季節外れの寒波到来の中、ヤビツ峠から塔ノ岳、で大倉へ下山

コースタイム
天候 | 曇のち霧雨のち雪、のち降雨。 山頂の気温はゼロ度 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:35発&8:18発 ヤビツ峠行きバス http://www2.plala.or.jp/kobato/main/bus_hd_yb.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
烏尾山の先の鎖場は渋滞箇所。この日は霧雨により岩場は濡れており滑るやすい状態でした。 下山後は、日帰り温泉:湯花楽秦野へ(大倉バス停からタクシー乗車で1,610円) http://www.yukaraku.com/hadano/ |
写真
感想
4月らしくない気候の中、夕方までは天候は持つだろうという予報を信じて、決行。
朝7時10分、秦野駅のバス乗り場に向かうと、この天候のためが予想以上に人が少ない。それでも定時の7時35分の10分前に一台臨時バスが出発。
7時27分着の急行で来るメンバー2人のため定時に乗車。しかし、あれよあれよと人が増え、その2人は乗車できず。どうせ臨時が出るだろうとタカをくくっていたら、今日はでないようだ。結局8時18分発の定時バスに乗車してもらい、ヤビツ峠で落ち合う。
待っている最中は寒いので、取り敢えず一緒に乗車したメンバーと登山開始前からバーナーで湯を沸かしコヒーをいただく。やっぱり温まりますね。いつも、トイレやら登山の準備に追われてますが、よくよく見ると山桜が咲き、峠の駐車場はいつもと違いチラホラ空きが。そうこうするうちに2人も到着。
消失した富士見山荘まで、バカ話に話を咲かせ車道を行きます。トイレ休憩をとり、ニノ塔までの登りを行きます。最初、寒いと思いフリースを着込み出発しますが、汗掻きの自分は10分ほどで汗が吹き出してきます。早々に着替え休憩をいただき再スタート。一本でニノ塔まで一気に行きます。ベンチに荷物を投げ出したい衝動に駆られますが、三ノ塔まで休憩はお預け。三ノ塔に着く頃には弱い霧雨が。
本来なら目の前に富士山とこれから行くルートが一望!のはずが、富士山との対面はならず、辛うじてルートは何とかというところ。で、霧雨が舞うは、寒いは、で我々は迷わず休憩小屋の中で小休止。
出発しようとした頃には弱かった霧雨もそれとはっきりとわかるほどに。このまま進むべきか、ヤビツに戻るか大倉へエスケープするか迷いながら烏尾山に。回復はすることはないだろうけど、鎖馬を通過する前に天候の一層の悪化はないだろうと判断し続行。いつもは大渋滞の鎖場も多少待っただけでパス。
登って下ってをいくつか繰り返し、順調に新大日へ。さぁ、あと一踏ん張り。ネジを巻き直して進みます。と、しばらくするとシカが。木の影に。更に向かいから1頭、2頭と歩いてきます。シカの撮影会になり、シカの後を追うと斜面に雌ばっかり5頭ほど、草を食べてます。彼女たちに罪はないけど、こうして草が食べ尽くされて丹沢山塊の崩落が進んでいることは考えさせられますね。撮影会を終え、歩を進めるに連れ、何やら空から落ちてくるものが霰に。木々も霧氷が。まさか4月に丹沢でお目にかかれるとは!
塔ノ岳の登りをひと頑張りし、何も見えない山頂に到着。山頂標識のあたりから尊仏山荘も霞んだ景色。外では寒いので迷うことなく山荘で休憩。甘酒を頼み、昼食です。カレーヌードルと奥さんに作ってもらったおにぎりを甘酒と、ビールと。
前日は札幌へ出張していたので、晴れ空の下、富士山を見ながら北海道限定のサッポロCLASSICを飲みたかったんですが・・・・・。
小一時間ほど体を温め下山の開始です。鍋割を経由して二俣に下るルートとも悩みましたがオーソドクスに大倉を下山です。いつもは大名行列のように登山者が列を成してますが、今日はチラホラと。途中表尾根側以上の霧氷を見ながら、高度を下げます。高度を下げるにつれて段々と雨をわかるような降り方に。いつ本格的な降りになるのかハラハラしましたが、結局ザバーと降ったのは大倉バス停に着いてから。
お目当ての富士山には会えなかったけど、妙に充実した山行でした。
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