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Yamareco

記録ID: 299479
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川連峰敗退 芝倉沢通り過ぎて 武能沢右俣

2013年05月18日(土) [日帰り]
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GPS
09:30
距離
15.2km
登り
914m
下り
914m

コースタイム

指導センター 6:15
マチガ沢出合い 6:40
一の倉沢出合い 7:00
幽の沢出合い 7:20
芝倉沢出合い  7:55
武能沢右俣   10:00
11:55 雪渓上り詰め 12:35
新道合流 13:15
巡視小屋 14:10
指導センター 15:35

武能沢右俣雪渓上端は、地形図と写真からの推測です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ロープウエー駐車場 この時期は\500/日
コース状況/
危険箇所等
旧道 
 指導センター〜一の倉沢出合い 
  舗装路、新緑の気持ちの良いハイキングコース
  ベビーカーで散策している家族の方もいます。

 一の倉沢出合い〜幽の沢出合い
  残雪増え、一部藪こぎもあり。

 幽の沢出合い〜芝倉沢出合い
  残雪で道埋まり、トラバース箇所多い
  落石注意、アイゼンは無くても行ける。
  デブリ越えて芝倉沢出合い。

 芝倉沢出合い〜武能沢
  ほぼ残雪トラバース道。沢筋はデブリ越え。
  アイゼン、ピッケル必要。

 武能沢右俣
  稜線付近まで雪渓。上り詰めると岩と笹藪の急斜

新道
 武能沢〜巡視小屋
  夏道は、途切れ途切れ。残雪、デブリで迂回あり。
  芝倉沢は増水で、ヒザ上渡渉となる。
  ルートファインディング必要。

 巡視小屋〜
  ほぼ夏道。
  一の倉沢からはハイキング道。

旧道、新緑の綺麗な季節です。
旧道、新緑の綺麗な季節です。
マチガ沢出合い。3週間ですっかり雪消えてます。
マチガ沢出合い。3週間ですっかり雪消えてます。
一の倉沢出合い。2組のクライミングパーティー準備中でした。
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一の倉沢出合い。2組のクライミングパーティー準備中でした。
一の倉沢〜幽の沢へ。未舗装ですが歩き安い。
一の倉沢〜幽の沢へ。未舗装ですが歩き安い。
幽の沢出合い
幽の沢出合いから奥は、残雪が道を覆い始めます。
幽の沢出合いから奥は、残雪が道を覆い始めます。
残雪が道いっぱいになり、トラバースしながらになります。
残雪が道いっぱいになり、トラバースしながらになります。
デブリを越えて芝倉沢出合い。(でした。)通過してしまいます。
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デブリを越えて芝倉沢出合い。(でした。)通過してしまいます。
その先、沢筋はほぼデブリ。
その先、沢筋はほぼデブリ。
残雪ない部分は落石注意。
残雪ない部分は落石注意。
初めのデブリ越え振り返り。
初めのデブリ越え振り返り。
次のデブリ。
残雪のトラバースもきつくなる。
残雪のトラバースもきつくなる。
対岸の旧道
トラバースの残雪が延々と続きます。
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トラバースの残雪が延々と続きます。
まだアイゼン、ピッケル無し。
まだアイゼン、ピッケル無し。
ここでピッケル。
ここでピッケル。
ここまで、サイドキックステップの歩きで来ましたが、この先は危険を感じて、アイゼン、ピッケル
ここまで、サイドキックステップの歩きで来ましたが、この先は危険を感じて、アイゼン、ピッケル
新緑と残雪が綺麗だなと思うが、
新緑と残雪が綺麗だなと思うが、
なかなかな残雪道
なかなかな残雪道
この先でルート消失。藪こぎして沢へ下りる。
この先でルート消失。藪こぎして沢へ下りる。
武能沢右俣の下部へ下ります。(下りたようでした。)
武能沢右俣の下部へ下ります。(下りたようでした。)
上り開始。今日はロープ無いので、撤退の時期うかがいながら上がります。
上り開始。今日はロープ無いので、撤退の時期うかがいながら上がります。
中間の雪解け水。飲みたいけど近寄ると危険そう。
中間の雪解け水。飲みたいけど近寄ると危険そう。
中間のデブリ横を上ります。
中間のデブリ横を上ります。
雪渓上端確認。
勾配きつくなりますが、下りれるので上がります。
勾配きつくなりますが、下りれるので上がります。
白樺避難小屋見えます。
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白樺避難小屋見えます。
雪渓上部
雪渓詰め切って対面。
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雪渓詰め切って対面。
下部見下げ。
北側。 岩と笹藪偵察しますが、乗り越える余力気力なく下山。
北側。 岩と笹藪偵察しますが、乗り越える余力気力なく下山。
武能沢下部合流地点。
武能沢下部合流地点。
沢を下ります。
さらに下ります。
さらに下ります。
下りきると川が見え始めます。
下りきると川が見え始めます。
新道に合流。
この岩ぬめってました。
この岩ぬめってました。
川沿いを下ります。
川沿いを下ります。
残雪上を気持ち良く下って新道見失い。
残雪上を気持ち良く下って新道見失い。
新道戻り、デブリ越え3箇所ほど。
新道戻り、デブリ越え3箇所ほど。
あとは、新緑のハイキング道かと安心。。
あとは、新緑のハイキング道かと安心。。
芝倉沢増水、ひざ上の渡渉。大変冷たい。
芝倉沢増水、ひざ上の渡渉。大変冷たい。
巡視小屋から下でハイキングの方多くすれ違いました。
巡視小屋から下でハイキングの方多くすれ違いました。

