445m峰南面と一枚岩と天狗の踊り場を周回

2021年02月07日(日) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 4.8km
• 登り: 475m
• 下り: 460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:01
• 合計: 4:29

12:05 スタート地点
12:36 0:00 445ｍ峰に通じる稜線
12:56 0:00 P1
13:06 13:42 P2
14:22 14:35 中央西陵のコル
14:58 0:00 中央東陵を登り、再び稜線へ
15:06 0:00 P2
15:11 15:13 三社石
15:26 15:30 一枚岩
15:38 0:00 分岐の標識「天狗の踊り場へ」「燕山頂へ」
15:55 0:00 天狗の踊り場
16:03 16:09 林道から山道へ
16:34 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

花の入公園から一枚岩に登るときの最奥部の駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

445m峰の南面は、危険を伴い、ザイルも必要なので、熟達者向き、要注意のコース。
ただし、南面に立ち入らなければ、ルートファインディング好き、藪好きの方にお勧めしたいコ−スである。

写真

2/11 9:44

今日訪れる445m峰の南面。（2021/2/11撮影）
主なピ-クはP1,P2,P3の3つ。南面は大きな岩壁があり、その中に4本の稜線がある。P1から南面西陵、P2から南面中央西陵、P2とP3の間から南面中央東陵、P3から南面東陵の稜線（いずれも仮称）が派生している。

2/7 12:07

花の入公園から一枚岩に登るときの最奥部の駐車場に駐車して出発。

2/7 12:12

5分ほど行くと、沢に降りる道が分岐する。ここが445m峰の稜線に入るための入口だ。

2/7 12:16

沢を渡り、左岸に流入する枝沢の右岸を行く。

2/7 12:18

微かな踏み跡があり、

2/7 12:18

すぐに倒木帯になるが、長くは続かない。

2/7 12:25

やがて5m滝。荒れて、滝の上に倒木がかぶさっていてよくわからない。右岸から巻いて登る。

3/18 8:00

3年前の滝。このころは滝の全貌が見えていた。（2018/3/18撮影）

2/7 12:29

滝の上から下を見ると、倒木が覆いかぶさっている。

2/7 12:35

沢を辿ると、大きな岩が現れる。その先で、トラバ−ス気味に左岸の尾根に抜けると

2/7 12:39

445m峰に続く稜線に出た。

2/7 12:40

稜線はササの藪。5分ほど登ると、

2/7 12:43

微かな踏み跡が現れ、歩きやすくなる。

2/7 12:54

左の岩稜に移り、

2/7 12:55

桜川市の眺望を見る。さらにわずか登ると

2/7 12:58

445m峰のP1に着く。

2/7 12:58

加波山方面を望む。

2/7 12:59

P1から望む、445m峰南面の壁。高度感はあるが、木が邪魔をしてすっきり見えない。

2/7 13:09

P2に移動。

2/7 13:11

筑波山を望む。

2/7 13:42

P2の右手から、下降を開始。

2/7 13:49

20m弱の懸垂下降で、藪のあるバンドに降りた。

2/7 13:58

P1とP2間の巨大な岩壁が姿を現す。手前右の縦長の岩は、真壁の街から見える岩だ。

2/7 14:25

当初下ろうとした岩壁。今日はザイルを2本用意してきたが、岩壁の下部は見えない。ザイルが下まで届く保証がない。思い切って東方向にトラバ-スすると、

2/7 14:25

南面中央西陵の稜線が、すぐ下のコルに向かって伸びていた。急ではあったが、何とか下れそうだった。

2/7 14:25

幸い再びのザイルを出すこともなく、コルに降り立った。

2/7 14:37

コルには、人の手の加わった直方体の石材がゴロゴロ転がっていた。

2/7 14:37

P3側にも大きな岩壁があった。

2/7 14:41

コルから降りて、採石場の林道に出たら、見覚えのある、鉄条網の進入防止柵があった。

2/7 14:42

さらに、古い砕石許可の看板もあった。

2/7 14:46

古い林道跡を辿ると、赤くさびたトタン板が見え、

2/7 14:49

古いバスまで現れた。

2/7 14:49

「火気厳禁」のプレ-トの下がる朽ちた小屋が現れた。

2/7 14:51

今まで気が付かなかったが、これらはP2とP3の間にある南面中央東陵の下部に点在していたのだった。

2/7 14:53

稜線右手の岩壁を見ながら、急な南面中央東陵の尾根を登った。

2/7 14:53

悪場はわずかで、

2/7 14:59

大きな岩の間を抜けて

2/7 15:01

主稜線に出た。

2/7 15:03

P2まで、足を延ばしてから戻って

2/7 15:10

三社石に着いた。

2/7 15:11

三社石の傍に、左に飛石（馬頭石）と右に御神楽石があった。

2/7 15:11

2つの石の間の祠。

2/7 15:11

三社石の後ろに4宇の祠があった。

2/7 15:12

今までの山行でも見てきた、4宇の祠。

2/7 15:13

チョックストーンがトレードマークの三社石。

2/7 15:15

三社石のすぐそばから、トラバース道を辿って下る。

2/7 15:30

冬枯れで見通しの良い斜面を下り、

2/7 15:30

一枚岩に着いた。

2/7 15:30

トラバース用のロープのある一枚岩。水量は少なく、凍っていない。

2/7 15:40

一枚岩から上流に向かって10分ほど登ると、天狗の踊り場への分岐。

2/7 15:40

テ−プや

2/7 15:43

赤ペンキの矢印を頼りに登り、

2/7 15:47

巨岩地帯に出た。

2/7 15:48

大きな岩の隙間や、

2/7 15:49

巨岩をみて登る。

2/7 15:51

古いロ−プの下がった岩もあった。

2/7 15:53

天狗の踊り場に着いた。

2/7 15:54

巨岩の間を潜り抜ける。

2/7 15:55

巨岩の間に挟まった石。

2/7 15:56

上から見下ろす、天狗の踊り場（クル尊仏石）。

2/7 15:58

東飯田支線林道に抜けた。

2/7 15:59

東飯田支線林道を下る。

2/7 16:11

林道から見た445m峰の稜線。

2/7 16:17

林道から駐車場への近道の山道に入る。

2/7 16:23

途中左へ分岐する道に入り込んだら、何か意味ありげな石のならんだ小ピークがあった。

2/7 16:34

踏み跡はさらに続くので、辿ったら、

2/7 16:37

あっという間に、駐車場の近くに降り立った。今まで辿ってきた近道のさらに近道だった。

2/7 16:39

駐車場に着いた。

2/7 17:03

花の入公園を過ぎ、

2/7 17:10

真壁から仰ぐ、445m峰。

撮影機器：

μ790 SW オリンパス

RICOH WG-50 リコー

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 携帯 時計 タオル カメラ ロープ スリング

感想

山とハム

1.ザイル持参で445m峰を訪ねるのは今回が2度目だがザイル使用は今回初めて。
P1とP2間の大岩壁を下降しようとして、今回も果たせなかったが、南面の2本の稜線に足跡を残すことができたので、とりあえず満足。
大岩壁は無理としても、南面には他にも登下降に使えそうなルートがありそうな気がするので、再挑戦したい。

2.お昼前に、地元自治体の芝焼き（野焼き）があった。遅い時間の出発となったため当初予定の燕山の頂上登山は果たせなかったが、次回は余裕を持った出発にして、draemoonさんの記録にある燕山の下りの禅定道のルートを訪ねたいと思っている。