アイスロード・シュラインロード 六甲山を縦に歩こう
- GPS
- 04:59
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 809m
- 下り
- 733m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
アイスロードの入口までは、行き交う車に注意しながら車道を歩き、15分ほどで山道に入る。今日はアイスロード周辺の広範囲で森林整備のための間伐作業が行われていた。日頃快適な山登りができるのも、このような緻密な手入れがあってこそと感謝しながら、作業員達の横を通る。
アイスロードは、明治時期六甲山上の池で製造された天然氷を、麓まで運び降ろすのに利用された道と、かねてから聞いていたが、こんな急勾配で石ころだらけの道を牛車に氷を積んで降ろしたとは! ただただ驚くばかりだ。
今日は森林インストラクターのメンバーが、色々な木の名前や特徴などを説明してくれ、また他のメンバーも花や草の話もされて、体力ばかりではなく、頭の方のトレーニングにもなったようだ。そして約1時間40分で前ヶ辻へ登り切った。
記念碑台のビジターセンターでの昼食を終え、前ヶ辻のシュラインロードの入口に戻り、ここからは「六甲山自然案内人の会」作成のパンフレットを片手に、一つ一つの野仏と行者堂を皆で確認しながら、静かな古道を歩いて行った。
ここは昔、唐櫃村方面で採れた野菜やコメなどの農産物を、南側の灘や御影方面に運ぶための道であり、南側からはアイスロードを経て北側の村々に海産物を運ぶ道、つまり北と南を結ぶ生活道路として開かれた道だったと。
山中は物騒で、度々盗難などが出て血なまぐさいことが起こったので、道中の安全や商売繁栄を願い、地元の人により石仏が建立されたと、昔に思いを馳せながらゆっくりと歩行。九体仏を見た後は、蓬山渓方向へと進み、逢ヶ山を仰ぎながら神鉄唐櫃駅に着いた。(BAN)
<コース状況>シュラインロードは激下り。落ち葉が多く、滑り易い。
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