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Yamareco

記録ID: 3064893
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

天狗岳 ↑滝谷北東稜線 ↓天狗岳分岐-南稜線-馬尾ノ滝

2021年04月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:18
距離
9.7km
登り
729m
下り
728m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
1:08
合計
8:11
8:55
19
スタート地点
9:14
9:15
156
滝谷林道駐車場
11:51
11:51
49
三国岳天狗岳稜線ルート
12:40
12:54
16
13:10
13:10
73
天狗岳分岐
14:23
14:54
69
馬尾ノ滝への降下ポイント
16:03
16:25
41
馬尾ノ滝
17:06
ゴール地点
滝谷から、三国岳〜天狗岳稜線ルートに上がる迄は、登山道整備を行いながら登っています。時間が掛かっています。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
京都市左京区久多上の町の岩屋谷口に駐車しています。滝谷林道は、コーン・紐等で、進入禁止になっています。倒木・落石が多く、また、地区の事情があるのでは?と考えています。
コース状況/
危険箇所等
 滝谷林道は、倒木・落石がありますが、普通に歩けます。
 滝谷北東稜線は、「天」の記してあるテープが巻いてあります。滝谷から、三国岳〜天狗岳稜線ルートまで、テープが誘導してくれます。
 天狗岳までの稜線ルートは、GPS機器で確認しながら進まれた方が良いと思います。藪・倒木で、尾根芯のみを進む事は出来ません。
 天狗岳分岐から、南へ下るルートでは、P-921を過ぎての「馬尾ノ滝への下山口」までは、古い杣道がかなり良く残っていますが倒木・藪があります。
 「馬尾ノ滝への下山口」からは、今回、最初、尾根を間違えて下り始め、鹿の獣道をトラバースして、本来の下山ルートに復帰しています。この下山ルートには、殆ど踏み跡はありません。最後は、岩場を避けて、左の斜面を、無理な感じで下っています。
 馬尾ノ滝右岸の巻き道は、何とか通れる程度の踏み跡がある位です。今回は、濡れていませんでしたが、雨模様の時は、かなり危険度が上がると思います。今回、一応、ヘルメット、ハーネス、ザイル等を用意して通過しています。
岩屋谷口です。ギリギリ、二台程、駐車出来ます。
2021年04月09日 08:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
4/9 8:08
岩屋谷口です。ギリギリ、二台程、駐車出来ます。
倒木・コーン・白い紐です。滝谷林道へは、入れない様です。
2021年04月09日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 8:56
倒木・コーン・白い紐です。滝谷林道へは、入れない様です。
滝谷林道駐車場の側の、杉の木に張り紙です。何らかの事情がある様です。
2021年04月09日 09:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 9:13
滝谷林道駐車場の側の、杉の木に張り紙です。何らかの事情がある様です。
カツラの巨木です。未だ、ワイヤーが巻き付いたままです。
2021年04月09日 09:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
4/9 9:17
カツラの巨木です。未だ、ワイヤーが巻き付いたままです。
渡渉地点です。
2021年04月09日 09:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
4/9 9:23
渡渉地点です。
杉林をトラバースしながら、登って行きます。
2021年04月09日 09:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 9:31
杉林をトラバースしながら、登って行きます。
この稜線には、イワカガミの群生帯があります。
2021年04月09日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 9:54
この稜線には、イワカガミの群生帯があります。
台状の檜です。この檜にもワイヤーが巻き付いたままです。
2021年04月09日 10:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 10:11
台状の檜です。この檜にもワイヤーが巻き付いたままです。
黄色のテープを巻き、「天」と記します。少しずつ、耐候性の高い、ビニールテープを増やしたいと考えています。
2021年04月09日 10:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 10:20
黄色のテープを巻き、「天」と記します。少しずつ、耐候性の高い、ビニールテープを増やしたいと考えています。
ツキノワグマの糞です。 近くに、落ち葉を掘った痕がありました。昆虫を探していた様です。
2021年04月09日 10:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
4/9 10:32
ツキノワグマの糞です。 近くに、落ち葉を掘った痕がありました。昆虫を探していた様です。
昨年、枯死したコナラの老木です。残念です。此処で、小休止です。
2021年04月09日 10:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 10:40
昨年、枯死したコナラの老木です。残念です。此処で、小休止です。
シャクナゲです。群生帯があります。
2021年04月09日 11:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 11:02
シャクナゲです。群生帯があります。
通り過ぎて、写しています。迂回路が塞がれ気味なので、この場所を、跨いで通る様に、枝を切りました。
2021年04月09日 11:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 11:20
通り過ぎて、写しています。迂回路が塞がれ気味なので、この場所を、跨いで通る様に、枝を切りました。
台状と云うか?伏状の檜です。
2021年04月09日 11:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 11:26
台状と云うか?伏状の檜です。
三国岳からの稜線ルートに上る直前の急斜面です。最後の踏ん張りどころです。
2021年04月09日 11:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 11:37
三国岳からの稜線ルートに上る直前の急斜面です。最後の踏ん張りどころです。
稜線ルートから見える所に、テープが巻いてあります。
2021年04月09日 11:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 11:50
稜線ルートから見える所に、テープが巻いてあります。
稜線ルートです。境界杭と大き目の杉です。
2021年04月09日 11:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 11:51
稜線ルートです。境界杭と大き目の杉です。
白い「イワカガミ?」です。
2021年04月09日 11:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 11:55
白い「イワカガミ?」です。
ズームで、比良の蓬莱山です。
2021年04月09日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 12:05
ズームで、比良の蓬莱山です。
天狗岳分岐手前、新しい倒木です。画面の右の外に、通れる部分があります。
2021年04月09日 12:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 12:12
天狗岳分岐手前、新しい倒木です。画面の右の外に、通れる部分があります。
天狗岳分岐です。テープが残っています。
2021年04月09日 12:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 12:16
天狗岳分岐です。テープが残っています。
この稜線上で、最大の台杉です。2019年、亡くなられたK氏の為に、祈ります。
2021年04月09日 12:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 12:23
この稜線上で、最大の台杉です。2019年、亡くなられたK氏の為に、祈ります。
花束と共に、置かれたグラスが、割れています。内部の水が凍り、膨張して割れたものと考えています。この機会に、小生が、お預かりし、持って帰ります。
