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Yamareco

記録ID: 303060
全員に公開
キャンプ等、その他
関東

伊豆大島三原山裏砂漠コース+南樹林帯コース

2013年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
hirokok510 その他16人

コースタイム

6時ー7時、大島公園散策
8:35泉の家出発−9:08あじさいレインボー・ライン分岐−9:33裏砂漠コース入口−11:07櫛形山分岐−12:42滑り台−13:29林道横断−13:55大島一周道路−14:29御神火温泉15:35−15:41高田製油所(椿油)16:10−16:30泉の家
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
泉の家から自走で奥山砂漠付近から裏砂漠を登り、滑り台から南部ダウンヒル・コースを下降、元町港の御神火温泉まで自走、温泉から車で宿に戻る
コース状況/
危険箇所等
火山礫の砂漠地帯の上り下りはかなりの習熟が必要
早朝散歩ー雲がかかって太陽が見えないーー(オリンパスペンEPL1+望遠レンズ=PT)
2013年05月26日 20:55撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:55
早朝散歩ー雲がかかって太陽が見えないーー(オリンパスペンEPL1+望遠レンズ=PT)
(PT)
2013年05月26日 20:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:24
(PT)
アジサイはまもなく開花(PT)
2013年05月26日 20:55撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:55
アジサイはまもなく開花(PT)
(PT)
2013年05月26日 20:55撮影 by  E-PL1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:55
(PT)
大島公園内のブーゲンビリア園(以後、XZ1で撮影)
2013年05月26日 20:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:25
大島公園内のブーゲンビリア園(以後、XZ1で撮影)
ブーゲンビリアの大木ーー地植えで冬越しできる気候だとこんなに大きく育つのだ!!
2013年05月25日 07:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 7:40
ブーゲンビリアの大木ーー地植えで冬越しできる気候だとこんなに大きく育つのだ!!
ヤシ園ー世界中の様々なヤシが植栽されている
2013年05月25日 07:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 7:44
ヤシ園ー世界中の様々なヤシが植栽されている
これはインドネシアなどの森林破壊で問題になっているオイルパームかなーー東南アジアでよく見かけたーー原産地は南米だーー
2013年05月25日 07:44撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 7:44
これはインドネシアなどの森林破壊で問題になっているオイルパームかなーー東南アジアでよく見かけたーー原産地は南米だーー
海外遊歩道に向かう道だが、途中で間違えて引き返すーー
2013年05月26日 20:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:27
海外遊歩道に向かう道だが、途中で間違えて引き返すーー
2013年05月26日 20:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:27
泉の家を出発し、30分ほどであじさいレインボー・ライン=昨日車で登る)と分かれて裏砂漠に向かう
2013年05月25日 09:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 9:08
泉の家を出発し、30分ほどであじさいレインボー・ライン=昨日車で登る)と分かれて裏砂漠に向かう
裏砂漠への入口付近で見かけたキョンーーフェンスに引っかかってもがいているーー害獣として駆除対象になっているのでかわいそうだが、そのままにしたーー
2013年05月26日 20:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:28
裏砂漠への入口付近で見かけたキョンーーフェンスに引っかかってもがいているーー害獣として駆除対象になっているのでかわいそうだが、そのままにしたーー
裏砂漠への火山礫の道なき道
2013年05月25日 10:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:09
裏砂漠への火山礫の道なき道
2013年05月25日 10:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:16
火山礫の植えの植生
2013年05月25日 10:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:17
火山礫の植えの植生
2013年05月25日 10:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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砂漠を進軍中
2013年05月25日 10:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:23
砂漠を進軍中
三原山
2013年05月25日 10:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:42
三原山
2013年05月25日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:51
2013年05月25日 10:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 10:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 10:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月26日 20:35撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 10:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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裏砂漠・櫛形山分岐付近で、飛行機が遅れて到着した参加者を待つ。
2013年05月25日 10:56撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:56
裏砂漠・櫛形山分岐付近で、飛行機が遅れて到着した参加者を待つ。
2013年05月25日 10:58撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 10:58
2013年05月25日 10:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 11:01
2013年05月26日 20:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:36
オオシマツツジの小群落を眺めながら滑り台に向かう
2013年05月26日 20:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:37
オオシマツツジの小群落を眺めながら滑り台に向かう
2013年05月25日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 11:24
2013年05月25日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:24撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 11:25撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月26日 20:38撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:38
滑り台に向かう途中で昼食休憩
