思いがけない大展望―秘密基地のような柏木山(高ドッケ)散歩


- GPS
- 04:05
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 381m
- 下り
- 398m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子07:45(JR八高線) 東飯能08:23 飯能駅🚏09:04(国際興業バス)¥210 (東飯能駅🚏09:07) 永田大杉🚏09:15 復路: 東飯能14:06(JR八高線) 八王子14:42 |
写真
感想
東京新聞に連載の「ゆる山歩き」で紹介されていたという柏木山。
低山ながら展望がいいとのことなので家族と散歩に。
出発地点の吾妻峡入口の最寄りバス停は「永田大杉」になり、ここは湯の沢・名郷・さわらびの湯方面の路線になるので東飯能駅前からも乗れるのだが、時間もあるし、8月に棒ノ折山に行ったとき満席で座れなかったこともあるので始発の飯能駅まで歩いていく。
が、何のことはない、季節柄なのかバスはがら空きだった。
これなら東飯能駅前から乗っても問題なかった。
永田大杉バス停から畑の間を下っていくとすぐに吾妻峡だ。
前に天覧山と多峯主山に登った後にこの吾妻峡を歩いたことがあるが、あれはもう6年前のことだ。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-615107.html
今日は吾妻峡は横切るだけで、対岸へと渡る。
柏木山の登山道入口は小さな駐車場のようになっていて、たくさん車が止まっていた。
これは人がたくさんいるのかなと思ったが、登りだすとそんなに人でいっぱいという感じではなかった。
柏木山(高ドッケ)は「飯能市ハイキングコース外」との表示があり、私有地になるのだろう。
カモシカに関連した色々な置物やら案内表示がありちょっとした秘密基地のような雰囲気だ。
杉の植林地だったのだろうが、思いっきり伐採してあるので、思っていた以上にものすごく展望がよかった。
標高は303mとすぐ近くの多峯主山よりちょっと高いくらいなのだが、思いっきり伐採してある効果なのだろう、関東平野一望といった感じだ。
今日は冬型の気圧配置で北西の季節風が強いとの予報だったが、思ったより風は強くない。
そして2月間近となると陽の光も力強さを増していて、暖かさを感じる。
手作りのテーブルやベンチをたくさん設置してくれているので、展望を楽しみながらゆっくりとお茶を飲む。
帰りは、パワースポットである「カモシカ神社」のある「カモシカ新道」で戻る。
「カモシカ神社」は、なかなか独特な雰囲気だった。
それにしても本当にこんな低山にカモシカがいるのかなと半信半疑だったのだが、帰宅後調べてみると、本当にカモシカが生息しているらしい。
途中に「これよりニュージーランド」の標識があり、シダの多い道は日本特産のスギを除けば、たしかに去年歩いたニュージーランドのミルフォードトラックに似た雰囲気もあった。
同じ道を戻るのも面白くないので、帰りは赤根峠から南側に伸びる尾根を下りる。
下りた県道周辺には「飯能住まい」を推奨している旗がところどころ立っていて、別荘のようなおしゃれな家が何棟か建っていた。
この県道は、東京都の青梅市とも、名栗方面とも接続している場所だ。
そういえば学生の頃、名栗辺りは別荘地として人気があると聞いたことがあるが、あれから20年、今はどうなのだろう?
飯能駅方面に戻るためにまた丘陵地を登り返し美杉台という住宅地へ至る。
この美杉台は柏木山より標高は下がるので東京都心方面は加治丘陵に隠れてしまっていたが、さいたま市方面から筑波山まで見晴らしの効く気持ちのいい住宅地だ。
この丘を下って入間川を渡れば、飯能駅はすぐ。
飯能駅の駅ビルの中には登山用品店の「ひだまり山荘」があった。
飯能は秩父方面、奥武蔵ハイキングの入口となる都市なので登山人口も多そうだ。
だからアニメ「ヤマノススメ」の舞台にもなったのだろう。
想像した以上によかった柏木山。
本格的な登山ができないときは「ゆる山歩き」に紹介された山の散歩をしてみよう。
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