犬鳴山：新緑の修験道を行く

2021年04月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:21
• 距離: 15.1km
• 登り: 920m
• 下り: 928m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:16

10:42 犬鳴山バス停
11:08 11:11 行者の滝
12:00 12:14 経塚権現山
12:57 13:11 大天上ヶ岳
14:31 14:31 五本松展望台
14:34 14:35 五本松
14:43 15:17 ハイランドパーク粉河
15:21 15:21 五本松
16:46 16:49 高城山
18:31 18:31 行者の滝
18:57 18:57 犬鳴山バス停
18:58 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

犬鳴山バス停横の駐車場まで軽トラで。駐車料金500円。

コース状況／危険箇所等

メインコースは倒木が処理されていて通れるようになっていますが、
メインコースを外れたところの藪漕ぎは大変。脇道が沢山あって、おまけに倒木やら落ち葉でようわからんところがあります。

写真

4/10 10:47

おなじみの駐車場に到着。

4/10 10:47

新緑に心を洗われます。

4/10 10:53

今日もよろしく。

4/10 10:59

ツクバネカシ。

4/10 11:02

ノーマクサーマンダ。命あふれる山中。

4/10 11:04

コロナはどこへ。どこ吹く風で新緑が匂う

4/10 11:16

般若心経を唱えてから裏行場へ。

4/10 11:38

モチノキ？

4/10 11:51

この先は危険なので先達（ガイド）なしでの立ち入り禁止です。

4/10 11:52

古代の山崩れの跡。浮石多く危険です。

4/10 12:06

倒木多し。

4/10 12:07

照葉樹巨木の森。山の霊気を感じます。

4/10 12:12

スミレ-1　何種類か咲いていました。

4/10 12:12

大天井岳への道は谷沿いにあるのですが、倒木がすごいので杉林の斜面をそろそろと。

4/10 12:33

スミレ―2　スミレ―1とは葉っぱが違うような気がします。

4/10 12:34

ミヤマシキミの花が沢山。

4/10 12:39

ミヤマシキミ　続き。

4/10 12:42

照葉樹林の新緑がまぶしい。大阪にもこんな縄文の森が残っているとは感激です。

4/10 12:43

カタツムリがとまっているのかと思ったら木のこぶでした。

4/10 12:46

不思議な木。この木何の木？

4/10 12:46

見上げれば黄色い新緑。

4/10 12:54

スミレにハナアブ。

4/10 12:56

スミレのブーケ。

4/10 12:58

勝手にスミレ街道と命名しました。

4/10 13:00

またまた不思議な新芽出現。

4/10 13:00

つる性の木らしい。

4/10 13:08

大天井岳頂上が見えました。

4/10 13:13

展望なしです。大天井不動尊遥拝所は修験者巡礼者以外立ち入り禁止です。

4/10 13:14

葛城28宿回峰行と書かれた碑伝。一度は通しで
歩きたいが、三日くらいはかかりそうです。

4/10 13:19

大多和近くの倒木は整理されていて通れるようになっています。有難うございます。

4/10 13:21

倒木が整理されては、野ばらの園になっています。

4/10 13:36

自動車道に出ました。空の青に新緑が映えます。

4/10 13:36

冬や秋には退屈な自動車道ですが、この季節は別。新緑から命を貰います。

4/10 13:42

スミレにまじって白い花。図鑑で調べたらコンロンソウらしい。”通える夢や崑崙の高嶺のかなたゴビの原”。

4/10 13:37

不思議な花。何の花？

4/10 13:43

ハコベ

4/10 13:44

アオイスミレ。

4/10 13:52

オヘビイチゴ？

4/10 13:56

キイチゴ

4/10 14:00

視界良好。はるかに大峰の弥山八経ヶ岳が見えました。

4/10 14:27

休憩所らしいものが見えました。

4/10 14:29

休憩して弁当にしようと先を見たら見慣れた五本松のゆたか茶屋が。ゆたか茶屋でイノシシカレーを食べることにしました。

4/10 14:32

大峰の山々が遠くに見えます。左端に大普賢岳までも。

4/10 14:40

ゆたか茶屋の窓からー1　正面一番遠くにみえるのは高野3山だそうです。

4/10 15:13

双眼鏡を借りて覗いたら護摩壇山のテレビ塔も見えましたあ。

4/10 15:13

クマタカの谷。

4/10 15:24

イノシシカレーで栄養補給できたので、そろそろ帰途につくことにしました。これまで行ったことのない弁天岳を経由して駐車場に戻ろうと思ったのですが、いささか甘かったようで。

4/10 15:37

ヘビイチゴの花らしい。

4/10 15:41

赤い実。アオキ？このあたりまではまだ余裕だったのですが。

4/10 15:55

高城山への分岐。壊れた標識のところから。

4/10 15:59

このあたりミヤマシキミが沢山あります。弁天岳への標識のある道を登りますが、途中で藪漕ぎ状態になりました。

4/10 16:22

道がはっきりしないので、行ったり来たり。メガネが
木の枝に引っ掛かり、探して時間ロス。左手の谷をおりることにしましたが、下山道が見つかりません。

4/10 16:52

もと来た道をもどります。やれやれ。

4/10 17:10

もう一度弁天岳の方向へ。

4/10 17:24

この左手に下山道があるらしいが、通過困難の様子。
あきらめてよく知った道へ戻ります。正解でした。

4/10 17:49

ー―>>コツツギ谷犬鳴山とありますが、道は見つかりません。荒れ果てているようです。日の高いうちであれば藪漕ぎも面白いかもしれませんが、日が暮れかかってきたのでもと来た道へ戻ることに。

4/10 18:08

ハイキングコースを急いで下ります。このコースも倒木がすごいです。

4/10 18:12

しかし、倒木は処理されていて、安全に通過できます。

4/10 18:28

薄暗がりの中に山吹が。

4/10 18:33

薄暮の中を犬鳴山へ急ぎます。暗がりを歩くときには
ストックが役に立ちます。この写真では明るく映ってますが、日没時刻を過ぎています。

4/10 18:56

暗がりを歩く訓練にもなろうかと、ヘッドランプなしで下山しました。山門を出たら、すっかり暗くなっていました。

4/10 19:00

旅館の明かりが川面を照らしています。

4/10 19:01

コロナ禍が早く治まりますように。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SH-60 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

alpenrot

　新緑のすばらしさに出会い山の霊気と命を貰いました。
コロナ禍の中での遠征は遠慮して、もっぱら近場で体力維持に努めています。最近山の花と樹に興味を持ち、じっくり写真をとり名前を知ろうとしていますが、知らない花や知らない木がほとんどです。犬鳴山は修験の山でもあり、照葉樹林の原生林が残されているようで、見たこともない木にであいます。3年前の台風で、山がすっかり荒れてしまい。道がみつからないことたびたびです。