2013年05月25日 11:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 11:31
滑り台に向かう途中で昼食休憩
外輪山の一角
2013年05月25日 12:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:17
外輪山の一角
2013年05月25日 12:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:31
赤だれ=三原キャニオン
2013年05月25日 12:34撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:34
赤だれ=三原キャニオン
三原キャニオンはかつて(少なくとも主催者が初めて来た20年近く前)はもっと深い谷で、その後土砂が流れて埋まり、植物が生えて現在の姿に。
2013年05月26日 20:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:42
三原キャニオンはかつて(少なくとも主催者が初めて来た20年近く前)はもっと深い谷で、その後土砂が流れて埋まり、植物が生えて現在の姿に。
2013年05月25日 12:42撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:42
滑り台の残骸=昔(昭和はじめ)はここに世界一大きい滑り台があり、観光客らが楽しんだらしいーー300間=600m近い滑り台=
2013年05月26日 20:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/26 20:45
滑り台の残骸=昔(昭和はじめ)はここに世界一大きい滑り台があり、観光客らが楽しんだらしいーー300間=600m近い滑り台=
相当したまで滑り降りられたようだーー。
2013年05月26日 20:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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相当したまで滑り降りられたようだーー。
南側の海岸線
2013年05月25日 12:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:50
南側の海岸線
不安定な火山礫の急な下りーー結構怖い
2013年05月25日 12:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 12:57
不安定な火山礫の急な下りーー結構怖い
2013年05月26日 20:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:45
2013年05月25日 13:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 13:07
2013年05月25日 13:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 13:14
誰かが図鑑を見てハコネウツギではないかとの声もあったが、その変種でニオイウツギらしい。
2013年05月25日 13:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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誰かが図鑑を見てハコネウツギではないかとの声もあったが、その変種でニオイウツギらしい。
赤花もある
2013年05月26日 20:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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赤花もある
2013年05月25日 13:28撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月26日 20:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 13:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 13:36
地形図に「地層切断面」と出ている場所
2013年05月25日 14:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 14:00
地形図に「地層切断面」と出ている場所
2013年05月25日 14:00撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 14:00
赤だれ(三原キャニオン)遠望
2013年05月25日 14:08撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 14:08
赤だれ(三原キャニオン)遠望
ゴールの御神火温泉
2013年05月26日 20:51撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:51
ゴールの御神火温泉
昭和10年の滑り台の写真
2013年05月25日 15:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 15:33
昭和10年の滑り台の写真
高田製油所の若主人から説明を受けるーー昔ながらの古式製法で作る椿油
2013年05月26日 20:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:52
高田製油所の若主人から説明を受けるーー昔ながらの古式製法で作る椿油
製造工程の絵ーー原料の椿の実の確保が難しいようだ。椿は実がなって収獲するまでに30年かかり、計画増産には向かないようだ。少量生産しかない。
2013年05月25日 15:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 15:43
製造工程の絵ーー原料の椿の実の確保が難しいようだ。椿は実がなって収獲するまでに30年かかり、計画増産には向かないようだ。少量生産しかない。
2013年05月25日 15:43撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月26日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:53
粉砕された実
2013年05月26日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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粉砕された実
今はなき九州博多の工場で作られた絞油機
2013年05月26日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:53
今はなき九州博多の工場で作られた絞油機
2013年05月26日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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椿油の製造過程の絵
2013年05月25日 15:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 15:53
椿油の製造過程の絵
2013年05月25日 15:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月26日 20:53撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2013年05月25日 15:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/25 15:59
椿油界では名の知れた若主人の父?祖父?
2013年05月26日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:54
椿油界では名の知れた若主人の父?祖父?
泉の家の庭にあるメジロの巣
2013年05月26日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:54
泉の家の庭にあるメジロの巣
バーベキューの準備をする泉の家の女将さん
2013年05月26日 20:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/26 20:54
バーベキューの準備をする泉の家の女将さん

