記録ID: 2885734
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ハイキング
奥武蔵
知ってたけど寄り道した事のなかった山(吾野駅→龍崖山→前坂→高岩山→久久戸山→スルギ→滝不動→吾野駅)
2021年01月30日(土) [日帰り]
埼玉県
Teo
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 792m
- 下り
- 788m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:35
伊豆ヶ岳級の標高だと雪が残っていそうだったのでそれよりももっと低い山へ。
今年に入ってからヤマノススメの影響で飯能百名山にリストアップされている山に行ってみようと言う事で、今回は前坂から飯能アルプスを歩いて子ノ権現に行く時に知ってはいたけど寄り道した事の無い、龍崖山と久久戸山に行ってみる事にしました。
そしてこのコース上からの寄り道ルートに高岩山と言うのがあると言うのは飯能百名山リストアップで知ったのでそこにも行ってみる事にしました。
しあげは浅見茶屋でうどん…と思っていたのですが、今日は休業。
うーん、土曜日はやってる筈じゃあ。
サイトが消滅してからは休業日が確認出来なくて困りものです。
今年に入ってからヤマノススメの影響で飯能百名山にリストアップされている山に行ってみようと言う事で、今回は前坂から飯能アルプスを歩いて子ノ権現に行く時に知ってはいたけど寄り道した事の無い、龍崖山と久久戸山に行ってみる事にしました。
そしてこのコース上からの寄り道ルートに高岩山と言うのがあると言うのは飯能百名山リストアップで知ったのでそこにも行ってみる事にしました。
しあげは浅見茶屋でうどん…と思っていたのですが、今日は休業。
うーん、土曜日はやってる筈じゃあ。
サイトが消滅してからは休業日が確認出来なくて困りものです。
| 天候 | 快晴 それなりに寒い。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
飯能着7:41の準急 飯能発7:52の西武秩父・御花畑行き 吾野着8:14 乗客全然減らず。いつもどおりの混み方。 帰り 吾野発14:09の飯能行き うげぇ、今日って西武のウォーキングイベントやってたのか。 吾野駅に到着したら沢山の人が群がっていて気づきました。 吾野駅がゴールだったおかげでやって来た4000系にはボックス席に空きがある程でしたが吾野で完全に埋まりました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・吾野駅→龍崖山→前坂 いつもの前坂への道を登ります。途中で90度右に折れている場所があります。 前坂から下りて来たら吾野駅は左に直角に曲がる地点です。 そこを真っ直ぐ行くと龍崖山です。 前坂のメインルートからは外れるのでバリケードされています。 そこを直進すると結構下って行きます。ちょろっと行った先にあるイメージでしたが、予想以上にありました。 平坦な場所に出てから登り返します。成程、山頂に向かっている感じ。 そこそこの斜度はあります。下りでザレるのが嫌だなあと思いつつ登ります。 実は龍崖山は城跡なので途中に堀切があります。「埼玉の城」では二つある事になっていましたが、明瞭なのは一つだけでした。確かに右に落ちているのもあったけどあれもそうなのか。 特に案内テープとかは無いので地図で方向を確認しながら行きますが、正しい方向へ向かえば下ってから登るだけです。踏み跡もまああります。帰りはその逆。 5分で行って5分で帰る、なんて勝手に思っていましたが行きが13分で帰りが11分でした。 その後メインルートに戻ったらゆるゆると前坂迄登ります。 ・前坂→栃屋谷林道→祠・高岩山入口 おなじみの飯能アルプスです。 この区間はちょっと登ってから栃屋谷林道めがけてぐっと下がります。 ・高岩山入口→高岩山 難儀しました。想像を遥かに超えて難儀しました。 地図上では栃屋谷林道から尾根上を行ってその突端と思っていたのですが、途中の、登山詳細図に「岩」と書かれた二箇所が大変。 どちらもよくある話で登りはまあ登れるけど下りが大変な道です。 登山詳細図では注意書き無しでルートが何となく岩を迂回してるみたいに書かれていますが、明瞭に迂回出来る踏み跡がある訳でもありません。 最初に出現する岩場はここは乗り越える場所と理解して進みました。 次に出現したピーク(栃屋谷林道から行くと苦もなく行ける)が高岩山かなと思ったのですが、山名標が無いし、ちょっと近いし、違うかなとスマホのGPSを見たら未だ全然手前。 じゃあどっちに進むのかとスマホのGPSを見たら何故かコンパスが狂う。マジ狂う。 北向きで一度正しい方向を向いて、そこからくるりと南西から南東へと身体を回すとコンパスが突然向きがジャンプして南東方向を向いてる筈なのに西を向きます。 何度やっても、ちょっと移動しても駄目。 地図上では南方向へ下ってから尾根を東南東へ進む筈なので、別に持ってる伝統的なコンパスで向きを確認して、その方向の理論値の方へ下りました。凄い嫌な急な下りだったけど。 ぐっと下ってから割合平坦な尾根を東南東へ歩くと高岩山に到達しました。 方向の確認や岩場の困難さで行きが50分、帰りが28分でした。 帰りは少し要領が分かったのでかなり時間短縮はされています。 ・祠・高岩山入口→坂石地蔵→栃屋ノ頭→六ツ石ノ頭→スルギ坂 ここはおなじみの飯能アルプスルート。 さっきまで居た高岩山への道から戻ったらまるでこの道が国道を歩いているかの様に楽で楽でw いや、高岩山で体力を使ったので登りはちょっとくたびれていましたが。 疲れていない時は六ツ石ノ頭を過ぎたらあとはスルギまで全部下り、なんてイメージだったのが実はちゃんと少しはアップダウンあると言うのを思い出します。 ・スルギ坂→久久戸山→スルギ尾根→スルギ スルギ坂から直登します。結構な斜度あります。疲れているからかもしれませんが。 場所的にそうなのですが、スルギ坂からスルギに行くのよりもずっと歩きます。 でも踏み跡は分かるので迷わず到着。 ところがここからが事前勉強をおろそかにしたせいで失敗しました。 そのまま直進したら子ノ権現へ向かう道に出るだろうと安易に進んだらほぼ踏み跡は無くなり、おかしいとGPSを確認したら西南西の尾根に入ってます。久久戸山の方迄戻ってから子ノ権現への道方向へ下りますが、踏み跡が無い。方向だけは分かるので強行突破しました。急斜面じゃないので何とかなりましたが、後で登山詳細図を見たら一旦戻る様な方向から下るんですね。 スルギと子ノ権現を結ぶ道に出たらその後は3分でスルギに到着。 ・スルギ→滝不動→吾野駅 ここから滝不動へ下ります。ここは何度か歩いたのでまあ分かりますが、今回何度か道を見失ったので少し弱気で地図を確認しながら合ってる方向へ下りました。 すぐに作業道が出現するので、無理せずそこを歩きます。 その作業道だってかなりの斜度なんです。 やがて滝不動に出たらあとはいつもの吾野駅迄の道です。 |
| その他周辺情報 | トイレは吾野駅と御嶽神社第一駐車場にあります。 |
写真
これが「埼玉の城」の地図で書かれている「堀切1」かと思います。こちらから行くと若干さがった所が左右に切れ落ちていて堀切となっています。
そして正面は大きく登らねばなりません。
2
これが「埼玉の城」の地図で書かれている「堀切1」かと思います。
こちらから行くと若干さがった所が左右に切れ落ちていて堀切となっています。
そして正面は大きく登らねばなりません。
こちらから行くと若干さがった所が左右に切れ落ちていて堀切となっています。
そして正面は大きく登らねばなりません。
ボケちゃいましたが(今回全部近接写真に失敗してる)、龍崖山の山名標です。が、誰かが書き足しで「違います 物見山」って書いてます。
うーん、私が資料として見てる地図や本では全部「龍崖山」って事になってます。
