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記録ID: 290989
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ハイキング
奥秩父

茅ヶ岳&金ヶ岳・明野からの楽しいヤセ尾根登り

2013年04月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
10.1km
登り
992m
下り
990m

コースタイム

金ヶ岳登山口(明野)8:34
林道出合(前山大明神線)8:45
金ヶ岳山頂 10:39-53
観音峠分岐 11:08
石門 11:32
茅ヶ岳山頂 11:51-12:13
千本桜上部(登山道終点)13:28 ※ここから遊歩道
千本桜入口(茅ヶ岳登山口)13:58 ※ここから林道歩き
林道出合(前山大明神線)14:20
金ヶ岳登山口 14:29
天候 晴れだけどモヤっと。気温が上がりすぎた模様。
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北杜市明野町のオートキャンプ場「キャンピカ明野」の脇に登山口があります。
ここの駐車場に止めている登山者もいましたが、この施設は公設民営ながら
登山者のトイレ使用を拒んでいることもあり、用心して付近の路上に路駐しました。
コース状況/
危険箇所等
金ヶ岳登山口に登山ポストはありません。

登山口にある公設民営の「キャンピカ明野」は登山者のトイレ利用を拒否しています。
周囲にそれ以外のトイレはありません。コンビニも遠いので注意してください。

下山した千本桜は公園として整備されていますが、駐車場はありません。

■金ヶ岳登山口〜金ヶ岳山頂
頂上直下300mの痩せ尾根の岩場が危険として、注意を促す告知が
されていますが、注意して登る分には問題ありません。
標識、踏み跡ともしっかりしており、迷うところはありません。

■金ヶ岳山頂〜茅ヶ岳山頂
よく踏まれています。迷うところ、危険箇所は特にありません。

■茅ヶ岳〜千本桜(茅ヶ岳登山口)
山頂から10分弱で深田公園への尾根道と分かれます。
その先は小ピークのアップダウンがあり、なかなか高度が下がりません。
後半は比較的斜度があり、かつ砂地で滑りやすい道になります。
周囲の林が荒れているため、すさんだ雰囲気です。
今日は山梨県・茅ヶ岳の金ヶ岳登山口に来ています。番組は終わったけど、「山のぼり☆大好き!」
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今日は山梨県・茅ヶ岳の金ヶ岳登山口に来ています。番組は終わったけど、「山のぼり☆大好き!」
山麓の林道を横断した地点から、本格的な登山道が始まります。
山麓の林道を横断した地点から、本格的な登山道が始まります。
500mおきくらいに残りの距離の表示があります。とても親切。
500mおきくらいに残りの距離の表示があります。とても親切。
序盤は新緑の樹林の中をゆく、歩きやすい道です。
序盤は新緑の樹林の中をゆく、歩きやすい道です。
ツツジが咲き始めています。2日前に行った丹沢よりは遅い感じかな?
ツツジが咲き始めています。2日前に行った丹沢よりは遅い感じかな?
スミレちゃんはこの山でも健気にがんばってます!
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スミレちゃんはこの山でも健気にがんばってます!
こちら下山中の写真ですが黄色い花。
こちら下山中の写真ですが黄色い花。
ツツジっぽい木ですが、まるで熊棚?
ツツジっぽい木ですが、まるで熊棚?
これはエアプラント?
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これはエアプラント?
中間地点からは岩が目立つようになってきます。
中間地点からは岩が目立つようになってきます。
いかにも火山の噴出物が固まったような地層も。
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いかにも火山の噴出物が固まったような地層も。
途中で一度トラバース気味に高度を下げてから、登り直します。
途中で一度トラバース気味に高度を下げてから、登り直します。
山頂まで約300m地点、いよいよ「危険地帯」の始まりです。
山頂まで約300m地点、いよいよ「危険地帯」の始まりです。
これが登山道入口で注意を促していた、爆裂火口跡のヤセ尾根ですか!
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これが登山道入口で注意を促していた、爆裂火口跡のヤセ尾根ですか!
慎重に通過していきます。
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慎重に通過していきます。
でもここが危険なら、丹沢なんて危険なところだらけで行けないよ。
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でもここが危険なら、丹沢なんて危険なところだらけで行けないよ。
むしろ安全の基本に気を配れば、登るのがとても楽しい道でした。
むしろ安全の基本に気を配れば、登るのがとても楽しい道でした。
結構大きな岩もあります。
結構大きな岩もあります。
三点を意識してしっかり登っていきます。
三点を意識してしっかり登っていきます。
亡霊のような八ヶ岳を背に登っていくと、いよいよ山頂です。
亡霊のような八ヶ岳を背に登っていくと、いよいよ山頂です。
金ヶ岳山頂に着きました!
「標識曲がってるよ」
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金ヶ岳山頂に着きました!
「標識曲がってるよ」
お天気いいのですが・・・モヤっと浮かぶ鳳凰三山、アサヨ峰、甲斐駒。
お天気いいのですが・・・モヤっと浮かぶ鳳凰三山、アサヨ峰、甲斐駒。
静かで気持ちいい山頂でした。まだ先も長いので茅ヶ岳を目指します。
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静かで気持ちいい山頂でした。まだ先も長いので茅ヶ岳を目指します。
途中、観音峠への分岐がありますが、そちらは上級者向け。
途中、観音峠への分岐がありますが、そちらは上級者向け。
石門はじっさい巨岩のアーチでした。裏の広場でゴハン食べてるグループいました。
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石門はじっさい巨岩のアーチでした。裏の広場でゴハン食べてるグループいました。
背景は金ヶ岳南峰。茅ヶ岳への最後の登りです。
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背景は金ヶ岳南峰。茅ヶ岳への最後の登りです。
茅ヶ岳に着きました。いつものお団子がお出迎え。
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茅ヶ岳に着きました。いつものお団子がお出迎え。
二等三角点です。ちなみに金ヶ岳には三角点がありませんでした。
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二等三角点です。ちなみに金ヶ岳には三角点がありませんでした。
360度の亡霊!まずは甲斐駒の亡霊。
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360度の亡霊!まずは甲斐駒の亡霊。
鳳凰山の亡霊。オベリスクの霊も写ってるかな?
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鳳凰山の亡霊。オベリスクの霊も写ってるかな?
白峰三山の亡霊。富士山は論外なのでパス。
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白峰三山の亡霊。富士山は論外なのでパス。
国師ヶ岳(左)から奥秩父方面の稜線。
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国師ヶ岳(左)から奥秩父方面の稜線。
金峰山。ここからの山容はとてもカッコいいです。さすがに近いので五丈岩も写りました。
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金峰山。ここからの山容はとてもカッコいいです。さすがに近いので五丈岩も写りました。
瑞牆山。連休後半に行く予定だったりします。
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瑞牆山。連休後半に行く予定だったりします。
これは黒富士とかなのかな。町から近いのに未知の世界。いつか行こう。
これは黒富士とかなのかな。町から近いのに未知の世界。いつか行こう。
そして金ヶ岳の肩越しに八ヶ岳の亡霊。
そして金ヶ岳の肩越しに八ヶ岳の亡霊。
という感じで眺望は仕方ないとしても、騒々しさと食べ物の臭いとハエには閉口しました。
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という感じで眺望は仕方ないとしても、騒々しさと食べ物の臭いとハエには閉口しました。
山梨百名山×2本ゲット。盗まれた山頂標が1本戻ってきた模様ですね。
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山梨百名山×2本ゲット。盗まれた山頂標が1本戻ってきた模様ですね。
そんなところで、千本桜を目指し下山しましょう。
そんなところで、千本桜を目指し下山しましょう。
千本桜への道はあまり歩きやすくありません。
千本桜への道はあまり歩きやすくありません。
しかも尾根に小ピークが連なり、なかなか高度が下がりません。
しかも尾根に小ピークが連なり、なかなか高度が下がりません。
おお、木の根がネットになってる。滑落防止?
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おお、木の根がネットになってる。滑落防止?
ようやく着いた千本桜は、なんだか痛々しい場所でした。
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ようやく着いた千本桜は、なんだか痛々しい場所でした。
病気で花期にもあまり咲かなかったようです。
病気で花期にもあまり咲かなかったようです。
最後はguru得意の(!)林道歩き。「私と一緒の時は林道歩きナシでお願いします」とguraに不評。
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最後はguru得意の(!)林道歩き。「私と一緒の時は林道歩きナシでお願いします」とguraに不評。
おつかれさま、今日も無事下山できました。下りが長くてヘロヘロです。でも金ヶ岳がナイスだったから良しとしましょう!(終)
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おつかれさま、今日も無事下山できました。下りが長くてヘロヘロです。でも金ヶ岳がナイスだったから良しとしましょう!(終)