感想

朝食後、出発まで少し時間があったので大島公園を散策、最初海岸遊歩道まで下ろうと思ったが、道がわからないので海の見えるところまで行き、写真を撮って公園のほうに向かった。泉の家は公園に隣接し、まるでその一部のようだ。まずブーゲンビリア園、ここは気候が温暖のため、公園の中に多数のブーゲンビリアが植栽され、大木になっている。冬越しが難しいので我が家では鉢植えを冬は屋内に入れて保護しているが、屋外に植えられたブーゲンビリアは巨木になるようだ。花をたくさんつけた枝が長く長く伸び、茂っている。南国ではこうした大きな木になるものなのだと納得した。その向こうはヤシの広場、世界中の様々なヤシが植えられている。南米からと雲版アジアに持ち出されて巨大なプランテーションとなったアブラヤシも植えられている。今日インドネシアなどで熱帯雨林の破壊の元凶と槍玉に上がっているものだ。豪州では不買運動もあるらしい。

 ヤシの広場を抜けて動物園北門に出るも、開園時間は8時半なので椿資料館に向かう。しかしここも同様の開園で、閉まっている。8時近くなったので、戻る。途中海岸遊歩道に降りる道を探索したが、左の階段を上がってみると元の道に戻り、時間がないので宿舎に戻って出発準備。

 8時半過ぎ出発、MTB自走で大島一周道路を進みあじさいレインボーライン分岐を通過し、一時間ほどで裏砂漠に通じる経路の入口に出る。リーダーが入口の樹林帯の置くに動く動物を発見、どうやらキョンが動物よけのフェンスの網に引っかかってもがいているようだ。角に網が絡まり、もがけばもがくほど複雑に絡んで身動きが取れないでいるようだ。かわいそうだから助けるか、という声もあったが、大島ではキョンは台湾などからの外来生物で、害獣として駆除対象になっているので、そのままにしておくほかなかった。

 奥山砂漠から裏砂漠に出る経路をたどる。奥山砂漠、裏砂漠と走りにくい火山灰の砂地を登る。30分ほどで撮影に適した大岩に出て、ここで集合写真をとる。小休止し、出発して30分ほど登ると昨日のコースとの合流点に出る。ここで今朝の飛行機で到着する後発組を待つ。飛行機が天候か風のせいで少し遅れ、30分弱待つことになる。昼食を待ちきれず早弁組もーー当方は100円で五個入っているアンパンとあんころもちを補給し、溶岩の小高い丘を散策、ほどなく後発組みが合流。

 櫛形山と白石山の外輪山と三原山内輪山の間の火山灰の道を進むと白石山の急斜面に赤いオオシマツツジの小群落が見える。今日は荷を軽くするために望遠レンズを持ってこなかったので、コンデジだけで撮影。30分ほど登って昼食休憩。

 30分ほど休憩し、12時過ぎに出発、今日は雲が多く、雨は降らないまでもあまり展望はさえないが、雲の中に三原山が見える。30分ほど進んで、MTBを止めて、リーダーが歩き出した。何があるのかーー歩いた先は崖、赤い切り立った崖と緑の渓谷ーーここは三原(大島)キャニオン(グランドキャニオン)または「赤だれ」と呼ばれる渓谷で、今は土砂が流れて谷が埋まり、緑が繁殖しているが、リーダーが始めて訪れた20年近く前は、谷が深く切れ込み、緑のほとんどない大渓谷だったらしい。

 MTBまで戻って少し進むと何やら意思の人工物の跡がある。これは何か、とリーダーが問うと様々な答えーーしかしこれは滑り台の跡だった。当時東洋1か世界1の滑り台があった。300間=600m近い巨大な滑り台だったようだ。当時の写真を御神火温泉で見た。ここから急下降が始まる。火山灰の急斜面はタイヤを砂に取られて慣れないと容易でない。私は初めてなので、ハンドルをとられてなかなかコース鳥ができない。躊躇していると急斜面で行き詰って転倒、ひじとひざにカバーをしていたので、出血もなくセーフだったが、女性の参加者もカッコよく下ってきた。私は一人MTBを押して下ってさえない表情。急斜面を下りきって50分くらいで林道に出る。アオスジアゲハがクモの巣にかかっていた。ニオイウツギがたくさん咲いており、これはハコネウツギの変種で、よいにおいがする。樹林帯のくだりでも花びらが多数散ってきれいだった。

 さらに15分くらい樹林帯を下って、大島一周道路に出た。このあたりは地層切断面がきれいに見えている観光名所だ。ここから6kmあまり、アップダウンの舗装路を走って御神火温泉に向かう。30分弱で温泉に出て、サポート車が待っており、各自が準備した温泉セットを受け取り、入浴。入浴後の生ビールは控えめにした。車で宿に戻る途中、高田製油によって、若社長の説明を受けた。ここは祖父の代の古い機械を今なお使う工場で、高熱をかけず、薬品などを使わずに抽出するため、通常の近代的な製油過程では失われてしまうビタミンなどの不純物を多く含む油になっている。そのため、椿油の特有のよさを生かしたものができるようだ。ただし、原料確保が難しく、椿の実の生産は中々増産しようにも植えてから30年もかかるので、難しいーー少量生産しかできそうもないーー。若社長の情熱的な説明で思わず、お土産に椿油とクリームを購入。宿に戻るとバーベキューと宴会が待っていた。私は途中で抜け出し、早めに床に着いた。

 

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