一方で物見山と書いた物にはお目にかかっていません。
ともかく、ルートに戻りましょう。
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ボケちゃいましたが(今回全部近接写真に失敗してる)、龍崖山の山名標です。
が、誰かが書き足しで「違います 物見山」って書いてます。
うーん、私が資料として見てる地図や本では全部「龍崖山」って事になってます。
一方で物見山と書いた物にはお目にかかっていません。
ともかく、ルートに戻りましょう。
が、誰かが書き足しで「違います 物見山」って書いてます。
うーん、私が資料として見てる地図や本では全部「龍崖山」って事になってます。
一方で物見山と書いた物にはお目にかかっていません。
ともかく、ルートに戻りましょう。
栃屋谷林道に出る直前に見えた山ですが、これが高岩山かなあと思ったものの、このあと実際に歩いてみたらここで見ているピークは二つ目の岩場のピークですね。
1
栃屋谷林道に出る直前に見えた山ですが、これが高岩山かなあと思ったものの、このあと実際に歩いてみたらここで見ているピークは二つ目の岩場のピークですね。
9:46 栃屋谷林道から子ノ権現方面へ入る、祠のある地点よりももう少し林道を歩いたこの地点から高岩山へ入ります。
10:01 ひとつ岩場を越えてその先のピークに到着。なんだか高岩山って名前にふさわしい気にしてくれるピークなので最初はここが高岩山かと思いました。
2
10:01 ひとつ岩場を越えてその先のピークに到着。
なんだか高岩山って名前にふさわしい気にしてくれるピークなので最初はここが高岩山かと思いました。
なんだか高岩山って名前にふさわしい気にしてくれるピークなので最初はここが高岩山かと思いました。
山名標は無いけどこれで満足しようとして引き返すのですが、その時に尾根の選択を誤ります。あれ？さっき越えた岩場ピークが先に見えないぞ。これは間違えたなとスマホのGPSを取り出すと、なんということでしょう、未だ全然高岩山に辿り着いてないではありませんか。と言う事で今さっきのピークに戻り、何かの廃墟の方を確認します。
これあとでちゃんと登山詳細図を見たら「蚕影社」と書かれていました。
養蚕信仰の祠があったみたいです。もう痕跡だけになっていますが。
そしてコース状況の所で書きましたが、アナログコンパスとそれによる地図の確認の結果、この蚕影社の斜面の方向へ下る事になります。
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山名標は無いけどこれで満足しようとして引き返すのですが、その時に尾根の選択を誤ります。あれ？さっき越えた岩場ピークが先に見えないぞ。これは間違えたなとスマホのGPSを取り出すと、なんということでしょう、未だ全然高岩山に辿り着いてないではありませんか。
と言う事で今さっきのピークに戻り、何かの廃墟の方を確認します。
これあとでちゃんと登山詳細図を見たら「蚕影社」と書かれていました。
養蚕信仰の祠があったみたいです。もう痕跡だけになっていますが。
そしてコース状況の所で書きましたが、アナログコンパスとそれによる地図の確認の結果、この蚕影社の斜面の方向へ下る事になります。
と言う事で今さっきのピークに戻り、何かの廃墟の方を確認します。
これあとでちゃんと登山詳細図を見たら「蚕影社」と書かれていました。
養蚕信仰の祠があったみたいです。もう痕跡だけになっていますが。
そしてコース状況の所で書きましたが、アナログコンパスとそれによる地図の確認の結果、この蚕影社の斜面の方向へ下る事になります。
方角的に間違っていないと言うのを信じて急斜面を下り、尾根に入ったところで東南東方向へ進むと高岩山に到着しました。10:36です。
なんと、栃屋谷林道から入って50分もかかりました。
こんなに難儀するとは想像もしていませんでした。