感想

本当は30日火曜日もお休みし、ゆったりGW前半を楽しむつもりが、
出勤せざるを得なくなったため、
予定を1日前倒しして29日に茅ヶ岳に登って来ました。

この時期の山梨長野方面はまだまだ雪山が多いなか、
茅ヶ岳は我々の実力にぴったりの山でした。

ただ同レベルの実力の人が多いとみえて、山頂は大混雑。
ラーメンとコーヒーと何だかわからない臭いが充満し、
コバエやら何やら小さな虫が飛びまくっているという、
あまり居心地のよいものではありませんでした。

また、下山した千本桜は病気で痛々しく、そこへ至るルートも
急なうえに荒んでいて、林道歩きが入ることも考慮すると
わざわざ下りるほどの価値はありませんでした。

一方で金ヶ岳山頂は聞いていた以上に広々と開けていて、
先客も1人だけ。静かで快適でした。
そこへ至るルートは、前半は緩い勾配の樹林で歩きやすく、
後半はヤセ尾根の岩場と、短い中で変化に富んでいて楽しめました。

殆どの登山者は深田公園から登ってきていましたが、
金ヶ岳登山口からのルート、是非オススメしたいと思います。

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コメント

お疲れ様でした〜
私も深田公園からしか登った事がないです。
金ヶ岳登山口からのルートはおススメなんですね〜
今度チャレンジしてみます。
良い情報をありがとうございます

ホントにguruさんは林道歩きが山行記録の中に高い確率で入ってますね〜
2013/5/5 11:00
遅くなりました!
山梨方面でブラブラしてまして先ほど帰宅しました

GW前半:家→山梨泊(他の用件+茅ヶ岳へ)→家
GW後半:家→山梨泊(瑞牆山、縞枯山へ)→家

その前に日帰りで菰釣山も行ってました。
山梨率が100%近いGWでした

> ホントにguruさんは林道歩きが山行記録の中に
> 高い確率で入ってますね〜

ハイ、今回はマイカーでしたが、
普段から環境とおサイフにエコな登山を実践すべく、
公共交通機関(電車・バス)の可能性を最大限追求しており、
最大でも足りないところを林道車道歩きで補ってます
かなり無理があるということです
2013/5/6 23:23
プロフィール画像
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