郷屋水芭蕉公園等ハイキング
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
朝になって「天気も良いし角田の雪割草でも見に行くか、今が盛りらしいから」と声をかける。家に閉じこもってばかりじゃ健康にも悪い。すると「最近、歩いてないし、歩ける自信がないから行かない」との返事。ならば「郷屋の水芭蕉公園にするか。歩くこと無いし」と、再度誘う。一息あって「Iさんを誘ってもいいか」という。ここ数年、春は弥彦方面に一緒に行っている。そういう実績はあるが今から電話ですか?まあ、ダメもとで電話することに。結果はオーライ。三人で出かけることになる。
新津駅でIさんをピックアップ。一路、郷屋を目指す。コロナ禍といってもウイークデーだから道路は疎である。難なく郷屋に着いた。車は、前回に続いて入り口に最も近い駐車場に置けた。人出も前回と同じくらいで密ではない。水芭蕉の葉は前回より大振りで花も大きめだ。水芭蕉を引き立てる清流は細くなっていて雰囲気はいまいちだ。ショージョーバカマは今が盛りのようで、数も増えている。目立たなかった雪割草も目に付くようになっている。前回と一週間しか経っていないのに明らかに状況は変わっている。
続いて村松城址に向かう。私は村松城址の前は幾度となく通っているのだが、寄ったことは無い。いつも素通りばかりである。その前に急に思い立って、仙見川の壷滝に寄ることにする。仙見川渓谷は秋の紅葉散策がいいと聞くが寄ったことがない。壷滝という名称は、何を表しているのか、どんな雰囲気なのか興味津々なのである。仙見川沿いの道をさかのぼれば良いと考えて進むが、ナビが壊れて確信が持てず地元の人に聞きながら進む。
壷滝の小さな看板を見つけて一安心。谷は深いが滝は見えない。看板から小道を下りていくと、両岸の岩を深く穿つ河道が現れた。ゴーゴーと音を立てて流れる豊富な水量だが、滝らしい滝は無い。壷滝の名は、壷の出口のように狭いところを流れる様を言うのかもしれない。ちょい下流の岩の上で竿を振る人が見えた。そことの高低差は3m位で手がかり足掛かりも有るので降りて行って見る。
獲物はイワナなどの渓流魚狙いだが、おじさんの漁獲は坊主だった。まだ寒いので、魚の動きが悪いとのことである。おじさんも壷滝の由来は知らないようで、高いところから流れ落ちる滝ではなく「流れの強い」状況を言うのではないかということだった。たしかに地図に滝の記号は無い。道を戻らずに進むとトンネルに出る。それを潜れば元のところに出ると教えてくれた。
村松城址の桜は今が盛り。思ったより人出は多かったが密ではない。子供連れのグループは家族でもあろう。持ち寄りの食料を分け合って歓談。もちろん適度の間合いは確保する。職場の先輩には、作業場所から離れるときは「雨合羽と弁当は絶対に(身から)離すな」と教えられたが、今はそれに「マスク」が追加された。頂上の展望台まで登って駐車場に戻る。遊歩道には思いがけない雪割草がが咲いていた。これは自生しているものか、園芸物か。まあ、どちらにしても春だね〜。
帰りは村松から加茂に出て田上の梅園を見学する。ちょっと遅かった気もするが、しだれ梅は、ほんと枝垂桜と見間違いしてしまいそうである。道なりに上のほうまで行って見ると、越後平野の向こうに弥彦山と角田山が連なっている。広いなあ〜越後平野は。
帰り道だから県立植物園の桜も見ていくか、と寄ってみると、まだ蕾が硬かった。北から吹き付ける風がもろに当たるからかもしれない。同じ地域でも、満開だったり蕾だったり微妙なものである。
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