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方角的に間違っていないと言うのを信じて急斜面を下り、尾根に入ったところで東南東方向へ進むと高岩山に到着しました。
10:36です。
なんと、栃屋谷林道から入って50分もかかりました。
こんなに難儀するとは想像もしていませんでした。
10:36です。
なんと、栃屋谷林道から入って50分もかかりました。
こんなに難儀するとは想像もしていませんでした。
高岩山からの帰り道。さっきの蚕影社のあるピークですが、この岩場を登るの？と重い気持ちになって、この写真で言うと右方向にトラバースする形で登りました。右方向にトラバースするとさっき一度間違えた尾根に出ます。
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高岩山からの帰り道。
さっきの蚕影社のあるピークですが、この岩場を登るの？と重い気持ちになって、この写真で言うと右方向にトラバースする形で登りました。右方向にトラバースするとさっき一度間違えた尾根に出ます。
さっきの蚕影社のあるピークですが、この岩場を登るの？と重い気持ちになって、この写真で言うと右方向にトラバースする形で登りました。右方向にトラバースするとさっき一度間違えた尾根に出ます。
11:10 飯能アルプスのルートに戻って坂石地蔵前で休憩しました。
流石に高岩山の往復は疲れた。
4分後に出発します。
流石に高岩山の往復は疲れた。
4分後に出発します。
堂平山分岐手前、大高沢入山付近にこれがあったんですが、「大楢峠〜大高山」の登山道ってどこ？崩落箇所ってどこ？
12:10 スルギ坂です。
いつも子ノ権現に行く時は右の緑のスルギ方面へ行きますが、今回は久久戸山目指して青い線へ進みます。
いつも子ノ権現に行く時は右の緑のスルギ方面へ行きますが、今回は久久戸山目指して青い線へ進みます。
久久戸山ってちょっと寄る程度なのかと思っていたのですが、結構な登り。
しかも目の前の斜面を登りきったその先にもう一段斜面がありました。
しかも目の前の斜面を登りきったその先にもう一段斜面がありました。
山頂にはよくあるテープに書かれた山名の他に最近見かける木片の物。
そしてこんなのまでありました。
みんなどうしてこんなに久久戸山にこだわるんだ。
そしてこんなのまでありました。
みんなどうしてこんなに久久戸山にこだわるんだ。
山頂から西へ直進したのはルート選択ミス。
一度戻って今度は北北西へ下ろうとしたものの、踏み跡無しでこの斜面を強行突破して下りて来ました。
一度戻って今度は北北西へ下ろうとしたものの、踏み跡無しでこの斜面を強行突破して下りて来ました。
ちょっと登り返して浅見茶屋へ…
あー、本日休業か…
浅見茶屋に近づいても駐車してる車が居ないので「駄目かな」とは思いましたが。
あー、本日休業か…
浅見茶屋に近づいても駐車してる車が居ないので「駄目かな」とは思いましたが。
そうそう、少し下るとこの時期に満開になってるロウバイがあるんですよ。
昨年気づいたの。
昨年気づいたの。
感想
龍崖山は、私が山城の城跡趣味があるので以前から気にしていた山でした。
久久戸山は、みなさんも経験済みかと思いますが前坂から子ノ権現に向かう時、スルギを経由したのに山行記録の経路に入っちゃう山です。それだけルートに近いのですが、一度も行った事が無くて毎回ルートの欄から消していました。
この二つが以前から知っていたけど寄り道をした事の無い山です。
飯能百名山リストに入っていたので今回行ってみる事にしました。
そしてさらに飯能百名山リストにあったこのルート近辺の山として高岩山が目に入ったのですが、これは辛い。ふらっと行く山じゃないです。
蚕影社と言うのは今回初めて知ったのですが、そう言う系統の祠があるんですね。
これはひと目見た価値はありました。
形をとどめていはいなかったのですが。
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