尾白川下流部(ガンガノ沢・刃渡り沢)
- GPS
- 13:55
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刃渡り沢からの下山は、同ルート下降より左岸斜面を下る方が楽。 |
その他周辺情報 | linkuro記録:https://yamap.com/activities/9644968 |
感想
林道でテン場となる錦滝へとアプローチしていると、途中で横切る沢が全然凍っていない。こりゃ、錦滝もダメかなと思い、テント泊の重荷もあってテンション下がりながら歩いていくと、意外にも、錦滝は右だけではあるが繋がっていた。周囲に人は多いが、錦滝は空いていた。
テント設営後、錦滝の右の難しめのライン(V)をTR(60mロープ1本では足りない)で1回、左の易しいライン(IV+)をリードで1回登り、今度はF2へ。傾斜は寝ていて易しかった(IV-)が、上部は氷がなく、沢登りのようになってしまった。4人全員1回ずつリードして初日は終了。
2日目は早起きして刃渡り沢へ。早出したつもりだったが、超早いパーティがいて、我々は2番乗り。おかげでトレースがあって楽だった。
林道終点から残置ロープに従って尾白川へ降り、尾白川を渡る。氷が割れそうで怖いが意外と大丈夫。刃渡り沢に入ると下部はゴーロだったが、途中で一度雪を踏み抜き靴が水没。幸い、殆ど水は入らなかったのでセーフ。
最初の小さい氷瀑をlinkuroのリードで登った後フォローしていたら、小さい滝なのでリーシュをつけるのをサボっていた時に限ってスクリュー回収でアックスを落としてしまう。声をかけて下ろしてもらおうとしたが全然聞こえていないようなので、偶然来ていた後続Pの方に拾ってもらう。まったく恥ずかしい。
2つ目の滝も寝ているので(IV-)サラッと登って、この沢の核心である双翼の滝。氷の状態によっては難しいらしいが、今日は左は傾斜も寝ていて氷も柔らかく、登りやすそう。ということでリードしたが、特に問題はなかった(IV+)。
最後の大滝は2人待ちということだったので、最後のお楽しみにしようかと思っていた双翼の滝の右側(細くて薄被りで難しそう)にTRを張る。これが見た目通り結構難しくて面白くて、VI-程度か。何とかノーテンションで登れた。
その間に2人Pに抜かれたので結局2人待ちの後、大滝(IV)をlinkuroがリードして刃渡り沢終了。同ルート下降で下山する人が多いようだが、LのYT川さんの的確なルーファイの下、左岸斜面を下った結果、かなり楽であった。
その後は、長い長い下山をこなして駐車場へ。
※備考
・岩間ルンゼに行った人によると、上まで登れる状況だったらしい
・刃渡り沢には1日で15人(3+2+4+6)程度入っていた模様。大人気。
自分にとって初めての南アルプス。
アイスクライミングで来るとは思ってもみませんでした。
今回挑んだのは錦滝と、刃渡沢。
錦滝は予想以上に凍っていて、スケールもかなりあるもののかなり登りやすい氷結具合。上部は雪が積もっててやっかいでした。
錦滝のF2で、初めてのリード。傾斜もゆるゆるで特に怖い箇所もなくデビュー完了。最後の方が凍ってなくて沢登り状態でした。
2日目は刃渡沢へ。
アプローチが遠目ですが、林道からでも双翼の滝はよく見えました。
正直、双翼の滝と大滝以外はフリーソロでも良いかなという感じ。かなり大勢が入っていて渋滞してました。大滝もリードさせてもらって、少しは自立したアイスクライマーになってきたかなという感じ。もっと登れるようになりたいものです。
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