飯豊山

2000年08月11日(金) 〜 2000年08月13日(日)

• GPS: 104:00
• 距離: 24.9km
• 登り: 2,030m
• 下り: 2,184m

コースタイム

１日目　１６：０５御沢キャンプ場

２日目　２：００起床３：３０発−５：００中上里−７：２５峰秀水？−
９：３５三国岳−１２：２０切合小屋

３日目　切合小屋４：５０−７：００飯豊山頂−切合小屋８：４０−１７：３０
祓川山荘

４日目　７：２０祓川山荘−弥平四郎

天候

曇り時々雨　

コース状況／危険箇所等

当時つけていた記録より

○川入キャンプ場
４０張くらい。水道施設完備。トイレあり（厳しい）タクシーで乗り入れできる。
徒歩０分。
一人５００円。登山者カード記入を求められる。沢遊びもできる。
売店等はない（ビール、ジュースなどは一切買えない）

キャンプ場からコンクリートの道を１０分緩い登り。
やがて広場に出て、大滝への道を分け、右へ。
道は悪路。筒状に深くえぐれていて、足場に困る場所が多々ある。
トップの良い道を見つける力の要求させられる道だと思う。

○銀明水　すごく下る

○秀峰水　ルートすぐ近くにパイプから豊富に水が出ている。
　　　　程よく冷たく、コクがある。絶妙の休憩ポイント。

○剣ヶ峰
剣ヶ峰の通過は、両手は使うものの、聞いていたよりは危険だと思わなかった。
しかし、雨天時、荒天時は注意が必要だろう。

○三国小屋
休憩自由。ものは売っていない。水場は、がけを５０M下る？

○切合小屋
テント一人５００円。小屋の周りにテン場あり。１５張は可能。ペグがさしやすい。稜線上で、風が強い。テントの補強は必要だ。
ジュース４００円。ビール８００円。

○祓川山荘
よく整備されているが、水は引水されていなかった。（外に水道の蛇口がある
ものの、水はでず。）
２階建ての小屋だが、壁はうすく、音は筒抜け。


以下説明

当初川入から飯豊連峰をエブリ差まで縦走。丸森尾根を下り、飯豊温泉に至る
予定だった。しかし、後述の台風の接近により大事をとって、飯豊山頂ピストン後
弥平四朗へ下山した。

キャンプ場で起床時は満点の星空だったが、登るにつれガスがかかり始め、
三国岳〜切合小屋では雨がぽつぽつ降り始めた。
継続的にではなく、断続的に強く降る。
雨が本格的に降り始めたのは、テント設営後だった。
出発時間があと３０分遅れていたら、雨にやられていただろう。

○台風９号
１０日は移動の関係で天気図の時間に間に合わず、結局１０日は天図がとれなかった。私が９日夜の天図をとっていたので、わざわざ１０日の夜のものをとる必要は
ないと判断した。
次の日、切合小屋にて１６時の天図をとると、南の海上（２５、１３５）を
台風が北へ４０Kで進行中という情報が入る。
南に熱帯低気圧はあったな、とは思っていたものの、これは青天のへきれきだった。
このころには、ドコモのiモードサービスが始まっており、３時間ごとの台風の
現在位置、予想位置、天気図までもわかり、大いに助けられた。
それによると、台風は３０度付近から上陸の恐れがあることがわかり、
飯豊のピストンをしたあと、下山することを決定した。