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Yamareco

記録ID: 2960109
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積雪期ピークハント/縦走
鳥海山

神室と鳥海を結ぶ分水嶺 南沢山西580m地点〜748m峰〜797m峰〜甑峠

2021年02月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:58
距離
17.9km
登り
836m
下り
832m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:20
休憩
0:35
合計
9:55
距離 17.9km 登り 837m 下り 838m
7:35
71
及位駅
8:46
8:48
79
尾根取り付き(331m)
10:07
10:10
36
分水嶺(580m)
10:46
10:49
21
541m峰
11:10
11:12
61
591m峰
12:13
12:27
72
748m峰
13:39
13:43
7
797m峰
13:50
13:57
111
15:48
102
朴木沢川沿いの林道
17:30
及位駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車で奥羽本線の及位駅まで行き駐車.駅前にかなり広い駐車場がある.
コース状況/
危険箇所等
 終始スノーシューで歩く.前日に約30cmのやや湿った新雪が降ったが,新雪の下の雪は締まっていたので新雪分だけもぐった.

 最初に雪壁になっている踏切を速やかに渡る.林道には雪崩の跡が頻繁にある.分水嶺に登る尾根は最初と途中に急登があり痩せた部分や小さな雪庇もある.分水嶺に出ると稜線は広い場所が多くしばらくは歩きやすい.748m峰からは痩せ尾根と雪庇が現れ潅木のやぶもあり少し苦労した.797m峰の山頂近くに岩場がありここはスノーシューでの通過に苦労した.アイゼンであれば問題ないがアイゼンのみだともぐる.

