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Yamareco

記録ID: 2889033
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

御前山〜金剛山(桂川橋起点で周回)

2021年01月31日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 神奈川県 山梨県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
15.3km
登り
900m
下り
894m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:36
合計
6:30
距離 15.3km 登り 900m 下り 901m
7:26
96
スタート地点
9:02
9:06
49
9:55
9:57
111
11:53
12:00
21
12:21
12:33
12
12:45
15
13:00
13:10
11
13:21
13:22
5
13:27
29
13:56
ゴール地点
天候 はれ
https://tenki.jp/past/2021/01/31/satellite/japan-near/
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上野原ICを降りて、信号を左折します。くねくね下って、「島田駐在所前」交差点を過ぎて桂川橋を渡る直前で右へ入って川べりに下ります。たぶん15台は駐車できます。am730で私で2台目、戻ったら、7台に増えてました
コース状況/
危険箇所等
●晶子ゆかりの桂川小散歩
きっかけは、1月4日の山行、岩戸山で、昭和15年、病に倒れた与謝野晶子が松留「依水荘」に転地療養して、依水荘から眺める岩戸山(関野山)を「関野山青瓦の家のかがやくに似て桂川そのかたへ行く」と詠んだ、という案内板を目にしたことでした。webで、https://mitte-x-img.istsw.jp/hakken-uenohara/file/上野原水辺の風景.pdf
を見つけて、川岸をちょと歩いて、元「依水荘」の建物を見に行きました(上野原ICで下りて、まず、自動車で国道20号で崖上に上がって、入口からちらっと建物を見てから、桂川橋に下りて、駐車しました)

●鶴島集落〜御前山
集落を抜けて、墓地脇の道標に従って、御前山を目指します。九十九で登った後、露岩が出ると、急登が始まります(写真4、5を参照)辛抱我慢、で登攀します。傾斜が緩むと、嘘のような平和な山頂部となります(写真6参照)

●御前山〜栃穴御前山〜鶴島集落
山頂からしばし緩傾斜を下って、分岐で下りずに右に進むと、眼前に「蟹の挟み岩」が佇む(写真7、8を参照)のが目に入ります。そこから急下りして、栃穴御前に向かいます。台風の影響か、数箇所倒木があり、殊にそうしたところは、ザレて下るのに苦労します。その上、ときどき下から犬の吠え声(わんわん)と銃声(パーン)が聞こえます。鞍部に到達した頃には、半泣きです。で、登り返すわけですが、何しろ、下から見たとおりのM字ですから、とんでもない急登です。露岩をひいひい攀じ登ります(写真10参照。)頂上には何もないです。あるのは、達成感が少しと、この先、ホントに下りられるんかいな、という大きな不安だけ(笑)

で、ザレの急下りが続きます。下るにつれ、要所に控えめなピンクテープが案内してくれます。とてもありがたいんですが、道を教えてもらっても、ザレ過ぎてて下りられん、って感じ。麓の民家がすぐ下に見えてからも、ずいぶん時間をかけて、舗装路に降り立ったときは、心底ほっとしました。で、右へ向かうと、舗装は間もなく終わって、暗い山道(ときどき笹が煩いです)に突入します。そこに「近くで猟をしてます」って札が掛かってました。やっぱりね、走るとかえってやばそうなので、神妙に速足で歩きます。被写体は、ありませんw

●鶴島集落〜金剛山〜桂川橋
県道35号を車に注意しながらゆるゆる登ります。天神隧道手前の三叉路を左へ。しばらく道なりに進んで左に民家が数軒あるところで右に入って、右の道路脇を探すと、「鶴島金剛山→」の道標が見つかります。神社脇から歩きやすい山道を登ります。

