稲葉山 早春の丘陵歩き

2021年03月12日(金) [日帰り]

• GPS: 02:20
• 距離: 10.1km
• 登り: 253m
• 下り: 253m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:12
• 休憩: 0:07
• 合計: 2:19

9:28 宇倍神社
10:16 10:17 稲葉山
10:29 10:29 行平塚
11:39 11:45 宇倍神社
11:47 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

出発地（宇倍神社）そばにある宮ノ下小学校と宮下公民館の間の無料駐車場に駐めました。

コース状況／危険箇所等

宇倍神社裏手から稲葉山までの道はコンクリートの簡易舗装路です。
それを越えるとアスファルト舗装路になります。

その他周辺情報

宇倍神社鳥居そばに、パン屋「パン工房大地の恵み」があります。JAFカード提示で、800円以上の購入で5％引きになります。

写真

3/12 9:22

スタートは因幡一宮、宇倍（うべ）神社から。階段を上がっていく参道がありますが、今回は参道脇の道路を上っていきます（参道と道路は上で合流するので、どっちの道を選んでも良い）。

3/12 9:24

すでにスミレがまとまって咲いていました。春ですね。

3/12 9:30

稲葉山までの道はこのような簡易舗装路。落ち葉が多く残っているところを見るとあまり車どおりが多くないかも。と思ったら、このあと数台の車が通っていきました。

3/12 9:33

道ばたには七宝水という水場。ちょろちょろと水が出ていました。コップがありましたが、利用されている感じではなかったかな。

3/12 9:36

ヘアピンカーブの先端にあった表示。谷向こうの池田家墓所に道がつながっているとのこと。

3/12 9:39

その案内のそばで見つけたコンクリ柱。自衛隊敷地のへりに「防衛省」と書かれたのは見つけたことはあるけど、この手のは初めて。ちなみに池田とは鳥取藩のお殿様。この墓所は代々のお殿様の墓がまとめられてあります。

3/12 9:44

道を進み、丘の上に出ました。広い草原の脇を通過。マムシがいるようですが、この時期は寒すぎるのか、まだ見かけませんでした。

3/12 9:50

といいながら、小ぶりなサクラの花が咲いていました。ちょっとうれしい。

3/12 9:50

丘陵地の下には美歎（みたに）集落が見えます。谷を左に進めば重要文化財の旧美歎水源地水道施設や、美歎牧場があります。手前右の小高い丘は因幡三山の甑山（こしきやま）かな。

3/12 9:55

稲葉山までは木々がまばらに生えていて、ところどころに畑が広がります。ここの畑で農作業をする人の車が道路脇に駐車していました。

3/12 9:56

向こうに見えるのは扇ノ山。結構見晴らしがいいですよ。

3/12 10:04

その場から少し南を見やると東山や三室山。若桜の山々が見えます。

3/12 10:04

道の反対側。手前に池があります。奥の右の小高い山は久松山。結構近いんです。

3/12 10:01

畑の中の一本道を進みましょ。

3/12 10:07

突き当たりの森の中へと入っていきます。地図ではこの山が稲葉山となっているようだけど…。

3/12 10:10

当たり！
この看板によると、かねてからこの稲葉山を題材にした句が詠まれているようです。中納言行平（在原行平）が因幡に着任の際にこの地を詠んだ句が百人一首の16番の句になっているそうで。

3/12 10:11

さて現在の「いなば山の峰におふる」マツはこのとおり。
枯れて山はスカスカです。

3/12 10:16

そのいなばの峰である稲葉山の山頂の三角点。倒木、灌木の中にひっそりとありました。

3/12 10:23

稲葉山を越え、北側に出ると雰囲気は一変し、畑地の中に住宅地が散在します。

3/12 10:24

道標地蔵さんが、道ばたにひっそりとありました。

3/12 10:26

リスさん。

3/12 10:27

ツルさん。

3/12 10:33

ハンターさん。人以外にもいろいろな動物がいるようです。

3/12 10:39

谷の底にある集落を見ながら、

3/12 10:39

そして、稜線の向こうに、白くうっすらと見える大山を見ながら林道を下っていきます。

3/12 10:42

谷間にはウメの花。

3/12 10:45

道ばたには、色の濃いサクラの花が咲いていました。

3/12 10:55

このあと、この道を30分近く下り、

3/12 11:14

この先しばらく出番のない、除雪車を見ながら、

3/12 11:17

今日の稲葉山の散歩を終了しました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

hosap

年休日。午後からは雨の予報。ということで、近場の稲葉山に出かけました。
稲葉山は、宇倍神社から続く丘陵地にある山であることに間違いはないのですが、過去レポートでは、どこが稲葉山か分からない、山頂にある三角点が見つけにくいなどと謎が多い山です。

行ってみて分かったのは、1）稲葉山の山頂も三角点もあるものの、付近の場所よりちょっとだけ小高いので、山頂と認識されにくいこと（地図には記載されています）、2）山頂直近の道から山頂（三角点）までは倒木や草むらをかき分けていかねばならず、アクセスするために少しだけ強い心が必要なことでした。

道ばたの緑も花も増え、早春を感じることのできる郊外の山歩きとなりました。