2021年04月09日 12:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 12:27
花束と共に、置かれたグラスが、割れています。内部の水が凍り、膨張して割れたものと考えています。この機会に、小生が、お預かりし、持って帰ります。
天狗岳です。新しいプレートが付いています。有難う御座います。
2021年04月09日 12:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 12:43
天狗岳です。新しいプレートが付いています。有難う御座います。
これから、咲くコブシです。
2021年04月09日 12:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 12:46
これから、咲くコブシです。
天狗岳のピークポイントです。Uターンします。
2021年04月09日 12:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 12:48
天狗岳のピークポイントです。Uターンします。
台杉を北北西から、写しています。
2021年04月09日 13:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 13:02
台杉を北北西から、写しています。
K氏が下られたと考えている稜線方向を写しています。
2021年04月09日 13:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 13:02
K氏が下られたと考えている稜線方向を写しています。
天狗岳分岐より、南下する入り口です。この倒木の下を潜り抜けて進みます。
2021年04月09日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 13:10
天狗岳分岐より、南下する入り口です。この倒木の下を潜り抜けて進みます。
各所に台状の芦生杉があります。
2021年04月09日 13:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 13:22
各所に台状の芦生杉があります。
後、300m位で、降下ポイントに着きます。紫色のトラックは、前以て、設定したルートです。
2021年04月09日 14:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 14:10
後、300m位で、降下ポイントに着きます。紫色のトラックは、前以て、設定したルートです。
昔の掘り込まれた杣道が、かなり残っています。
2021年04月09日 14:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 14:13
昔の掘り込まれた杣道が、かなり残っています。
馬尾ノ滝への降下ポイントです。テープが巻いてあります。
2021年04月09日 14:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 14:23
馬尾ノ滝への降下ポイントです。テープが巻いてあります。
事前に、Garminに設定したルートを確認すると、間違いなく、この場所が、降下開始ポイントです。
2021年04月09日 14:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 14:25
事前に、Garminに設定したルートを確認すると、間違いなく、この場所が、降下開始ポイントです。
馬尾ノ滝の巻き道を通過する為、一応、ヘルメット・ハーネス・ザイル30mの用意をします。
2021年04月09日 14:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 14:34
馬尾ノ滝の巻き道を通過する為、一応、ヘルメット・ハーネス・ザイル30mの用意をします。
寒く、温度計を見ると、プラス2.2℃です。寒い筈です。
2021年04月09日 14:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 14:51
寒く、温度計を見ると、プラス2.2℃です。寒い筈です。
降下を始めて、直ぐに、尾根の分岐での選択を間違えた事に気付き、鹿のトラバース道を使って、本来の尾根に、復帰しています。危ないところでした。
2021年04月09日 15:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 15:19
降下を始めて、直ぐに、尾根の分岐での選択を間違えた事に気付き、鹿のトラバース道を使って、本来の尾根に、復帰しています。危ないところでした。
尾根の様子です。僅かに踏み跡がある場所がありました。昔の杣人の踏み跡が残っている様です。
2021年04月09日 15:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 15:21
尾根の様子です。僅かに踏み跡がある場所がありました。昔の杣人の踏み跡が残っている様です。
この尾根が、谷に落ち込む場所に近付いています。このまま進むと危険だと、判断し、迂回します。
2021年04月09日 15:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 15:49
この尾根が、谷に落ち込む場所に近付いています。このまま進むと危険だと、判断し、迂回します。
左の比較的、降り易い斜面を下ります。ギリギリの角度です。
2021年04月09日 15:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 15:52
左の比較的、降り易い斜面を下ります。ギリギリの角度です。
二枚前の写真を場所を、直進すると、この断崖が待っていました。ヤレヤレです。
2021年04月09日 15:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 15:55
二枚前の写真を場所を、直進すると、この断崖が待っていました。ヤレヤレです。
滝谷の様子です。
2021年04月09日 15:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 15:59
滝谷の様子です。
一の滝の上部までは、行かずに、此処から、巻き道に上がります。
2021年04月09日 16:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 16:03
一の滝の上部までは、行かずに、此処から、巻き道に上がります。
巻き道を抜けて、一の滝です。
2021年04月09日 16:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 16:19
巻き道を抜けて、一の滝です。
巻き道の様子です。殆ど、獣道レベルです。
2021年04月09日 16:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 16:20
巻き道の様子です。殆ど、獣道レベルです。
二の滝です。
2021年04月09日 16:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 16:24
二の滝です。
太い倒木です。腹這いでか?根の上方をか?通れます。
2021年04月09日 16:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 16:29
太い倒木です。腹這いでか?根の上方をか?通れます。
沢下り状態です。
2021年04月09日 16:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 16:36
沢下り状態です。
滝谷林道を下っています。斜面の上方です。2018年の被害で、崩落・倒木の危険性が高い状態です。
2021年04月09日 17:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 17:02
滝谷林道を下っています。斜面の上方です。2018年の被害で、崩落・倒木の危険性が高い状態です。
岩屋谷口近くの上方です。実際には、もっと危険性が高く感じられます。
2021年04月09日 17:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 17:05
岩屋谷口近くの上方です。実際には、もっと危険性が高く感じられます。
この日も、頑張ってくれたタイオガブーツです。
2021年04月09日 17:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
4/9 17:23
この日も、頑張ってくれたタイオガブーツです。
久多の郵便局の近くの桜です。夕方なので、残念ですが、朝は、もっと鮮やかでした。
2021年04月09日 17:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/9 17:51
久多の郵便局の近くの桜です。夕方なので、残念ですが、朝は、もっと鮮やかでした。

