バリルート 九重山と天地山 奥多摩で知名度・存在感が薄い山を攻略
- GPS
- 15:55
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
*GPSログは奥多摩病院裏手〜奥多摩駅まで
天候 | 曇り/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九重山と天地山では道表示の看板などは一切ない。(山頂に簡素な表示があるのみ) 九重山と天地山それぞれ、ふもとの登山道取り付き場所は表示がないのでわかりにくいです。 九重山登山ルートは低木や低草などが道をふさいで、軽い藪漕ぎが3回くらいある。 天地山直前は岩登りで鬼のような超急登り。 ところどころにテープでの目印はある。 それぞれ踏み跡はありますが薄いところがあります。 九重山への登山ルートは昭文社地図にも25000分の1の地図にもルートの記載はありません。 天地山への登山ルートは昭文社地図には記載はありません。 地図の読めない人やコンパスを使えない人はこのルートを歩くのは止めましょう。 |
写真
感想
今日は本当は笹尾根を歩く予定だったのだが、寝坊してしまって、予定を変更して高尾山・・ではなく、奥多摩で存在感のない山である九重山と天地山に登ってきました。
この九重山と天地山は奥多摩駅周辺では最も存在感の薄い山かもしれないです。
ほとんどの人は名前すら知らないのではないかと思う。
なにしろ、九重山は昭文社の地図では山の名前の記載がぽつんと載っているだけだし、25000分の1の地図でも登山道の記載すらない。
天地山も25000分の1の地図でも登山道の記載はあるが、昭文社の地図は山の名前の記載がぽつんと載っているだけ。
九重山は3月に御前山に登って、「体験の森」から降りてくる時に気になっていた山で、天地山は山の名前は昭文社の地図にぽつんと載っているのに登山道が書いてないので気になっていた山。
この際だから同時に攻略することにした。
●登山道取り付き
奥多摩駅の自転車置き場にスクーターを停める。
奥多摩駅から奥多摩病院まで歩く。
奥多摩病院の裏手のほうに登山道があるというのは事前にヤマレコで把握していたが、見つけにくかった。表示は一切ない。
墓地を登り、登山道らしき道を見つける。
●登山道取り付き〜九重山
25000分の1地図にも載っていないルートです。
道(踏み跡)ははっきりしていた。ところどころにテープがあった。
登山道取り付きから道の脇からはみ出している低草などを掻き分けながら進む。
ドコモ奥多摩の森の看板近くのハシゴを登り、小さな鉄塔脇を通る。
鉄塔からは急登りが続く。ほとんど直登りだった。
九重山の少し手前で開けたところに出る。
ここからの小河内ダムの眺めは最高だった。
九重山の山頂は展望はなく、小さな木の切れ端に山の表示があるだけだった。
●九重山〜鞘口山
九重山からは一旦少し下る。
踏み跡が薄いところもあり、尾根道を外さぬように注意する。
登山道取り付きから鞘口山まで誰一人として会わなかった。
●鞘口山〜鋸山
アップダウンが激しいが道は広く、歩きやすい。
鋸山は3月に山頂を踏んでいるが再度行くことにした。
鞘口山のベンチで昼食。この道は登山道にも載っているルートなのでベンチも多かった。
昼食を食べている時にトレイルラン風のおっさん1人、中年2人、若者1人、おじいさん1人が通り過ぎた。
鋸山付近で8人くらいのグループ、鋸山の山頂では中年夫婦1組、若者1人、山おばさん5人1組にとすれ違う。
ハイキングシーズンの土曜なのでこの道は多くの人が歩いているのではないかと思う。
●鋸山〜天地山登山道分岐
鋸山を下り、何回か軽い登りがあり、「行き止まり」と書かれてある表示板があり、そこを「行き止まり」のほうに進む。
(ふもとまで下れるのだから「行き止まり」ではないが・・・)
僕がこの表示板の前で地図とコンパスをにらめっこしていると、おばさんグループが僕を見て「なんで行き止まりで立ち止まっているんだろう」という顔をしていた。
●天地山登山道分岐〜天地山
踏み跡もあるし、テープもある。
アップダウンが激しかった。
天地山手前は鬼のような超急登り。この超急登りにはびびった。
岩に張り出した根っこや木を掴みながら登っていく。
天地山山頂は展望はあまりなかった。
●天地山〜ふもと
ずっと下りだが、ふもと近くで登り返しが一回あった。
ふもとに下る道で登り返しの必要がない道もあったが、なぜかとおせんぼうをしてあったので素直にとうせんぼうをしていないほうの道を選らんだ。
天地山登山道分岐から誰とも会わず。
●ふもと〜奥多摩駅
ずっと車道歩き。
白丸駅のほうが近いかもしれないですが、奥多摩駅にスクーターを停めたので奥多摩駅に向う。
今回、登りも下りもバリルートなので、肉体的にも精神的にも疲れた山行だった。
登山地図にすら載っていないルートは5割増しくらい疲れます。
それでもハイキングシーズンの休日で、人と会わず、静かな山歩きをしたいと思う人にはいいルートかも知れないです。
yamayama2013さん、おはようございます。
天地山、鋸尾根から見ると、谷間にポコーッとそびえている孤高な感じのピークですね。
道が結構危険な感じなので、私の中では怖い山だ〜という印象でしたが、登頂お疲れ様でした。
九重山、はて……と思ったら、旺文社地図には九竜山の名前で出てました。
山頂標は九重になってますね〜。横にちっちゃく竜らしき字。なるほど
なんだかパッと見で見間違えそうな字だし、くじゅう、と、くりゅうで読みも近いということですかねぇ〜
天地、九重、九竜……どれもカッコいい名前ですよね〜
mizcreidさん
コメントありがとうございます。
九重山は前に御前山から降りてくるときに東側の出ている山は登れないかしらんとずっと気になっていた山でした。
地図にルートが載っていない山というのは、ある意味、冒険に近いですね。
ハイキングシーズンでも全然人に会わないです。
道ははっきりしているとしても、登山道として地図に載っていないのがなんとなく分かる気がしました。
奥多摩は自分にとってはアクセスしやすいのでこれからも奥多摩のマニアックなルートや山にチャレンジしていきたいです。
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