ほとら峯 (魚沼市)

2021年03月20日(土) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 7.3km
• 登り: 614m
• 下り: 603m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:57
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:07

距離 7.3km 登り 614m 下り 614m

7:51 スタート地点
11:33 12:43 ほとら峯
14:58 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅いりひろせに駐車　煖房トイレ有

コース状況／危険箇所等

・鉄塔手前まで雪解けが進み藪が露出している個所が所々あったが
雪のない巡視路部分は歩きやすいが、鉄塔以降は雪があったため 巡視路がどこからどこまで通っているかは不明。
・下山では460mピーク北に見える道の駅方向へ急斜面を下りたが
雪崩れると道路へ雪が落ちてしまう恐れもあり状況によっては危険。

写真

3/20 7:42

「道の駅 いりひろせ」に駐車。前方の尾根に取り付くようだ。

3/20 7:52

雪壁もだいぶ低くなり越えて行けそうだが、Foresut21さんのレコに準じて「大栃山スノーシェルター」内の作業口から行きたい。

3/20 7:54

左の明るい所が作業口

3/20 7:56

倉庫を通過し直進。坂道の雪面が凍っていて滑る。ここからアイゼンを付けた。

3/20 8:05

いきなり急登。

3/20 8:06

昨夜まで降った雪か みぞれか 雨のため、水分を多く含んだシャーベット状の雪面。

3/20 8:07

そして　戦いが始まる

3/20 8:09

急斜面だけど、

3/20 8:10

サラサラの新雪ではないため滑らず歩きやすい。

3/20 8:10

すぐに雪は途切れ

3/20 8:12

藪に突入。

3/20 8:21

藪枝はしっかりとした枝で藪漕ぎしずらいが、すぐに雪面に繋がったのでよかった。

3/20 8:24

藪を出るとそこはいきなり展望が良い尾根。まずは左の365.5mピークへ

3/20 8:26

左には守門岳。今日は新潟方面の天気がかろうじて良い。午後は下り坂で夜から明日はどこも雨予報。テン泊山行は諦め 気になっていたほとら峯を選んだ。

3/20 8:29

雪解けは大分進んでいる。残雪期終盤の 藪と踏み抜きに苦労する時期もそれなりに楽しい。

3/20 8:32

藪のピークはトラバースで巻き直角に折れる。

3/20 8:42

そのまま尾根を登って行くと　

3/20 8:45

360度の展望が広がる365.5mピーク。平らで広い。

3/20 8:47

次に目指す460mピーク（尖ったところの右）とその後ろに471mピークの頭が見える。アップダウンのあるコースだなぁ。

3/20 9:13

それでも一つ一つの区間が短いのでメリハリがあり飽きないコース。

3/20 9:13

藪を避け尾根を挟んで右側の雪面にコース取りをしたら、

3/20 9:18

結局雪が途切れ 藪尾根をまたいで左へ行くことに。

3/20 9:20

左の雪も途切れるが、

3/20 9:21

ここまでもってくれたので助かった。

3/20 9:21

途切れた先から藪かと思いきや・・・　巡視路なのか？刈り払いされたような道が伸びていた。

3/20 9:29

460mピークはもうすぐそこで、前方に見えるピークはその先の471mのピーク

3/20 9:30

左手には守門岳と　浅草岳

3/20 9:32

なるべく

3/20 9:34

雪の上を選んで歩いていく

3/20 9:36

3/20 9:37

ブロック崩壊後の断面には何層にも重なった雪の層。層の幅はまちまち。通過すると

3/20 9:40

ピーク感のない460mピーク。　次は471mピークへ

3/20 9:44

今年は2月が残雪期のような感じだった。雪解けはこのままどんどん進み

3/20 9:48

GWには昨年同様雪が無くなり藪だらけになるのかと考えながら歩く

3/20 9:53

森林を抜け

3/20 9:54

急登を上り切ると

3/20 10:08

360度のパノラマが広がる471mピーク。
守門岳・浅草岳・鬼ヶ面山・ほとら峯

3/20 10:09

上権現堂山・下権現堂山

3/20 10:09

北西方面

3/20 10:10

上権現堂山・唐松山の奥には少々霞んで

3/20 10:10

八海山と

3/20 10:09

越後駒ケ岳かな

3/20 10:10

太郎助山

3/20 10:14

次は552mピークへ

3/20 10:15

藪

3/20 10:29

守門をバックに522mへの最後の上り

3/20 10:31

横に細長い522mピークに到着。ここも360度の大展望。

3/20 10:32

前方には鉄塔を挟んで手前に560m肩、後ろに597mピーク。登り返して ほとら峰.

