富士山真っ白、タラの芽いっぱい、道志の春
天候 | 晴れ。 |
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アクセス |
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自家用車
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感想
富士山真っ白、タラの芽いっぱい
2000年4月25日
今日(4月25日)、道志の稜線近辺へ、タラの芽採りに行って きました。
すばらしい晴天で、稜線近くまで上がると、富士山が大きく、 真っ白い姿でそびえていました。
毎年、同じ位置から、この時期の 富士山を眺めてきました。でも、今度ほど雪がいっぱいついた富士 山は、あっただろうか、と思いました。斜面は日の光を反射して、 てかてかに光っていました。
丹沢は、蛭ヶ岳と檜洞丸の北側の斜面に、少し残雪が残っていま した。道志川の両岸の山肌は、春まっさかりに彩られていて、若芽 を吹き始めた樹木の淡い緑なかに、桜の花が、あでやかでした。
さてタラの芽です。
道志の稜線に上がる途中、ヒノキの林の際で、ちょっと開き過ぎ たかな、という感じのタラの芽がありました。
標高800メートル ほどのこの山腹で、30個ほど。
そして稜線近くまであがって、昨 年、見つけた標高1200メートルほどの穴場では、踏み跡から外 れて山腹をトラバースし、樹林の中の陽だまりのような場所で大き く育った立派なタラの木の群生を見つけました。
ここで、80個ほどを収穫。
第2の目的地は、もう8年ほども通っていて、タラの木が大木化 し、枯れ始めている場所。標高800メートルほどの一帯です。
こ こも道を外れて40分ほどもトラバースしました。現場は、タラの 木からより背丈のある樹木への更新がいっそうすすんでいて、去年 あったタラの木も枯れてしまっています。なんとか25個ほどを採 ることができました。
途中のアプローチでは、昨年あったシイタケの倒木が、斜面で落 下しかかって少しだけ残っており、5つ、いいシイタケが採れまし た。
夕ご飯には、今季2度目のタラの芽ご飯をつくり、コゴミとウド の中華風サラダや、ウドと豆腐の味噌汁などとともに、いただきま した。
タラの芽ご飯は、ご飯だけを先に炊き上げ、素焼きのタラ の芽をざっくり切って、塩をまぶして混ぜ合わせます。
今回は、ご 飯を炊くときに、昆布とお酒を入れてみました。
タラとよく合い、 初めて食べる人に「ご飯だけでもけっこういける。タラの芽ってい う味がするね」と好評でした。
青空のもと、富士山のすばらしい眺めと、春の色に染まった山々 の眺めが、印象深い一日でした。
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