ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2966598
全員に公開
雪山ハイキング
東海

山伏(蓬尾根〜鳩胸尾根)

2021年02月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:09
距離
14.0km
登り
1,383m
下り
1,409m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:24
合計
7:25
6:22
18
6:40
6:50
32
山伏駐車場
7:22
7:22
69
Cルート表記(蓬峠)
8:31
8:39
71
9:50
9:50
9
9:59
10:00
76
11:16
11:16
14
11:30
11:35
110
激藪(鳩胸尾根)
13:25
13:25
22
下降点?(鳩胸尾根)
13:47
ゴール地点
大谷嶺駐車場に車を置き、折り畳み自転車で山伏駐車場(西日影沢)へ移動。
『蓬峠』は取り付き場所不明だったのでとりあえず別荘地を横目に直登、基本的にトレースも明確で序盤の250m登りさえ終えれば、後は危険個所の無い稜線上の縦走ルート。
蓬峠手前から岩場が続くが危険個所は無し。
蓬峠周辺は雪解けが進んでいるが、やはり第二ベンチあたりはまだ凍結していてチェンスパはあった方が良い。
山伏手前のヤナギラン群生地(電波届くポイント)周辺に大きな凍結地帯。
鳩胸尾根取り付きも見つけられず我ながら自信が無し、しかしここも一旦下り始めれば踏み跡が明確なので、通り道の無い激藪にぶつかったの時は引き返すのも正解かもしれない。(今回はムキになって2回程突っ込んだ)
蓬沢2号線歩道は落石が多いので、一応ヘルメットを持っていった方がスマートだと思う。
天候
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
車をデポ  :大谷嶺駐車場(大谷崩側)
自転車をデポ:山伏駐車場手前のP(西日影沢側)
コース状況/
危険箇所等
蓬尾根は一部激登りポイントでトレースが消えるも基本は尾根までの登りなので問題なし。
蓬峠周辺や裏は融雪、ただ第二ベンチ手前よりいつもの感じでチェンスパ推奨。
山伏から大谷嶺は踏み跡固しでワカン不要、ルート外れても沈みはくるぶし程度。
鳩胸尾根は降り始めのルート見つけられず、途中激藪があったが道中物凄い明確な踏み跡があった為、他ルートがあったかも。最後の300m下りの下降取り付き部分がやはり自信無し、私の下降ポイントが正しいのならあそこが今回唯一の滑落危険ポイント。
その他周辺情報 ファイナルコンビニは静岡南IC直後のローソンかファミマ。
日帰り温泉、及び車中泊スポットは黄金の湯がおススメだが今回は利用しなかったのでコロナで今の時期営業しているかは未確認。
トイレは真富士の里、梅ヶ島観光トイレ、黄金の湯。
どこに降りていくか判らなかったので、念のために大谷嶺駐車場の工事看板も撮影
どこに降りていくか判らなかったので、念のために大谷嶺駐車場の工事看板も撮影
ある意味今回の核心部、いつも湿っている(凍っている)ポイントを自転車で徐行しつつ通過
ある意味今回の核心部、いつも湿っている(凍っている)ポイントを自転車で徐行しつつ通過
明確な取り付き場所が見つけられず、だらっと登り始め
明確な取り付き場所が見つけられず、だらっと登り始め
噂のCルート、矢印先にあるオレンジ看板は色落ちしていて読めず。
→(↑こちら)となっている看板が色落ちしたのか、→Cルート(↑直登ルートはこちら)となっていたのかは、今では判らない。
1
噂のCルート、矢印先にあるオレンジ看板は色落ちしていて読めず。
→(↑こちら)となっている看板が色落ちしたのか、→Cルート(↑直登ルートはこちら)となっていたのかは、今では判らない。
踏み跡は明確
2021年02月28日 07:26撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:26
踏み跡は明確
わかるわかる
2021年02月28日 07:36撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:36
わかるわかる
思ったより楽勝?
2021年02月28日 07:41撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:41
思ったより楽勝?
もはやハイキングコースのノリ
2021年02月28日 07:46撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:46
もはやハイキングコースのノリ
ネットで見ると左巻き推奨の場所。
個人的には左の根の所が降りやすそうだが、今回は先人の指示に従う。
2021年02月28日 07:57撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:57
ネットで見ると左巻き推奨の場所。
個人的には左の根の所が降りやすそうだが、今回は先人の指示に従う。
左を見ると付けてくれてある、赤テープ。
2021年02月28日 07:57撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:57
左を見ると付けてくれてある、赤テープ。
確かに降りやすい
2021年02月28日 07:58撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 7:58
確かに降りやすい
2021年02月28日 08:01撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 8:01
これ以降も特に難所は無し
2021年02月28日 08:01撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 8:01
これ以降も特に難所は無し
激しく写真飛んで、蓬峠第二ベンチ手前あたり。
流石にチェンスパ無しだと不安なので装着。
2021年02月28日 09:10撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 9:10