やがて急登となり、お助けロープが出ます。凍結気味の残雪を神妙に踏んで登ると、頂上に飛び出します。ご褒美(写真14〜16)が待ってます^^

下山は、木階段(こちらも残雪があるので、神妙に歩きます)の後、左にトタンが続く道をとっとこ下ります。降り立ったところに「←芸術の道」道標が佇むので、それに従って左へ進むと、すぐに舗装路です(私の記録では、「芸術の道?なにそれ、違うやろ」ってんで直進して、誤りと気付いて戻ったgpxが記録されてますが、そこは、無視してください。)左に向かいます。やがて登山口に戻ります。あとは、ながーい県道35号歩きで桂川橋に戻りますが、笹尾根や権現山稜を見ながらの下りなので、気分は上々です^^(とはいえ、神明社から先で集落を抜ける道に入りました、車に気を遣わなくて済むので)
おはよーございます、am730過ぎて、すっかり明るくなりました
今朝は、右側のM字型の山二つに登ります
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おはよーございます、am730過ぎて、すっかり明るくなりました
今朝は、右側のM字型の山二つに登ります
「晶子ゆかりの桂川小散歩」に倣って元依水荘(緑の屋根と白壁の崖上の館です)を見に行きました。段丘崖の日影になるので、とても寒いです
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「晶子ゆかりの桂川小散歩」に倣って元依水荘(緑の屋根と白壁の崖上の館です)を見に行きました。段丘崖の日影になるので、とても寒いです
登山口に向かう途中、「鶴島のムクノキ」にちょと寄って、挨拶します。奥の山並は、連行峰です
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登山口に向かう途中、「鶴島のムクノキ」にちょと寄って、挨拶します。奥の山並は、連行峰です
交差点でのtrolley busの架線みたく頭上にお助けロープが交差してますw
凍結してたら、登れなかった。。
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交差点でのtrolley busの架線みたく頭上にお助けロープが交差してますw
凍結してたら、登れなかった。。
ずーっとこの露岩掴んで登ってきて気付いたんですが、これって、green tuffこと緑色凝灰岩?
https://www.kubota.co.jp/siryou/pr/urban/pdf/12/pdf/12_3_6.pdf
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ずーっとこの露岩掴んで登ってきて気付いたんですが、これって、green tuffこと緑色凝灰岩?
https://www.kubota.co.jp/siryou/pr/urban/pdf/12/pdf/12_3_6.pdf
ふう、急登終えると、すぐに頂上、一転、平和です^^
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ふう、急登終えると、すぐに頂上、一転、平和です^^
で、高柄山を眺めつつ、栃穴御前に向かいます
なーる、これが「蟹の挟み岩」か
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で、高柄山を眺めつつ、栃穴御前に向かいます
なーる、これが「蟹の挟み岩」か
目とか縞模様とか、鰹に見えてしまう、ってか、誰か、これ、削ったよね?昔の写真と違う気がw
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目とか縞模様とか、鰹に見えてしまう、ってか、誰か、これ、削ったよね?昔の写真と違う気がw
半泣きの激下り後、鞍部から登り返します、崖上から、陣馬〜城山と相模川の好展望を、ほう、と眺めます
10
半泣きの激下り後、鞍部から登り返します、崖上から、陣馬〜城山と相模川の好展望を、ほう、と眺めます
写真1のMの字の稜線の登り返しですが、もはや岩登りの世界です、思わず「お母さん」と呟いたりして
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写真1のMの字の稜線の登り返しですが、もはや岩登りの世界です、思わず「お母さん」と呟いたりして
ふう、登りきりました、振り返って、鶴島御前をパチリ
足にくるより先に、mentalがもたないかも。。
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ふう、登りきりました、振り返って、鶴島御前をパチリ
足にくるより先に、mentalがもたないかも。。
寒いわ、淋しいわ、心細いわで、人工物に遭うと、心底ほっとします
380m圏の石祠に畏み畏みお願いします
「どうか無事下りられますように」
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寒いわ、淋しいわ、心細いわで、人工物に遭うと、心底ほっとします
380m圏の石祠に畏み畏みお願いします
「どうか無事下りられますように」
ワープして(笑)鶴島の集落をのんびり歩いてます
葉も実も真っ赤な南天をパチリ
金剛山に向かいます
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ワープして(笑)鶴島の集落をのんびり歩いてます
葉も実も真っ赤な南天をパチリ
金剛山に向かいます
再ワープしてw、金剛山登頂です
3hr前に登った御前山がもっこり
御前〜権現の吊り尾根の奥に、大菩薩連嶺が覗いてます
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再ワープしてw、金剛山登頂です
3hr前に登った御前山がもっこり
御前〜権現の吊り尾根の奥に、大菩薩連嶺が覗いてます
引いたところ。なんじゃこりゃ、の好展望です
こちらを「代表写真」にします
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引いたところ。なんじゃこりゃ、の好展望です
こちらを「代表写真」にします
東北東の展望も凄い!
相模川を挟んで、手前は名倉〜日連、奥は景信山〜城山〜高尾山の「関ふれ」尾根です、金剛山、ありがとねっ
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東北東の展望も凄い!
相模川を挟んで、手前は名倉〜日連、奥は景信山〜城山〜高尾山の「関ふれ」尾根です、金剛山、ありがとねっ

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック 行動食 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 筆記用具 携帯 ストック ナイフ カメラ

感想

さて、2019年5月25日の本社〜三ツ峠山行に始まった「fuji3d青の時代」、二年ががかりで500km歩いて、今日の山行をもって、ワッペンが紫になりました。今後もどうぞ宜しくお願い申し上げます

fuji3d

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