感想

芝倉沢の残雪雪渓遡上して堅墨尾根から稜線への予定でした。
なぜか武能沢まで行って稜線近くまで遡上して、笹薮の急斜乗り越える気力なく
撤退、敗退しました。
旧道、幽の沢過ぎると残雪多く、芝倉沢付近からトラバース状に進み、デブリ越えて芝倉沢出合いになります。
特徴的な堰堤も少し見えるので普通は出合いと気付きます。


AM5:00頃ロープウエー駐車場着、仮眠して6時頃発。
指導センターで登山届け出し、旧道歩き。新緑がすがすがしい。
一の倉沢出合いで、クライマー2組準備中。
ここからの情景は眺めるもので踏み込みたい気持ちは湧かない。

未舗装の林道になり、残雪増え、倒木、落石あり、徐々に林道の路肩へ
押し出されて行く。
路肩は雪に埋もれた木々の枝でブッシュバリアになっているので、残雪の
トラバースが始まる。
幽の沢出合い、あまりにぱっとしないの感じながら通過。
ここから、旧道は残雪のトラバース歩きが楽な状態。

デブリを乗り越えて芝倉沢出合い。
予定より早く1時間40分ほどで来てたが、
右も左俣もどちらも行けそうくらいの残雪ありで
こんなに近くないという感覚だけで通り過ぎてた。
普通では考えられないバカだ。

ここから先の旧道、ほぼ全て残雪のトラバース、沢部分はデブリ。
残雪、適度な締まり具合で、靴のサイドでカットできるので
沢状の部分高巻き気味にノーアイゼン、ストックで越して行く。
蓬峠方面見え始める頃、疲れを感じ始め休憩。
何か違和感感じ、地図で白毛門目指しで現在地同定。(しているつもり)
持ってきている地図(のコピー)芝倉沢の少し先まで。
行き過ぎている感じは分かる。が使い物になっていなかった。
しかし、まだ先との思い込みで進む。

だんだんトラバースきつくなり、谷底まで滑って行きそうな部分も現れ
ピッケル、アイゼンと順番に出す。
この出し惜しみで体力消耗。
なめた行動のツケが後で響く。

武能沢に至り(後で確認)、旧道消滅。
夏はここで九十九折に少し上がって沢を越えて行くらしい。
今日は残雪で全く不明。藪こぎして沢に下りる。
予定と違うことは認識しているが、上がれるところまで行く事にする。
ただし、今日はロープ無しなので、クライムダウン可能かを撤退の基準とする。

傾斜はそこそこで、上部に雪崩るほど雪無し、休憩挟んで1時間50分位で
雪渓を上り詰める。
かなりきつかった。涸沢に行かなくてもキツイ雪渓上り堪能した。
と、負け惜しみで思う事に。

稜線まで行けるかもという淡い期待と裏腹に、
上は岩と笹の20mほどの急傾斜。
右左偵察して、乗り越せる事は分かったが、その先の笹藪ぎする気力が無い。
ベンチ状の岩の上で、景色見ながら補給の休憩。
馬蹄形見渡せ、高圧送電線の保守大変だなとか考えて、休んでいるうちに
下りる気持ちに切り替わり。

きつい上りだった雪渓も15分くらいで旧道から下りた地点まで下降してしまう。
旧道のトラバース道行く気は無いので新道まで下る。
沢下りきると雪が切れ始め、右岸側を踏み抜き注意して行く。
少しすると新道の杭あり。ただ、倒れている枝もブッシュバリア避けて
残雪を川沿いに下り過ぎて一時新道を見失う。
その先も、川まで到達しているデブリ越えて行くと、
先の新道が見つけにくい場所あり。

芝倉沢下部雪解け増水でヒザ上の渡渉となる。飲むと冷たく気持ち良いが
漬かると頭の先までジンとくる。

巡視小屋から先は、一部デブリあったが、快適なハイキング道。
運動靴程度のハイカー沢山とすれ違う。
マチガ沢越して旧道に上がる。
ベビーカー押した家族連れなどの散策者多い。


新緑を通して吹く風が大変気持ちの良い季節。
間抜けなルートミスでしたが、それなりに楽しめた1日でした。

終わり。









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