激しく写真飛んで、蓬峠第二ベンチ手前あたり。
流石にチェンスパ無しだと不安なので装着。
西日影沢分岐手前の降りる所、この辺も嫌らしいので再びチェンスパ装着。
2021年02月28日 09:49撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 9:49
西日影沢分岐手前の降りる所、この辺も嫌らしいので再びチェンスパ装着。
チェンスパ装着しておいて良かった。
携帯電波ポイント手前がスケートリンクになってました。
2021年02月28日 09:54撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 9:54
チェンスパ装着しておいて良かった。
携帯電波ポイント手前がスケートリンクになってました。
いい天気!
2021年02月28日 09:57撮影 by  iPhone 11, Apple
2
2/28 9:57
いい天気!
後ろから2組の気配を感じて早々に退散。
2021年02月28日 09:59撮影 by  iPhone 11, Apple
1
2/28 9:59
後ろから2組の気配を感じて早々に退散。
踏み跡はかちかち、トレース外してもそれほど不快感の無いしまった感じでした。
2021年02月28日 10:09撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 10:09
踏み跡はかちかち、トレース外してもそれほど不快感の無いしまった感じでした。
雪は最大でくるぶし程度
2021年02月28日 10:26撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 10:26
雪は最大でくるぶし程度
2021年02月28日 11:27撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 11:27
家族には念の為、ここで鳩胸尾根下降します、2時間連絡(トラッキング含む)無かったら警察に連絡よろしくと伝達
2021年02月28日 11:27撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 11:27
家族には念の為、ここで鳩胸尾根下降します、2時間連絡(トラッキング含む)無かったら警察に連絡よろしくと伝達
(ピンクテープ)『おわかり頂けただろうか?』のつもりで撮った写真だったが、自分でも写真からピンクテープ見つけられず、よく判らない下降点付近の写真
2021年02月28日 11:33撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 11:33
(ピンクテープ)『おわかり頂けただろうか?』のつもりで撮った写真だったが、自分でも写真からピンクテープ見つけられず、よく判らない下降点付近の写真
尾根沿いは面倒臭そう、トラバースは迷いそうと悩む箇所が何か所もあるが、今回は初なので常に尾根登り進みました
2021年02月28日 11:45撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 11:45
尾根沿いは面倒臭そう、トラバースは迷いそうと悩む箇所が何か所もあるが、今回は初なので常に尾根登り進みました
めっちゃ踏み跡あるじゃんw
2021年02月28日 11:56撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 11:56
めっちゃ踏み跡あるじゃんw
矢印がッ!(何の鳥の足跡でしょうか・・・)
2021年02月28日 12:00撮影 by  iPhone 11, Apple
2
2/28 12:00
矢印がッ!(何の鳥の足跡でしょうか・・・)
藪地帯に突入、藪漕ぎしていきましたが下の写真見るとここのルートは不正解っぽい
2021年02月28日 12:31撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 12:31
藪地帯に突入、藪漕ぎしていきましたが下の写真見るとここのルートは不正解っぽい
めっちゃ判りやすい踏み跡
2021年02月28日 12:36撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 12:36
めっちゃ判りやすい踏み跡
再び藪に阻まれたぐわー
2021年02月28日 12:57撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 12:57
再び藪に阻まれたぐわー
ここ降りたら丁度扇の要あたりだけど、単独確保無しだと死ぬよなぁと思いつつ撮った写真
2021年02月28日 13:01撮影 by  iPhone 11, Apple
1
2/28 13:01
ここ降りたら丁度扇の要あたりだけど、単独確保無しだと死ぬよなぁと思いつつ撮った写真
最後の下降点判らなくて撮った写真
2021年02月28日 13:25撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 13:25
最後の下降点判らなくて撮った写真
小石ぽろぽろ
2021年02月28日 13:38撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 13:38
小石ぽろぽろ
その真下、念のためヘルメット装備しておいて正解
2021年02月28日 13:38撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 13:38
その真下、念のためヘルメット装備しておいて正解
再び落石後
2021年02月28日 13:39撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 13:39
再び落石後
ゴール
2021年02月28日 13:44撮影 by  iPhone 11, Apple
2/28 13:44
ゴール
駐車場まで帰ってきました
駐車場まで帰ってきました