 甑峠からは傾斜が緩く地形が分かりにくい場所もありルートの選択に迷うが,危険な場所はないので軌道修正しながら下れば問題はないと思う.時々林道が交差する.朴木沢川沿いの林道の途中の橋は背丈を越える雪壁があり渡るのに苦労した.今回は持参しなかったがピッケルがあれがステップが切れたと思う.
7:47 奥羽本線の踏切を渡る.冬季は使用禁止と書いてあった.確かに雪の壁があり渡るのに少し苦労した.
2021年02月27日 07:47撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 7:47
7:47 奥羽本線の踏切を渡る.冬季は使用禁止と書いてあった.確かに雪の壁があり渡るのに少し苦労した.
8:19 少し雪が舞う中,新雪の林道を歩く.雪崩の跡が頻繁にあった.
2021年02月27日 08:19撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 8:19
8:19 少し雪が舞う中,新雪の林道を歩く.雪崩の跡が頻繁にあった.
8:47 尾根の取付き地点に着いた.
2021年02月27日 08:47撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 8:47
8:47 尾根の取付き地点に着いた.
9:03 尾根を登る.
2021年02月27日 09:03撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 9:03
9:03 尾根を登る.
9:04 杉林の中は新雪がやや少ない..
2021年02月27日 09:04撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 9:04
9:04 杉林の中は新雪がやや少ない..
9:14 樹林越しに南沢山から続く峰か.
2021年02月27日 09:14撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 9:14
9:14 樹林越しに南沢山から続く峰か.
9:49 潅木と痩せ尾根.雪庇で歩きにくい.
2021年02月27日 09:49撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 9:49
9:49 潅木と痩せ尾根.雪庇で歩きにくい.
10:10 分水嶺(580m地点)に着いた.日が差してきた.
2021年02月27日 10:10撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 10:10
10:10 分水嶺(580m地点)に着いた.日が差してきた.
10:10 周囲は樹林で展望なし.
2021年02月27日 10:10撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 10:10
10:10 周囲は樹林で展望なし.
10:13 この辺の分水嶺は広く歩きやすい.
2021年02月27日 10:13撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 10:13
10:13 この辺の分水嶺は広く歩きやすい.
10:38 541m峰山頂に着いた.
2021年02月27日 10:38撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 10:38
10:38 541m峰山頂に着いた.
10:38 新雪はもぐるので疲れる.
2021年02月27日 10:38撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 10:38
10:38 新雪はもぐるので疲れる.
11:02 591m峰の登りの南側に林道や作業道のような場所があった.
2021年02月27日 11:02撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 11:02
11:02 591m峰の登りの南側に林道や作業道のような場所があった.
11:11 591m峰山頂.
2021年02月27日 11:11撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 11:11
11:11 591m峰山頂.
11:28 分水嶺からの展望は今ひとつ.
2021年02月27日 11:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 11:28
11:28 分水嶺からの展望は今ひとつ.
11:28 少し笹が出ている.
2021年02月27日 11:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 11:28
11:28 少し笹が出ている.
11:29 樹林越しに女甑山が見えた.すごい迫力で1000m以下の山とは思えない.
2021年02月27日 11:29撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2
2/27 11:29
11:29 樹林越しに女甑山が見えた.すごい迫力で1000m以下の山とは思えない.
11:34 ここから急になる.
2021年02月27日 11:34撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 11:34
11:34 ここから急になる.
12:01 748m峰への登りから甑山が見えた.
2021年02月27日 12:01撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
1
2/27 12:01
12:01 748m峰への登りから甑山が見えた.
12:02 左が男甑山,右が女甑山.
2021年02月27日 12:02撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:02
12:02 左が男甑山,右が女甑山.
12:02 望遠で女甑山.
2021年02月27日 12:02撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:02
12:02 望遠で女甑山.
12:03 さらに望遠で女甑山.この時期,北側からの登頂は難しそうだ.
2021年02月27日 12:03撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
3
2/27 12:03
12:03 さらに望遠で女甑山.この時期,北側からの登頂は難しそうだ.
12:06 甑山.
2021年02月27日 12:06撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:06
12:06 甑山.
12:07 望遠で男甑山.
2021年02月27日 12:07撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:07
12:07 望遠で男甑山.
12:14 748m峰山頂.
2021年02月27日 12:14撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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2/27 12:14
12:14 748m峰山頂.
12:14 ここも周囲は樹林で展望は今ひとつ.
2021年02月27日 12:14撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:14
12:14 ここも周囲は樹林で展望は今ひとつ.
12:15 山頂から少し下った場所から西に続く分水嶺.
2021年02月27日 12:15撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:15
12:15 山頂から少し下った場所から西に続く分水嶺.
12:15 山頂は雲の中だが鳥海山が見えた.
2021年02月27日 12:15撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:15
12:15 山頂は雲の中だが鳥海山が見えた.
12:18 ここから分水嶺は南西に向きを変える.
2021年02月27日 12:18撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:18
12:18 ここから分水嶺は南西に向きを変える.
12:28 この辺は痩せ尾根と雪庇が連続し少し大変だった.
2021年02月27日 12:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 12:28
12:28 この辺は痩せ尾根と雪庇が連続し少し大変だった.
13:06 797m峰の近くになると歩きやすくなった.分水嶺には赤テープのマーキングが所々にあった.
2021年02月27日 13:06撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:06
13:06 797m峰の近くになると歩きやすくなった.分水嶺には赤テープのマーキングが所々にあった.
13:28 797m峰山頂近くは急で最後に岩場が現れた.左は雪庇,右は急斜面,真ん中は岩でスノーシューでの通過は大変だった.
2021年02月27日 13:28撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:28
13:28 797m峰山頂近くは急で最後に岩場が現れた.左は雪庇,右は急斜面,真ん中は岩でスノーシューでの通過は大変だった.
13:40 797m峰山頂に着いた.
2021年02月27日 13:40撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:40
13:40 797m峰山頂に着いた.
13:40 山頂は広い.
2021年02月27日 13:40撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:40
13:40 山頂は広い.
13:40 ここは20〜30cmぐらいもぐった.
2021年02月27日 13:40撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:40
13:40 ここは20〜30cmぐらいもぐった.
13:40 周囲は樹林で展望は乏しい.
2021年02月27日 13:40撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:40
13:40 周囲は樹林で展望は乏しい.
13:45 甑峠への下りで女甑山が見えた.
2021年02月27日 13:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:45
13:45 甑峠への下りで女甑山が見えた.
13:45 望遠で女甑山.
2021年02月27日 13:45撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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2/27 13:45
13:45 望遠で女甑山.
13:51 甑峠に着いた.
2021年02月27日 13:51撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
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13:51 甑峠に着いた.
13:51 甑峠.
2021年02月27日 13:51撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 13:51
13:51 甑峠.
14:14 南東に向かって下る.楽になると思ったが傾斜が弱くラッセルが疲れる.
2021年02月27日 14:14撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 14:14
14:14 南東に向かって下る.楽になると思ったが傾斜が弱くラッセルが疲れる.
14:25 とんがり小屋があった.
2021年02月27日 14:25撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 14:25
14:25 とんがり小屋があった.
14:41 見事な杉の森.
2021年02月27日 14:41撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 14:41
14:41 見事な杉の森.
15:27 林道に出た.
2021年02月27日 15:27撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 15:27
15:27 林道に出た.
15:33 林道歩きは疲れる.
2021年02月27日 15:33撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 15:33
15:33 林道歩きは疲れる.
15:48 朴木沢川沿の林道に出た.
2021年02月27日 15:48撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 15:48
15:48 朴木沢川沿の林道に出た.
16:21 この林道の橋は両側が背丈を越える雪壁で下るにも登るにも苦労し渡るのにかなり時間がかかった.
2021年02月27日 16:21撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 16:21
16:21 この林道の橋は両側が背丈を越える雪壁で下るにも登るにも苦労し渡るのにかなり時間がかかった.
16:26 山に夕陽が当たる.
2021年02月27日 16:26撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 16:26
16:26 山に夕陽が当たる.
17:08 林道の雪崩の跡.
2021年02月27日 17:08撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 17:08
17:08 林道の雪崩の跡.
17:30 及位駅に着いた.今朝は新雪だらけだったが,私の車付近を除き除雪されていた.
2021年02月27日 17:30撮影 by  DMC-TX1, Panasonic
2/27 17:30
17:30 及位駅に着いた.今朝は新雪だらけだったが,私の車付近を除き除雪されていた.
撮影機器:

