水根貨物線跡〜奥多摩むかしみち 周回

2021年01月15日(金) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 20.1km
• 登り: 1,072m
• 下り: 1,072m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:45

距離 20.1km 登り 1,077m 下り 1,072m

7:47 水根バス停
8:37 8:38 白髭神社
8:55 小中沢公衆トイレ
9:45 9:50 氷川国際釣場
10:36 10:39 奥多摩駅
11:12 槐木公衆トイレ
11:36 小中沢公衆トイレ
11:50 11:56 境橋バス停
11:59 12:02 白髭神社
12:16 惣岳公衆トイレ
13:33 水根バス停
13:34 ゴール地点

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水根無料駐車場に駐車

写真

1/15 7:48

水根無料駐車場に停めました。
今日はここからスタートです。

1/15 7:49

水根駅跡地。
工事車両置き場になってました。

1/15 7:50

最初の陸橋とトンネル入口。

1/15 7:52

学生時代から見慣れた風景で、何も気にしていませんでしたが、水根貨物線の陸橋だったということをつい先日知りました。

1/15 7:53

ここから線路にアクセスします。

1/15 7:56

坂道を登って橋をくぐって石階段を登ると、線路に出ます。

1/15 7:57

最初のトンネル。

1/15 8:07

トンネル出口です。
遠目には封鎖しているようですが、普通に通り抜けられます。

1/15 8:08

あの鹿島建設が昭和27年に施工したようです。

1/15 8:08

2番目のトンネルです。

1/15 8:18

ほとんど100mおきにトンネルです。

1/15 8:22

線路脇の巨大な堰堤。

1/15 8:22

落ち葉で入口が埋まってます。

1/15 8:24

出口もです。

1/15 8:37

トンネル内でビバークした形跡がありました。

1/15 8:43

はるか下に民家を見下ろせます。

1/15 8:44

高度感のある陸橋です。
下は30mぐらいでしょうか。歩いているときは何にも感じませんでしたが、復路の奥多摩むかしみちから見上げたらかなりの高さでした。

1/15 8:55

恐怖感を増幅する絶妙な間隔の腐りかけた枕木の隙間からはるか下の涸れ沢がよく見えます。

1/15 8:59

トンネル、トンネル、またトンネル。
はじめのうちは数えていましたが、あんまり多いので途中でわからなくなってやめてしまいました。

1/15 9:25

奥多摩工業全景。
無秩序な建増しが却って昭和的SFチックな要塞感が漂います。

1/15 9:26

これ以上はもう進めません。
トンネル横の山道から日原街道に降りていきます。

1/15 10:15

ケーブルカーの要領で、無人トロッコがさっきの工場に石灰岩をどんどん運んでいきます。
さっきの工場全景といい、秘密基地っぽくて見ているだけでなんかもうワクワクしてきます。
動画も何本も撮ってしまいました。

1/15 10:20

別アングルから。

1/15 11:16

奥多摩むかしみちからの水根貨物線陸橋。
ついさっき、ここを歩いてました。
高度感あります。

1/15 11:41

渡ってるときはあまり気になりませんでしたが、こうして改めて下から眺めると、やっぱりそこそこ高い。
奥多摩むかしみちを歩いていると、散歩？をしている地元のおばあさん達みんなが挨拶してくれます。
なんだかとても恐縮してしまいました。

1/15 12:00

白髭神社。
岩がものすごくオーバーハングしています。
クライミングをやる人が見たらたぶん登りたくてたまらないと思いますが、そんなことをしたら間違いなくバチが当たるような雰囲気を漂わせています。

1/15 12:03

弁慶の腕抜き岩。

1/15 12:03

耳神さま。

1/15 12:07

下から眺めると、なかなかの高度感です。

1/15 12:20

しだくら橋。

1/15 12:33

道所橋。

1/15 12:33

1/15 13:20

奥多摩湖。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

単独登山おやじ

こんなことを言うと、良識ある方々からお叱りをいただいてしまいそうですが、水根貨物線跡は立ち入り禁止が建前のようですので、あくまで自己責任ということでお願いします。
水根貨物線は、小河内ダム(奥多摩湖)建設の資材運搬のために敷設されたそうです。ダム完成後、奥多摩観光開発を目的に西武が権利と免許を取得したらしいのですが、紆余曲折があって、事業化にならないまま廃線となり今日に至っているようです。
奥多摩むかしみちはほとんどが舗装路で、めったにないことなのですが、最後は足裏が痛くなってしまいました。
奥多摩工業は、実際に稼働していて採掘した石灰岩をガンガン砕いているのですが、工場の建て増しの無秩序感が廃墟的な佇まいを増幅していて、「未来少年コナン」や「未来世紀ブラジル」や「ブレードランナー」(全部古すぎ！)を連想して、いい歳こいて興奮して写真を撮りまくってしまいました。