記録ID: 29379
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沢登り
剱・立山
北ア黒部・別山谷左俣
2003年09月22日(月) 〜
2003年09月23日(火)
まっちゃン
その他1人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,615m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
北ア黒部・別山谷左俣
パーティー;成瀬ヨウイチ、松原ノリヒコ 9/22 扇沢(730)黒四ダム(745)別山谷出合(1030)標高1650m泊(1800)
/23 発(730)・2239(1230)ハシゴ谷乗越(1415~30)内蔵助谷出合(1600)黒四ダム(1700)
パーティー;成瀬ヨウイチ、松原ノリヒコ 9/22 扇沢(730)黒四ダム(745)別山谷出合(1030)標高1650m泊(1800)
/23 発(730)・2239(1230)ハシゴ谷乗越(1415~30)内蔵助谷出合(1600)黒四ダム(1700)
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
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アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2018/09/14 13:22)
|
感想
「これは日高の直登沢だ」この谷を登っての印象はこの点に尽きる。少なくとも丸一日は費やすはずの本流遡行を端折ってのいきなりの直登沢との対面、そんな奇妙な感覚であった。黒四ダムとはそういった位置存在なのだと言ってしまえばそれまでだが、形態の違いもあることであるし、剣沢や新越谷のような貌もあればまたこのような性質の違った一面をも見せてくれるのが黒部の魅力なのだろう、今後の黒部行を楽しみに思わせてくれる今山行であった。
雪渓からのシュルント越え懸垂下降で始まった遡行は、登り応えのある10m級の滝を矢継ぎ早に垂らし応接に暇がない。立った側壁やスラブの景観から受ける印象に由来するのであろう、過去の記録に拠れば滝の連続する急峻なルンゼ谷かと思いきやさにあらず、水流も有り沢登りの範疇で捉えるべき谷であった。スケール無い単なる小沢では?との計画時に持っていたイメージを恥ずかしながら改めた。緩傾斜で置き石が多いながらも、快適でフリクションの効く花崗岩スラブの登りを満喫した。辛そうな滝は成瀬さんが登攀かくあるべしといったスタイルでカチッとお手本を見せてくれ、また主峰ルンゼ出合手前の滝の登攀では、落ち口にピタリと当てることが出来て満足した。
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