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット
備考 どうかんがえてもWストックは邪魔だった、こんな時に限って軍手を持っていかず泣く泣くインナー手袋を擦り切れさせつつ笹下りorz

感想

下に長長文で顛末書いていますが、いつも行っている山伏に尾根伝いで縦走できるコースがあるのを知り登ってきました。

取り付きは明確な踏み跡やピンクテープが発見出来なかったのでだらっと登る。ただ迷い尾根も無く単純な登りなので特に不安もなく激登り。途中噂の「Cルート」の表記を見てぱしゃり。
1196地点まで登り切れば一本尾根で今回は凍結箇所も無かったので他のルートと変わらないハイキングルート。蓬峠手前100m位から岩が多くなりいつ着くのか若干やきもきしました。(どうせこの岩の裏が蓬峠だろうからわざわざ写真撮らなくていいや、どっこいしょっと x3 で結局写真撮らなかったですし)
いつもの通り蓬峠で休憩しつつ裏側凍結の為チェンスパ付ける目算でしたが、思いのほか雪解けが進んでいて肩透かし・・・と思ったら第二ベンチ手前が凍結。ムキになってノーアイゼンで突破しようと思ったら登りでずるずる滑ったのでなんとなく負けた気がしつつも脇道でチェンスパ装着。
二度ほど着脱して、西日影沢分岐手前の下りで嫌らしい感じだったので再装着したら、ヤナギラン群生地の看板(ドコモ電波〇看板)あたりがスケートリンクになっていて苦笑しました。
山頂からはワカンの跡があったので折角なんでトレース拝借。ただトレース外もくるぶし程度で割と締まっていて歩きやすい道でした。
鳩胸尾根手前で家族に「本日の核心です」と連絡、あまり遅かったら警察に連絡してねと軽い気持ちで降り始めましたが、バリエーション歩くの久しぶりでトラバースと直登の取捨選択3回位失敗し、踏み跡辿れず藪に2回突っ込み、予告の1.5倍時間がかかり家族をやきもきさせてしまったことは反省点デス・・・。
最後の1400位の地点の下降点が見つけられず、古いロープウェイの鋼線跡から樹木掴んで降りるか、足滑らせると滑落かと怯えつつなんとか下降。明らかにあそこだけ怖かったので、多分正規ルートではない予感。


  ********************************

気軽に行ける(前泊後泊無い範囲で県外勢に)深南部の魅力を発信キャンペーン!と自分にルールを科して最近登山をしていますが。駅ピックアップ前提で考えても、遠方から人を呼んで、かつ無理ないプランで行ける深南部"らしい"山が無いデスヨネ。
個人的には水窪方面から笹掴んで登る黒法師が面白かったので、その周辺を紹介できるようルート埋めしているのですが、今回は土日連休取れなかった為、しょうがないからいつものハイキングで山伏でも行こうとして積雪状況を他の方のレコで確認した所、山伏山頂経由ルートで見慣れない尾根の文字が・・・。
山伏峠から小河内山〜イタドリ山は行ったことがありましたが、このルートは初めてだったので行ってみましたが、いつもの山伏に登るルート(大谷崩>西日影沢)から一個内側の尾根を通るだけで、新鮮な感じになってとても良かったです。
山伏峠〜イタドリ山は季節+落石で百畳平からのアクセスが実質滅んでいる状況から考えると、遠方から1泊2日でご案内は厳しいと感じていましたが。そこまで雄大な感じではなくともそれっぽい雰囲気があるこのルートはようやく候補地ひとつめを見つけて嬉しかったです。

ただ、あまりにも自分が山行行かな過ぎていて。
・基本的に踏み跡明確だったので、途中藪漕ぎx2したのは単に登山感覚欠如からだと思う。
・最後の下降点が明らかにそこの部分だけ怖すぎたんで、多分ここもルート間違っている疑惑。
・(大谷崩れと並走しているし、ペース的にも2時間全く電波が届かないなんてことは無いと思うので)GPSトラッキングも含め2時間動きなかったら通報よろしくと家族に伝えておき、大沢の頭で「これから核心部です」と家族に送った後に。取りつき悩み、尾根をトラバースせず念のため最高点を常に登り、藪漕ぎの3重苦でまーーーったくペースが上がらず、かつ尾根に隠れて常に電波範囲外で、家族が実家に相談してあわや遭難扱いに。
 と、笑えないオチもあり、反省点は多すぎます。

自身のトレーニングやルート把握の為にも、逆ルートでもまわってみたいと思っています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:757人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら