足場が付けられた登山道らしき道を登り返しながら、東方に向かう踏み跡を探し、ようやく発見して進み、元の登山道にたどり着きました。
登りでは二本の鉄塔が近接するところを登ってきたのですが、道を失ってから、その鉄塔よりも西にある二本の鉄塔のさらに西側に出ていたようでした。
迷った時間は、おそらく1時間程度だと思います。
元の登山道に戻れたのは、「木々の隙間から目標物となる鉄塔が見えたこと」「コンパスと時計の高度計で方位とおよその場所がわかったこと」だったと思います。
今回の教訓
1 地図をもっと確認しながら進む
2 迷ったら戻る
3 低い山、時間のかからない優しい山だからと油断しない
当たり前なことばかりですが、今回は身にしみて感じました。
烏帽子岳、鈴鹿の中では「低くて簡単な山」と思っており、山頂であった爺さんに「ここは子供がハイキングでくる山だから・・・」なんて言われ、すっかり気が緩んでいたんだと思います。
しかし、しかし、ここは山頂からの御池、藤原の勇姿、山頂手前の露岩では霊仙や伊吹山が綺麗です。(昼ごはんはここで食べました)
そして何よりも、迷い込みやすい分岐と地形は今まで歩いた中で1番でした。
個人的には、子供を連れて登る気にはなれない山です。
ろくに予習もしないで登ったことや、来た道をしっかり覚えてないなんて全く恥ずかしいのですが、今回はいい勉強になりました。
予想を激しく裏切られた一日でした。
本当にいい勉強をさせてもらいました。
はじめまして yuconと申します。
最近、道迷いのレコが増えているような気がします。
地図で見ると山頂から6つのルートに分かれており、送電線も滋賀県と三重県の2方向へ伸びており確かに下山路を間違いやすいですね。
東西南北に伸びる6つのルートに似通った鉄塔や送電線 ルートミスを誘発する要素が多いですね。鉄塔の番号や鉄塔から見た景色を憶えておられたことで早く間違いに気付き修正された事が良かったのかと思います。
後もう一つ二つ悪い要素(例えば悪天候、日没、滑落による負傷、疲労や熱中症等)が加わると「どえらいこと」になる可能性がグッと上がり単独行の怖さをひしひしと味わうことになります(私は一週間味わい尽くしましたが
迷った時にまず しなければならないことは自分のいる場所がどこなのか?つまり現在地の把握です。むやみに歩きまわって体力を消耗するより落着いて現在地の割出しに時間をかけた方が有意義だと思います。
地図やコンパスは当然ですが高度計やGPSが欲しい所です。最近はスマホのアプリでも安価に手に入るのでお守りとして装備されることをお薦めします。
なにはともあれ ご無事で良かった。これに懲りず山をお楽しみください。やっぱり山は好いです
では 良い山行を・・・・!
yuconさんのゴロ谷の話は拝見させていただいてます。
雑木林の斜面で自分の今の状況に気がついたときは「えっ?え〜っ!!」って感じでした
結構な焦り具合でしたが、天気が良くて時間にも余裕があったこと、yuconさんのおっしゃるとおり怪我もしなくて、体力にも余裕があったことが大事に至らなかった最大の要因でした。
当日に家族と晩御飯を食べているとき、密かに今までにない幸福を感じてしまいました
私の先生でありますchu-namaさんが「山は標高じゃないんですよ」とよく言ってます。
わかったような気でいましたが、まったくわかってなかったんですよね。
低い山だからって油断しないように、これからも楽しい山歩きをしていこうと思ってます
ご無事で何よりです。
自分も、ルートを間違えた挙句に7〜8m下が岩場で、足場がしっかりしていない
急斜面に取り付いてしまい、木に掴まりながら四苦八苦すること3〜40分・・・
何とか脱出・・・登頂断念・・・の、ほろ苦い経験を思い出しました。
それが自分のヤマレコデビューでした。
命を危険に晒したことへのショックの様な感覚、無事でいられた事へのありがたみが
込み上げたのは下山直後ではなく、自分の場合もやはり帰宅後だった気がします。
初めて養老を歩いた登山デビューから一年半経った現在・・・
ある程度の読図ならできるようになり、冬山行、養老に限ってはバリエーションルートも
楽しむ様になりました。
今は山を歩くことが楽しくて仕方がない。たぶんそんな時期なのだろうと思うと同時に、
そんな今が自分にとって最も危険な時期なのかもしれないとも、何となく感じています。
techikoさんのこの記録を読ませていただき、まだまだ自分が未熟者であるということを
常に念頭に置いての行動を心掛けなければならないと、再認識できました。
先にyuconさんの仰る通り、お守りの意味でもGPSは持つべきとの意見に自分も賛同します。
・・・とか言いつつ、まだ自分も手に入れていない状況なのですが・・・
今はコンパス・気圧・高度検索機能付きの時計で頑張っていますが、
GPSがもたらすであろう安心感に、とても魅力を感じているのも実際のところです。
なるべく早期のスマートフォンへの変更を検討したいと思います
貝月山の件ですね^^
GPS、欲しいですね〜
地図をしっかり読めるようになることが大切なのだとはわかっているものの、なかなか確実にとなると難しいです。
今回は時計の高度計と鉄塔の位置、そして麓の風景でなんとか危機を乗り越えれたのですが、もしも木々が生い茂り、鉄塔の位置もわからず、また天候が悪化→日が暮れるなんてなってたら・・・。
スマホはその大きさや、その扱い方法、画面が露出していることで破損の不安などから、なかなか決心がつきません。
どうも歳をとってきますと新しいものに変えていくのに億劫になってしまいますね
もはや説明書なんて、とても読めません
しかしGPS、早いとこ導入したほうが良いかもしれません。
う〜ん、皐月賞でガッツリいけないかしら・・・
追伸:裏山・表山のレコにありました現ロンド・ベル司令官の真似は決まってましたよ
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