感想

 中央分水嶺近くの神室連峰から鳥海山に続いている分水嶺を日帰りで繋いで歩くことにした.この分水嶺で登山道があるのは丁岳付近と甑山だけで,あとは積雪期に歩くかやぶ漕ぎになる.今回は標高の低い甑峠の東側の分水嶺を歩いた.

 前日の天気予報は夜明けまで小さな雪マークが少しあるだけだったが,途中の車中泊した尾花沢の道の駅付近は吹雪だった.翌朝までの雪はそれほど増えてはなかったが,及位駅付近には新雪が約30cmありがっかりした.天気も少し雪混じりの曇りで気力が少し失せた.でも午後から晴れとの天気予報を信じてスノーシューで歩き出した.

 駅からすぐに車道の除雪は終わり新雪の長い林道歩きが始まった.奥羽本線の踏切は雪壁の通過に少し苦労した.電車の本数は少なくこの時刻に通過する予定はないが少しヒヤヒヤした.林道には東側の急斜面や沢からの雪崩の跡が頻繁にあり少し緊張した.

 今回の目的は分水嶺歩きであるが,雪の甑山を見ることも期待して出かけた.分水嶺は樹林に覆われ展望のある場所はほとんどなかったが何ヵ所かで見れたので良かった.1000m以下とは思えない期待以上の山容を見ることができた.

 ここの分水嶺はヤマレコ初トレースで最近歩いた痕跡はなく誰とも会わなかった.

 ここから南西に続く分水嶺:
神室と鳥海を結ぶ分水嶺 甑峠〜女甑山〜男甑山〜県境峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2534849.html

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