3/20 10:32

パノラマで見ると

3/20 10:35

帯状に残る

3/20 10:37

雪の絨毯を

3/20 10:47

歩き

3/20 10:47

進んでいくと

3/20 10:53

初のピンクテープを見つけた460m肩へ

3/20 10:54

広くて長い肩部分は樹林帯。

3/20 10:57

平坦な肩の先に鉄塔

3/20 11:12

再び樹林帯。 斜面を上り切ると597m。

3/20 11:32

597mを少し下って また登る。すると、ちょっとした平坦な広場がありGPSで確認すると　ここが623m「ほとら峯」だった。
木々に囲まれ展望は良くない。

3/20 11:32

ここで　Foresutさん命名の「展望岩」へ。
確かに地図を見ると細尾根の断崖のため樹林帯ではなく展望がいいことが予想されるが、レコを見なければ気付かず522mへ引き返して昼食にしていたはず。

3/20 11:43

「展望岩」に到着。
素晴らしい展望です。

3/20 11:43

紹介していただき ありがとうございました。

3/20 11:48

大岳〜青雲岳〜守門岳

3/20 11:48

浅草岳・北岳・鬼ヶ面山

3/20 11:48

太郎助山・百字ヶ岳

3/20 11:48

土崩山と唐松山の奥に荒沢岳

3/20 11:48

唐松山・八海山・上権現堂山

3/20 11:59

ここでお昼休憩。お腹が濡れているのは、ここで10分間 死んだふりをして待っていたせい。

3/20 12:16

広くてのんびりできる展望岩。

3/20 12:33

三座同定もレコのコピーを片手に楽しめました。

3/20 12:44

下山します。気温は既に20℃風もなく暑い。

3/20 13:24

13:24　予想通り東から雲が現れ始め

3/20 13:31

発泡スチロールのような？うろこ雲が太陽を包み込む。

3/20 14:00

ジグザグめに登った急斜面も下りはストレート。

3/20 14:18

ここは気を付けて一人ずつ

3/20 14:22

藪に入り

3/20 14:23

藪を出る。雪の薄い道をアイゼン履いての下りは時間かかるかと思ったけど苦にならず早い。

3/20 14:39

遠くからも目印になった365.5ピークの大木

3/20 14:42

そして下山は365.5mを北に進み、道の駅目指して激下り。

3/20 14:43

雪崩止めの鉄作がいくつか設置してあり これを避けてコース取り。

3/20 14:45

等高線以上の急傾斜。
雪崩れたら道路に雪がなだれ込む可能性もあるのでかなり気を使う。

3/20 14:46

3/20 14:46

見極めながらジグザグに

3/20 14:48

クラックとツリーポットにも気を付けて

3/20 14:50

3/20 14:53

そこまでくればもう安心。

3/20 14:55

無事下山。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

アイゼンのみ （ワカンは使用せず）

感想

pi-ti

ヤマレコを見ていてたまたま見かけたほとら峯。
初めて聞いた名前でした。ネットで調べると2つほど目にしましたが
（ログ取り不可）古い記録のみ。
ヤマレコでは最近のレコ、Foresuto21さんのただひとつ。
【記録ID: 2964974】
2021.2.28【藪山レコ】ほとら峯　魚沼市（旧入広瀬村・守門村）

レコによると(抜粋あり)
大抵の記録は無雪期に、黒又川に架かる横沢橋付近から鉄塔の管理道で稜線に上がり
そこからヤブ漕ぎで山頂に達するものとあり、Foresutoさんのルーファイしたログをダウンロードし参考にさせていただきました。
分かりやすい図解の写真、画像に記載された三座同定はガイド本より参考に
なります。そして事前の下調べで得た情報を惜しみなく提供してくださり感謝です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
巡視路がどこからついているのか明確ではないため、藪の濃さから
積雪期〜残雪期限定のコースと言えるのかもしれない。
この日、ほかに登山者は見かけなかった。
低山のわりに展望に優れ、距離も短めの楽しめる山でした。
雪の多い時期にまた行ってみたい山になりました。