今年最後の山行 御嶽山(濁河から)
- GPS
- 05:58
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
6:43 仙人橋
7:18 湯ノ花峠
7:55 のぞき岩
8:33 お助け水〈八合目〉
9:58 五の池小屋
その後計測出来ず・・・
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期はチャオの峠など時間で封鎖、あるいは冬季封鎖されており、41号、小坂から濁河までくねくねと走りました。途中、熊と思われる足跡が残ってました。 |
写真
感想
今年最後の山行として、御嶽に行ってきました。
すでに降雪がありましたが、近所から見た感じではまだ冬山!って感じではなかったので、初の御嶽ですが行けるところまで…って感じで行ってきました。
御嶽登山としてはマイナーな(?)濁河温泉から登りました。
登山口から山頂までピンクリボン、看板があるため道迷いはありませんでした。森林限界までは・・・。
途中、樹林帯では膝上のラッセルもあり大変でしたが 、久しぶりに雪のなかを歩くのが楽しかったです。
森林限界を超えると、ルートは雪の下…当然トレースも無し。雪はクラストしており、アイゼンもしっかり踏まないと利かない状態でした。
ならば、どこを進んでもOK?ということで適度な斜度を探りつつ登るものの、しっかり踏みつけなくては利かない状態で、なかなかしんどい登りでした。
途中、水分補給をしてチョコを食べようとしましたが、慣れないグローブでの作業の為、貴重なチョコを落してしまいました。
どんどん加速して滑降いくチョコを見ていたら、少し怖くなってきました。こんなところで転んだら絶対止まらない…。滑落停止訓練も大事ですが、やはり転ばないように歩く事が一番大切だと思いました。
無事、飛騨頂上まで来ることが出来ましたが、結構体力を使っていたので諦めました。無事に下山が優先です。
五の池小屋の影でおにぎり、味噌汁をいただきました。こういう所での温かい味噌汁はインスタントとは言え格別でした。
体が温まった内に下山を開始しました。尾根をしばらく進み尾根に上がった部分から下を見下ろすと、樹林帯のどこから上がってきたのか分かりませんでした。自分が歩いてきたトレースなどは見当たらず、だいたいあの木の辺りだろうと目標を決め、下って行きました。途中、風がものすごく強くなってきたので、岩の陰で停滞し様子をみました。10分ほど待ち、このまま強風が続いたら嫌だな〜と思っていると少し収まってきたので、下山再開。
また風が吹いたら嫌だと思い、真下に向かって降りていくと、カシャカシャと嫌な音。。。足元を見るとアイゼンが外れかかっていました。
ピッケルを深く突き刺し、スリングを使ってセルフビレイ。万が一滑っても落ちないようにしてから、慎重にアイゼンを着け直しました。あんなにガチガチに装着してたのに、なぜ外れたのか不思議でしたが、実際に外れたので調整が甘かったのでしょう。反省しました。ミスは許されないぞとドキドキしながら装着完了。
その後はトラブル無く樹林帯まで戻ってくることが出来ました。
分からなくなっていた登山道も発見出来て、登山口まで帰ってくることが出来ました。
12本アイゼンを装着しなくてはいけない登山は初めてでした。トラブルはありましたが、無事帰ってくることが出来て良かったです。今回無事に下山出来たのは運が良かっただけかもしれません。気を引き締めて、今後の山行を楽しみたいです。
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