冬季登山講習 雪洞ビバーク、ビーコン、雪上歩行、ラッセル、ピッケル
コースタイム
天候 | 1日目 雪 風やや強い 2日目 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
積雪2〜3mくらいの斜面 |
その他周辺情報 | 越後湯沢周辺はスキー場が閉鎖中?のようで人が少なく駅前のお店も休業している店が多い様子。 コンビニはオープンしてます。 |
写真
感想
きちんと雪歩きができるようにと冬季登山講習に参加。
クリアドベンチャー主催。 受講費 2日間25000円。(現地集合、食事は自炊、宿泊は雪洞ビバーク)
密を避けたいので少人数で受講でき、コロナ対策をしっかりやっていそうな講習会を選び、さらに参加者が少なそうな平日で参加、講習会場現地集合で、講習中もマスク着用。宿泊は1人1つの雪洞で宿泊。 今回はワイワイ楽しくやるというより、必要なこと以外は話をすることもなくしっかりと受講できました。
下記はいろんな備忘録メモ。
■0日目
現地の天気情報を得ようと、ライブカメラ映像を確認しとうとしたら、平日はロープウェイ休業とのこと。講習会主催者に確認したところ情報チェック漏れだったとのこと。講習会場変更が谷川岳から越後湯沢に変更となった。
■1日目
早朝出発し、越後湯沢駅前集合。全員時間通りに集合して、講習会場へ各自の車で移動。
講習会場の駐車場2日間で2000円。
早めに昼食をとって講習開始。
挨拶、自己紹介のあと、ツボ足、ワカンとアイゼンの装着、登り下りトラバース、ラッセル歩行、ピッケル持ち方。使い方の講習。
夕方から1人1人雪洞掘り。
製作に2時間以上かかった。
まずは安全な場所探し。入り口作って、雪の深さを調べて形状を決める。
せっかくなので居住性も考えてテーブルを作りダイニングとし、この辺りに天井を高めに。
雪の排出。穴掘り、仕上げ曲面、外周床面に溝
寝やすいような床面にする。
入り口はツェルトで塞ぎ、内側から荷物で隙間を塞ぐ
スコップ、ピッケルも雪洞に入れておき崩落時に脱出できるようにする。
ロウソクが消えてしまったら酸素不足。
人体へダメージが出る前に火が消えるらしい。
一酸化炭素は別問題かな。
室内は雪の溶解熱のため気温0℃で安定する。
氷点下20℃とかの気温ではテントより暖かい。
あまり気温が低くないと労力の無駄。
床面からの断熱が重要。
天井からの水滴防止のため、ドーム型に。
一晩経つと天井が下がることがある。(今回は表層側にクラスト面があったので室内高は変化しなかった)
■2日目
6時起床
食事。
前日のお湯は水筒を寝袋に入れておいて、24時間で30℃くらい?
ラーメンとコーヒー、クリームパン。
お湯を沸かしている間は気温4℃くらい。水滴が落ちてくる。
準備
着替え、片付け、パッキング。
雪が入らないようにしたいが難しい。
雪洞崩し。結構、丈夫な天井でした。
8時〜ワカンで滑落停止練習にためのバーン圧雪
初期停止練習 登りの場合は前に転んだ瞬間にピッケルを刺す。下りの場合は尻もちをつくケース、つまづいて前へ倒れるケースがある。いずれも倒れる時にピッケルを刺して滑り落ちないことが大切。
滑ってしまった場合のためにソリに乗って滑り、滑落状態からの停止練習。
ピッケルを胸に引き付けて、しっかり刺し、足を上げる。
ビーコン捜索、プローブ、希望者はで埋められる埋没練習。プローブで刺した感触。
質疑応答。記念撮影。
現地解散。
いろいろと参考になって、勉強になりました。
特によかった点
雪洞作り、ビバーク
ビーコン捜索
ピッケルの使い方
また1つ経験値を上げることができました。
安全第一。
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