装備

備考 持って行って良かった物は、GPS機器と山仕事用手鋸です。馬尾ノ滝への下山ルートで、違う尾根に誤進入して、Garminで修正しています。また、各所で、手鋸を使って、倒木・枝等を処理しています。

感想

 今回の山行きは、2019年に、天狗岳に向かわれた後、天狗岳南西の谷で発見された「K氏の追悼」登山でした。
 帰途は、天狗岳分岐より、南下し、馬尾ノ滝への降下ルートを通ってみました。この「馬尾ノ滝へ下る稜線ルート」は、以前、木炭生産等が盛んだった頃には、久多地区の方が、馬尾ノ滝右岸の巻き道を通って、P-921〜P-927辺りでの、木炭・薪生産、材木の切り出し等の作業の為に通われていたのではと考えています。今回、通過してみると、昔の踏み跡らしいものが少し残っていました。
 滝谷周辺で、木炭生産等が、盛んだった頃は、馬尾ノ滝右岸の巻き道を含め、滝谷全体に、杣道が各所に、通っていたものと考えています。以前の地理院地図には、滝谷本流に沿って、破線の山道が記載されていました。

 最後に、天狗岳周辺に登られる方にお願いです。この辺りには、標識や、テープ等は、京大芦生研究林と云う性質上、設置が難しい様です。この周辺には、目標になる目立つ独立峰もありません。登山者にとっては、携行しているGPS機器が、自分自身の位置確認できる命綱になります。是非、携行して、入山される事をお勧め致します。

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