山伏(蓬尾根〜鳩胸尾根)
- GPS
- 07:09
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,409m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:25
『蓬峠』は取り付き場所不明だったのでとりあえず別荘地を横目に直登、基本的にトレースも明確で序盤の250m登りさえ終えれば、後は危険個所の無い稜線上の縦走ルート。
蓬峠手前から岩場が続くが危険個所は無し。
蓬峠周辺は雪解けが進んでいるが、やはり第二ベンチあたりはまだ凍結していてチェンスパはあった方が良い。
山伏手前のヤナギラン群生地(電波届くポイント)周辺に大きな凍結地帯。
鳩胸尾根取り付きも見つけられず我ながら自信が無し、しかしここも一旦下り始めれば踏み跡が明確なので、通り道の無い激藪にぶつかったの時は引き返すのも正解かもしれない。(今回はムキになって2回程突っ込んだ)
蓬沢2号線歩道は落石が多いので、一応ヘルメットを持っていった方がスマートだと思う。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
自転車をデポ:山伏駐車場手前のP(西日影沢側) |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬尾根は一部激登りポイントでトレースが消えるも基本は尾根までの登りなので問題なし。 蓬峠周辺や裏は融雪、ただ第二ベンチ手前よりいつもの感じでチェンスパ推奨。 山伏から大谷嶺は踏み跡固しでワカン不要、ルート外れても沈みはくるぶし程度。 鳩胸尾根は降り始めのルート見つけられず、途中激藪があったが道中物凄い明確な踏み跡があった為、他ルートがあったかも。最後の300m下りの下降取り付き部分がやはり自信無し、私の下降ポイントが正しいのならあそこが今回唯一の滑落危険ポイント。 |
その他周辺情報 | ファイナルコンビニは静岡南IC直後のローソンかファミマ。 日帰り温泉、及び車中泊スポットは黄金の湯がおススメだが今回は利用しなかったのでコロナで今の時期営業しているかは未確認。 トイレは真富士の里、梅ヶ島観光トイレ、黄金の湯。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | どうかんがえてもWストックは邪魔だった、こんな時に限って軍手を持っていかず泣く泣くインナー手袋を擦り切れさせつつ笹下りorz |
感想
下に長長文で顛末書いていますが、いつも行っている山伏に尾根伝いで縦走できるコースがあるのを知り登ってきました。
取り付きは明確な踏み跡やピンクテープが発見出来なかったのでだらっと登る。ただ迷い尾根も無く単純な登りなので特に不安もなく激登り。途中噂の「Cルート」の表記を見てぱしゃり。
1196地点まで登り切れば一本尾根で今回は凍結箇所も無かったので他のルートと変わらないハイキングルート。蓬峠手前100m位から岩が多くなりいつ着くのか若干やきもきしました。(どうせこの岩の裏が蓬峠だろうからわざわざ写真撮らなくていいや、どっこいしょっと x3 で結局写真撮らなかったですし)
いつもの通り蓬峠で休憩しつつ裏側凍結の為チェンスパ付ける目算でしたが、思いのほか雪解けが進んでいて肩透かし・・・と思ったら第二ベンチ手前が凍結。ムキになってノーアイゼンで突破しようと思ったら登りでずるずる滑ったのでなんとなく負けた気がしつつも脇道でチェンスパ装着。
二度ほど着脱して、西日影沢分岐手前の下りで嫌らしい感じだったので再装着したら、ヤナギラン群生地の看板(ドコモ電波〇看板)あたりがスケートリンクになっていて苦笑しました。
山頂からはワカンの跡があったので折角なんでトレース拝借。ただトレース外もくるぶし程度で割と締まっていて歩きやすい道でした。
鳩胸尾根手前で家族に「本日の核心です」と連絡、あまり遅かったら警察に連絡してねと軽い気持ちで降り始めましたが、バリエーション歩くの久しぶりでトラバースと直登の取捨選択3回位失敗し、踏み跡辿れず藪に2回突っ込み、予告の1.5倍時間がかかり家族をやきもきさせてしまったことは反省点デス・・・。
最後の1400位の地点の下降点が見つけられず、古いロープウェイの鋼線跡から樹木掴んで降りるか、足滑らせると滑落かと怯えつつなんとか下降。明らかにあそこだけ怖かったので、多分正規ルートではない予感。
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気軽に行ける(前泊後泊無い範囲で県外勢に)深南部の魅力を発信キャンペーン!と自分にルールを科して最近登山をしていますが。駅ピックアップ前提で考えても、遠方から人を呼んで、かつ無理ないプランで行ける深南部"らしい"山が無いデスヨネ。
個人的には水窪方面から笹掴んで登る黒法師が面白かったので、その周辺を紹介できるようルート埋めしているのですが、今回は土日連休取れなかった為、しょうがないからいつものハイキングで山伏でも行こうとして積雪状況を他の方のレコで確認した所、山伏山頂経由ルートで見慣れない尾根の文字が・・・。
山伏峠から小河内山〜イタドリ山は行ったことがありましたが、このルートは初めてだったので行ってみましたが、いつもの山伏に登るルート(大谷崩>西日影沢)から一個内側の尾根を通るだけで、新鮮な感じになってとても良かったです。
山伏峠〜イタドリ山は季節+落石で百畳平からのアクセスが実質滅んでいる状況から考えると、遠方から1泊2日でご案内は厳しいと感じていましたが。そこまで雄大な感じではなくともそれっぽい雰囲気があるこのルートはようやく候補地ひとつめを見つけて嬉しかったです。
ただ、あまりにも自分が山行行かな過ぎていて。
・基本的に踏み跡明確だったので、途中藪漕ぎx2したのは単に登山感覚欠如からだと思う。
・最後の下降点が明らかにそこの部分だけ怖すぎたんで、多分ここもルート間違っている疑惑。
・(大谷崩れと並走しているし、ペース的にも2時間全く電波が届かないなんてことは無いと思うので)GPSトラッキングも含め2時間動きなかったら通報よろしくと家族に伝えておき、大沢の頭で「これから核心部です」と家族に送った後に。取りつき悩み、尾根をトラバースせず念のため最高点を常に登り、藪漕ぎの3重苦でまーーーったくペースが上がらず、かつ尾根に隠れて常に電波範囲外で、家族が実家に相談してあわや遭難扱いに。
と、笑えないオチもあり、反省点は多すぎます。
自身のトレーニングやルート把握の為にも、逆ルートでもまわってみたいと思っています。
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