神津牧場附近の氷瀑群
- GPS
- 09:32
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 419m
- 下り
- 417m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 7:39
- 合計
- 9:33
天候 | 晴れ(比較的暖かい) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
集落内の駐車場から歩くなら、車道を上まで歩くより、トラバースする方が楽。道標はあるが、踏み跡は不明瞭なので要注意。 インディアンサマー広場⇔入門砦の移動は、ヤエグロ川本流に出ず、適当にトラバースする方が楽。 ・シャイアン 上部は薄いが一応凍っている。IV+程度。 ・アパッチ 下部は氷がないのでシャイアンの下部からトラバースする。上部は氷がないが、木の根を使えば登れる。V-程度。残置ビナ有り。 ・リトルインディアン 正面は下部に氷がなく登れない。右側壁は下部の氷が薄いが登れる。IV+程度。残置ビナ有り。 ・チェロキー かなり氷が少なく快適には登れなさそうなので登らなかったが、登っている人もいた。 ・入門砦 中央に穴があるが右と左が登れる。IV程度。左に残置ビナ有り。 ・ナバホ 所々氷がないが、右と左が登れる。IV+〜V-程度。60mロープ1本で懸垂下降可能。 ・コマンチ 全然凍っていない。 |
その他周辺情報 | linkuro記録 https://yamap.com/activities/9745234 |
感想
今回が初の天然氷瀑でのアイスクライミングとなる、ぶな美さんも一緒のため、手頃そうな氷瀑の多くある神津牧場を選択。混雑を懸念したが、果たして20人近く入って大盛況だった。混雑を避け、右エリアに先に行ってから広場の方へ戻ったところ、それほど待ち時間もなく多くの課題を登ることができて良かった。
【アプローチ】
林道を登って急勾配斜面を下るのは無駄だと考え、トラバース的な林道跡に入ったが、東へ向かってしまうので途中で尾根に乗り、西へ。結果としては、この林道には入らず植林地を適当に登って尾根に出た方が早かった。
尾根が急な登りになるところに道標があり、神津牧場氷瀑群へはトラバースするような矢印が描かれていたが、踏みあとは判然としないので獣道を拾って適当にトラバースしていく。意外と歩きやすい。
しばらく進むと細い谷筋にぶつかったので、これを下ってヤエグロ川本流に出ることにしたが、この沢筋に1つ面倒なCSがあり、多少手間取った。もっとトラバースを続けても良かったかもしれない。
ヤエグロ川本流沿いを数十m登ると右エリアとインディアンサマー広場の分岐点で、まずは人気のある広場の方へ。
広場へ着いてみると、既にシャイアンとアパッチは登っている人がいて、リトルインディアンも登りそうな人がいる。チェロキーはろくに凍っていないので、悩んだ末右エリアへ。
ヤエグロ川には戻らずに適当にトラバースすると入門砦の下に楽に行けた。入門砦は自然落石が多発し危険。さっさと準備して登る。tamoshimaが左、linluroが右をリード。登っている途中でナバホが凍っているのが見える。間の小滝を適当に登っていると、朝一で右エリアに来ていた2人がちょうどおりてくるところだった。ナイスなタイミング。
ナバホは、まず右をtamoshimaが、左をlinkuroがリードし、次に交代して登り、さらに一番左を限定してTRで登った。核心は下部の85°くらいのところで、左の凹角が一番易しそうだった。
右エリアは十分楽しんだので広場に戻ろうとすると、今度は入門砦が混んでいた。広場に戻ると、タイミング良く皆飽きてきた頃合いのようで、それほど待たずにシャイアンとアパッチ、リトルインディアンを立て続けに登れた。シャイアンとアパッチは穴と足場だらけで易しく、ここが神津牧場のメインかと思っていたので期待外れだった。どちらかというとナバホの方が良い。リトルインディアンは下部の貧弱な氷のこなし方がちょっと面白かった。
たくさん登っていたら最後のパーティになり、薄暗くなってきたので、帰りは確実に迷わない林道への急登ルートを選択。案の定辛い登りだったが、無事に林道に出て下山した。
メンバー的に行ってる回数が多めの私が、片パーティーのリードを担当。
前週末にリードは始めたばかりだが、落ち着いて登れるシーンが増えてきた。
入門砦:短い。上部が薄くて気を遣う程度で特に問題はない。
ナバホ:真ん中上部に大きな穴があるが、左右問題なく登れる。そこそこたっているが、氷結状態もよく快適に登れた。最後トップロープで左端も登った。
シャイアン:ここはかなりの人数が登っていてボコボコだったのでリード交代。最後の抜け出しが嫌な感じだった。
アパッチ:リードトライ。下部に氷はないので途中でトラバース。抜け出す部分はほぼ凍ってないので根っこで這い上がる。少しひやっとした。
安定的にリードトライできて満足な1日だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する