タイガースファンの聖地「虎毛山（とらげやま）」

2008年11月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:07
• 距離: 12.7km
• 登り: 977m
• 下り: 982m

コースタイム

８：２８登山開始＝＝８：４８車道終点＝＝９：３７徒渉点＝＝１０：１５桧林＝＝１０：５８ブナ林＝＝１１：３０高松岳分岐＝＝１２：４０頂上到着＝＝１３：１０昼食後下山開始＝＝１４：０５高松岳分岐＝＝１５：２２徒渉点＝＝１６：１０車道終点＝＝１６：３５登山口到着

天候

くもりのち晴れ

コース状況／危険箇所等

前日までの雨のため、ぬかるんでいたり水溜りができているのはやむを得ないが、高松岳分岐からの登山道は笹薮が深くなっていた。シーズン終わりの今、刈払いしようという物好きな人も団体もないと思うが、やせ尾根の藪こぎはあまり気持ちのよいものではなかった。

写真

11/1 8:28

分かりやすいが、ちょっと古くなってる。

11/1 8:28

11/1 8:31

最初はこんな車道を歩く。

11/1 8:34

これが赤倉橋。この下を通る。

11/1 8:37

赤倉沢沿いの道を歩いていく。

11/1 8:48

ここが一応車道終点だが、実際はもっと奥まで入っていける。駐車スペースも有り、ここまで車で来るべきだったとちょっとおもしろくない気分。

11/1 8:56

崩壊地。さすがこの下を通るのは気持ち悪い。

11/1 9:22

滝です、前日までの雨のせいかけっこう水量のある立派な滝でした。

11/1 9:37

ちょっと傾いで、すべりやすい橋を渡ります。

11/1 9:38

まだ三分の一程度しか来てない・・・。

11/1 9:39

ここからこんな階段が続きます。

11/1 10:15

まだまだ先は長い。

11/1 10:16

11/1 10:38

夫婦桧を探したが、それらしいのは発見できなかった。

11/1 10:58

急登が続きます。

11/1 11:04

虎毛山だけあって、ロープも虎模様。＾＾

11/1 11:32

高松岳分岐。主稜線に出て、視界がいっきに広がった。高松岳への縦走路もだいぶ藪が濃くなっていた。

11/1 11:41

左端が山伏岳、真ん中が高松岳、その右が小安岳。

11/1 11:42

ようやく近くに見えてきました。見えただけで実際はまだ遠い。

11/1 12:02

なんて親切なんでしょう。

11/1 12:34

ゆ、雪がありました！！雪の積もった木道がこれほどすべるものとは知りませんでした。上り下りで５回以上ころびました。

11/1 12:39

まずは避難小屋で昼食を。

11/1 12:40

中はこんな感じ。ちなみに中の気温は４度、外は風が強く体感温度は０度。

11/1 13:05

栗駒山かな。

11/1 13:11

二等三角点。１，４３２．９ｍ。

11/1 13:05

頂上は風が冷たく、手袋をしてても手がかじかんできます。

11/1 13:08

池塘です。ここまでで早々と退散。

11/1 13:11

頂上を振り返る。

11/1 13:18

右側のふたつのピークが神室山と前神室山。左側の一番高いピークが神室連峰最高峰の小又山。

11/1 13:59

どっしりとした、貫禄のある姿です。

11/1 15:06

きれいなグラデーションです。

11/1 16:10

下りに大きなザックを背負った男性二人とすれ違ったが、今日は多分小屋泊まりで彼らの車だと思う（宮城ナンバー）。今日の登山者は私含めて３名。

撮影機器：

IXY DIGITAL 25 IS CANON

感想

sirotengu

以前、「虎毛山」で検索したが何もヒットしなかったので、多分ヤマレコ初登場と思われる。よって、まず虎毛山の簡単な紹介から。
日本で虎（寅）と名のつく山の中で、もっとも標高の高い山が虎毛山です。そのため、阪神タイガースファンが優勝祈願のため、全国から登りに来るようになりました。ただし、山自体は歩行時間６時間３５分、歩行距離１３ｋｍ、累積標高差１，１４０ｍと決して楽に登れる山ではありません。標高だけで比べれば「高松岳」、「山伏岳」より高く、その上あの「神室山」よりも高いのです。特に徒渉点過ぎから高松岳分岐までいっきに６００ｍの急登はかなりこたえます。いずれ東北百名山にもなっており、タイガースファンもそうでない方も苦労して登るだけの、いやそれ以上の価値のある山だと思います（寒くなければ）。　　　「自分の足で登った者だけが見ることを許された景色がそこにはある。」
まっ、今年の山登りの締めくくりにふさわしい、登りごたえのある山でした。（妻）えっ、今年もう山に行かないの。（私）うーん・・・まだ登りたい山があるから、天気次第かな。（妻）・・・・・。