森吉山
天候 | 2021/2/21(日) 曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 打当温泉マタギの湯 |
写真
感想
憧れの雪の森吉山を、地元ガイドの第一人者であるFさんの先導のもとに楽しんできた。
秋田犬「北斗」が正面で待ち構える森吉阿仁スキー場ゴンドラ駅舎でFさんと待ち合わせ、ゴンドラで山頂駅へ。降車後のゴンドラ搬器を1台1台、スキー場のスタッフが雑巾がけしていて、丁寧なCOVID-19対応に頭が下がる。山頂駅から外に出ると、大勢の登山者やスキーヤーのグループが出発準備を整えている。我々もシールを貼って出発。
樹氷原観光のためのツアーコースはピステンも入っていてよく踏まれており、木製のわかんじきにホームセンター長靴をくくりつけた地元系御姉様方PTも楽しそうに登っている。我々は途中からツアーコースを逸れながら石森P1308へ。ここから外輪山の少し内側に外しながら避難小屋へ。2Fの入り口はこんもりと積もった吹き溜まりに覆われており、休憩がてらショベルで掘り出し。中へ入ると灯油ストーブが置いてあり、きれいに保たれている。利用者はめいめいに灯油を歩荷してくるそうだ。
休憩後、山頂目指し出発。カリカリと雪の着いたコンディションが交互に現れるような、なだらかな斜面を徐々に高度を上げていく。アオモリトドマツのモンスターは渦巻くエビの尻尾で形成されてゴツゴツと厳めしい。山頂が近づくにつれ、強風が厳しくなってくる。これ以上進むのは危険、のFさん判断のもと、山頂手前で引き返す。
風のおさまる安全地帯へ引き返してシールをはがし、沢へ向かって滑降する。なだらかで樹間もひろく、どこへでも降りてしまいそうだが、ガイドさんの先導があり安心して滑降を楽しむ。沢筋まで降りたところで休憩。見上げる高さの雪を纏ったアオモリトドマツに囲まれた沢底はしんと静まりかえり、別世界にいるよう。これを味わいたくて、山スキーを続けている。来られて本当によかった。
シールを貼りなおして出発。沢沿いに外輪山へ戻り、石森を経由してゴンドラ山頂駅へ戻る。山頂駅の休憩スペースで休憩して下山。
いまいちの天候で山頂を踏むこともできなかったが、あの独特な雪の森の風景と、静かな沢の底は本当に美しく印象に残り、よい1日を過ごすことができた。Fさん明日もよろしくお願いします。
Fガイド:G3ステップソール 3ピン プラ靴
tkkkuma:TUA 3ピン スカルパ革靴
ebi0813:TRAB SINTESI DIAMIR GARMONT
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