記録ID: 2937114
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無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
宮の入沢ノ頭 榛名山
2021年02月20日(土) [日帰り]
埼玉県
モンブラン
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:20
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 709m
- 下り
- 714m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
反時計回りに周回です。 部分的に藪岩のあるVRです。ハイキングコースではないので安易な入山は危険です。 下山は林道茅ノ坂峠線を歩いています。 |
| その他周辺情報 | 吉田元気村 日帰り入浴500円(子育て優待で450円) |
写真
倉尾神社社務所・藤倉集会所
ここに駐車させていただき、スタートです。
ここに駐車させていただき、スタートです。
稜線は大岩が立ちはだかり直登不可。右巻き気味で進みますが、巻きルートも藪岩で手こずりました。
稜線にこだわりすぎてしまいルートミス。3m程の崖を懸垂で下りました。大岩を崖ごと巻くのがベストでした。
古峯神社 半僧坊神社
「皇紀二千六百五拾年記念」(1990)と墨書があり、覆屋が新築されたようです。こちらは現役です。
「皇紀二千六百五拾年記念」(1990)と墨書があり、覆屋が新築されたようです。こちらは現役です。
石祠90cm
「昭和五十五年四月三日」加藤氏による奉納です。
ここのあたりはしっかりした道があり、峠的な分岐もありました。
「昭和五十五年四月三日」加藤氏による奉納です。
ここのあたりはしっかりした道があり、峠的な分岐もありました。
・704小社と石祠93cm。石祠の背面には「昭和六十年五月二日」とあり、入沢氏と加藤氏による造立とあります。石祠内には「奉遷宮榛名大神之雨◻︎」と墨書された木札がありました。榛名山信仰と雨乞いに関る祭祀と推定。
9
2/20 11:13
・704
小社と石祠93cm。石祠の背面には「昭和六十年五月二日」とあり、入沢氏と加藤氏による造立とあります。石祠内には「奉遷宮榛名大神之雨◻︎」と墨書された木札がありました。榛名山信仰と雨乞いに関る祭祀と推定。
小社と石祠93cm。石祠の背面には「昭和六十年五月二日」とあり、入沢氏と加藤氏による造立とあります。石祠内には「奉遷宮榛名大神之雨◻︎」と墨書された木札がありました。榛名山信仰と雨乞いに関る祭祀と推定。
藤倉地区と矢久峠
埼玉群馬県境尾根の向こうには白石山が見える。写真左手の台上に榛名神社跡がある。
埼玉群馬県境尾根の向こうには白石山が見える。写真左手の台上に榛名神社跡がある。
尾根上には植林の作業道と思われる、しっかりした道があります。
峠の休憩小屋と石祠ここは地形図破線に対応する峠(木挽峠？)の可能性があります。この辺りからブル道が見られるようになりました。
7
2/20 11:38
峠の休憩小屋と石祠
ここは地形図破線に対応する峠(木挽峠？)の可能性があります。この辺りからブル道が見られるようになりました。
ここは地形図破線に対応する峠(木挽峠？)の可能性があります。この辺りからブル道が見られるようになりました。
両神山と二子山
△814の南面は伐採地なので、展望が開けていました。
△814の南面は伐採地なので、展望が開けていました。
石祠65cm
「昭和四十九年二月 長沢耕地」一つ前の石祠と同じモノでした。
「昭和四十九年二月 長沢耕地」一つ前の石祠と同じモノでした。
榛名神社跡の巨木
地元の方の談によると、この辺りを榛名山と呼んでいるそうな。
地元の方の談によると、この辺りを榛名山と呼んでいるそうな。
榛名神社跡「榛名神社があったけど、もう下ろしてしまった。今も覆屋があるはず。」と麓で聞き取りした内容に符号する小社。哀愁を帯びた神社跡で小休止です。
8
2/20 12:21
榛名神社跡
「榛名神社があったけど、もう下ろしてしまった。今も覆屋があるはず。」と麓で聞き取りした内容に符号する小社。哀愁を帯びた神社跡で小休止です。
「榛名神社があったけど、もう下ろしてしまった。今も覆屋があるはず。」と麓で聞き取りした内容に符号する小社。哀愁を帯びた神社跡で小休止です。
・914
特に何も見当たりませんが、断面が真新しい切株が多くありました。
特に何も見当たりませんが、断面が真新しい切株が多くありました。
宮の入沢ノ頭
本日の最高点ですが、ピーク名が無しでは残念なので地名登録しました。
本日の最高点ですが、ピーク名が無しでは残念なので地名登録しました。
宮の入沢ノ頭直下のブル道を下ります。この辺りはブル道だらけです。
地形図破線のカーブにもブル道
おそらく古道が石祠のある峠に接続しているはず。
おそらく古道が石祠のある峠に接続しているはず。
林道の大崩落
山際に巻道あり。少し下には復旧作業中の看板もありました。
山際に巻道あり。少し下には復旧作業中の看板もありました。
感想
重点的探索エリアにしている小鹿野町界隈ですが、空白地帯だった未踏の尾根を探検しました。
宮の入沢左岸尾根とも呼称される本ルートは、倉尾神社裏の藪岩、祭祀跡、古峠などショートコースながらもバリエーションに富んでいました。謎だった山名も判明し探検を楽しむことができました。
それから個人的には、林道茅ノ坂峠線も完踏できよかったです。
久しぶりの単独VRで少し心細い面もありましたが、展望にも恵まれ静かな山歩きを堪能することができました。
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どうも。お疲れ様です。
榛名山ときいててっきり本家の榛名山かなと思っていたら、まさか小鹿野とは。あの地形図の鳥居マークは私も気になっていましたが、一つは榛名神社だったのですね。それにしても近年まで林業が盛んだったようで新しめの石祠がたくさんありましたね。
ところで倉尾神社の石灯籠に三重郎銘はありませんでしたかねぇ(笑い)
ではまた。 godohan
こんにちは。コメントありがとうございます。
正式名称や古名は謎ですが、地元の方は榛名山と呼称しているようですね。こちらも暫定的に地名登録しておきましたが、また詳しいことが判るといいですね。
北尾根中腹の鳥居及び建物ですが、yasuhiroさんのレコによると存在していないようです。中平集落で聞き取りしたところ「東尾根に参道があった」とのことなので、誤記の可能性があります。
明治三十三年に藤倉村と日尾村が合併して、倉尾村になり、倉尾神社はさらにそのあとにできたようです。狛犬(お犬様ではない)や灯籠がありましたがスルーしてしまいました。
どうしてるかなぁと電話したころは写真20の辺りだったのですね！
どうにも電波が入らなかったから・・・・。
違う理由で※十年以上通行している林道茅ノ坂峠線ですが、最新の崩壊状況が良く分かって参考になりました。
探検お疲れ様でした。
こんばんは。コメントありがとうございます。
家を出るまで別コース(両神界隈)と迷いましたが、久々のソロだったので皆さん興味ないであろうこちらへ。
最先端の林業？は大型重機で効率的にやるようですね。人跡希なところと思っていましたが、ブル道か彼方此方にありましたよ。林道歩きもなかなか奥が深いです。
すっかり春の陽気になってきましたね。中津川や両神界隈の探検を楽しみにしていますね。
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