三浦アルプス(中尾根〜茅塚〜大沢谷;藪ルート二つ)
- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 568m
- 下り
- 598m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
またまた、tuchifutatuさんのGPXを頼りに大沢谷の藪ルートです。今度は茅塚の笹薮からうまく侵入できました。tuchifutatuさんに感謝です。
この日の山歩きでは、ハプニングが二つありました。一つは、知り合いの女性の山仲間で、何と山の中ばかり3度目の遭遇です。一度目は、一昨年夏の北アルプス、連日雨と風の中を縦走した時の山小屋で、二度目は谷川岳からの帰りのバスの中で、そして三度目が今日茅塚で。昼食を終わってちょっと声をかけて見たら、顔を覚えるのが苦手な私は全く気が付かなかったのですが、相手の方が覚えて下さっていました。世の中広いようで狭いようで。。。
二つ目のハプニング。二つ藪をこなしたことで緊張感が途切れてしまったのでしょうか、帰りの南尾根で、蔓に足を取られ前のめりに転んだ拍子に、登山路脇きれいに切り払ってあった笹薮の株に顔面から突入。自分の顔は自分の目では見えないので怪我の様子は判りません。取り敢えず切れているところをガーゼで抑えていると血が止まったので、その上からマスクをして、急遽予定変更、栗坪分岐から下山しました。家に帰って、どんなところが切れているのか確かめようとガーゼを外したところ、今度は血が止まらなくなり、ポタポタ血を垂らして、近くのお医者さんに駆け込みました。唇の裂傷で4針縫って貰いました。幸い化膿することなく、1週間で抜糸、完治しました。
この時思ったことは、ザックの中に救急セットを入れておいて良かった、ということ。無駄なようでも、必携品ですね。それと、この程度の傷で済んでよかったということ。もし、目をやられていたら、倒れた先が険しい谷になっていたら、と思うとぞっとします。不幸中の幸いです。三浦アルプスに大勢いらっしゃる観音様が助けて下さったのだ、と思うことにしています。いずれにしても、大事故に繋がらないヒヤリハットの経験は貴重です。山歩きの心構えが、また、一段と進歩しました。
完治したそうですが、4針とは…ご無事で何よりです。
何があるかわかりませんね。自分も身の引き締まる想いです。
どうぞお大事になさって下さい😥
危ないと分かっているところは一歩一歩足元を確かめて歩くので、余程のことが無い限り事故を起こすことは無いと思いますが、いつも歩きなれている道こそ気を引き締めることが大事なんですね。高校生の時に国語の授業で習った兼好法師の「高名の木登り」の話を改めて思い出しました。
ただ、別の観点から見れば、こういったヒヤリハットの経験が、無意識の危険回避行動や、いざという時の反射神経を磨いてくれるので、大事に至らない程度のものは、経験が多ければ多いほどいいのではないかと。ただ、大事に至るかどうかは自分で決められないのが問題ですが。。。
もう一つ、この時に得た教訓は、傷がある程度深いと予想されるときは、折角血が止まっているときに、ガーゼを取り除いて傷の程度を見よう、などとしてはいけない。そのまま医者に直行すべし。ということです。ガーゼを外した後血が止まらなかった時は本当に慌てました。
不注意な自分の恥を晒すようですが、こういう経験談も、他の人には少し役に立つのではないかと。。。
大事に至らず、また完治されたとのこと、よかったです。
緊張が解けた後の一瞬の出来事だったのでしょうか。
私も年末に帰宅間近の慣れ親しんだ仙元山コースで転倒、一歩間違えば谷底とのヒヤリハットを経験し身を引き締めました。なるほど!山歩きの心構えの進歩ですね!勉強になりました。貴重な体験をお話しいただきありがとうございました。
211m峰尾根良さそうですね。ルート情報参考にさせて頂きます。
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