宝剣岳 サギダル尾根
コースタイム
ロープウェイ降り場 9時→ サギダルの頭 11時
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
山岳会の先輩Oさん、Kさんに、アルパインに連れて行ってもらった。
同じ山岳会の別パーティ2つが、中央稜を登るので、我々と合わせて、宝剣岳集中といったところ。
千畳敷に降り立つと、そんなに寒くない。
周りはスキーヤーだらけ、岩の格好をした人はいない。
ここで、中央稜を登るパーティと分かれる。
サギダル尾根は神社の裏から伸びている尾根。
忠実にたどるのであれば、神社の裏から取り付くんだろうが、下の方は一応岩はでているものの、ロープなど到底必要ない状態なのでパスする。
向かって尾根左の急な斜面を登って、途中から取り付く。
写真で見ると、サギダルの頭がある一番上の三角部分のところ。
何だか、稜線までの6割くらいを、雪斜面の登りだけで登ってしまった。。。
さて、尾根に取り付いてほんのちょっと登ったところでロープを出す。
今日は自分がいるので慎重に、ということ。
Kさんがリードで登る。
潅木でビレイする。草まじりの雪斜面を20mほど登ると、岩のセクションに出る。
Oさんのコメントでは、2級から3級くらい。一部いやらしいところもあった(と自分は感じた)が、概ね問題なくクリア。
セカンドに限っていえば普段ジムに行っている人なら問題ないレベル。
ちょっと高度感があるところもあって楽しい。
そんな感じで1ピッチ目終了。
大岩にワイヤーが巻きつけてあるので、そこで区切る。
下を見ると、後続の男性4人パーティが登ってくる。
後続組は、ワイヤーの大岩の少し下の際どい部分まではノーザイルで上がってきた。この分だと、彼らは上まで1ピッチで上がれるだろう。
ワイヤーでセルフをとり、ビレイ。ここもKさんリード。
大岩を乗り越すと、小さな雪のナイフリッジ。ここが一番高度感があった。
リッジを渡ると、すぐに潅木セクション。10mほど上がると、ハイ松脇の雪の急斜面に。
2本ぶら下げてきたわけだが、これくらいなら1本で十分である。
25mほど登るとサギダルの頭に到着。
Kさんはサギダルの頭で座ってビレイしていた。
大体2時間弱で今日の本題は終了。
まだまだ時間があるので、極楽平周辺で歩きのトレーニングをつけてもらう。
「オラ!腰が引けてるぞ!」とOさんのゲキが飛ぶ・・・ということはなく、やさしく教えてもらいました。
スキーヤーが滑る斜面を登ったり降りたりトラバースしたり、今日の雪は一部デロデロしていて、アイゼンが効きにくく滑りやすい雪質。
こういうのは練習にはもってこいだ。
何度か昇り降りして、最後は千畳敷ホテルまで、走って下山。
ピッケルが引っかからないように逆手に持って走り降りる。Oさんによればこれも練習なんだとか。
ホテルに着くが、まだ時間が早い。
中央稜に行った仲間の様子を見に行くことに。
カールを超えて、中央稜に近づく。
黄色と赤のヤッケが見える。なかなか動かない。苦戦している模様。
我々は、中央稜のすぐ横のルンゼを登り、仲間が岩登りしている様子を真横から観察。
オケラクラックというところを登っているようだ。
自分はルンゼの最上部をダブルアックスで登る練習をして稜線に出る。
そのまま登山道を降りて、ホテル到着。
結局宝剣岳の山頂へは行かなかった。
ホテルで乾杯して、仲間の帰りを待ち、ロープウェー最終便で下山。
駅前の水車でソースカツ丼、馬刺し、諸々を堪能して終了!
Oさん、Kさん ありがとうございました。
もっと精進します。
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