ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3072928
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

瓢ヶ岳 宮奥林道から渓流渡って

2021年04月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.7km
登り
739m
下り
722m

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:00
合計
4:30
8:40
50
宮奥登山口
9:30
9:30
40
林道出合
10:10
10:10
70
左右ルート分岐
11:20
11:20
40
12:00
12:00
30
左右ルート分岐
12:30
12:30
40
林道出合
13:10
宮奥登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス・駐車場>
ナビ入力は「粥川バンガロー村」。
バンガロー村過ぎて道なりに車道を進むと登山口案内板あり。
小さな落石が車道上に時々あるので注意。
駐車スペースは道路ふくらみに3〜4台程。
トイレはなし。星宮神社でお借りできますが駐車場から離れています。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
なし。

<宮奥登山口〜林道出合>
未舗装の林道を200mほど進むと登山口へ。
途中、林道上を沢が流れていますが、登山者用に別に橋があります。
ただし、ここの増水激しいと、このあとの渡渉が危険です。

<林道出合〜左右ルート分岐>
登山道に入ります。すぐに三枚滝への分岐があります。
滝は往復5分ちょいなので立ち寄ってもいいかも。
登山道はトラバースのあと、渓流を渡渉します。
岩の上を渡りますが濡れていればかなり滑ります。
滝の上なので転倒し落ちると、よくて大けが、悪くて死亡。
その後の渡渉もルートをよく選定して渡ります。
しばらく進むと林道へ出てその左に登山道が続きます。
荒れて細いトラバースが続きます。
しばらく行くと細い沢を跨いで尾根に取り付きます。
滑りやすいコウヤマキの落葉がある細尾根をすぎて
しばらく進むと左右ルート分岐。オススメは右ルート。

<左右ルート分岐〜瓢ヶ岳(左ルート)>
左ルートは稜線下をトラバースしつつ、瓢ヶ岳山頂に回り込みます。
瓢ヶ岳に近づく程、荒れており、
ロープあっても崩落と呼んでいいレベルの場所が1箇所あります。
また山頂直下200mほど、背丈ほどの笹藪になっています。

<瓢ヶ岳〜中美濃分岐>
安全安心な稜線歩き。アップダウンもほぼありません。

<中美濃分岐〜左右ルート分岐(右ルート)>
稜線直下50m程笹藪の急傾斜です。
笹藪の中は足元が見えにくいので注意。
粥川バンガロー村前を道なりに走って登山口です。奥宮じゃなくて宮奥ですよ^^
3
粥川バンガロー村前を道なりに走って登山口です。奥宮じゃなくて宮奥ですよ^^
デフォルトで林道を沢が流れてます。登山者用に橋ついてますが、増水してたら無理せず引き返しましょう。
3
デフォルトで林道を沢が流れてます。登山者用に橋ついてますが、増水してたら無理せず引き返しましょう。
よりみちの三枚滝。多分、三段滝なんだと思います。対岸からは見えるみたいで流された橋がありました…角度を変えようとうろついて沢ポチャ。
6
よりみちの三枚滝。多分、三段滝なんだと思います。対岸からは見えるみたいで流された橋がありました…角度を変えようとうろついて沢ポチャ。
気を取り直してトラバースを進みます。
3
気を取り直してトラバースを進みます。
三枚滝上部です。この上を渡渉します。
4
三枚滝上部です。この上を渡渉します。
渡渉地点から滝側を覗きます。滑ってあの先まで落ちたら…;
3
渡渉地点から滝側を覗きます。滑ってあの先まで落ちたら…;
この先も渡渉あり。ここは落ちる落ちないより、渡渉地点の見極めがキモかな。
5
この先も渡渉あり。ここは落ちる落ちないより、渡渉地点の見極めがキモかな。
渓流沿いでいいとこなんですが…
3
渓流沿いでいいとこなんですが…
結構、登山道が荒れているんですよね…
4
結構、登山道が荒れているんですよね…
トラバースがとにかく細い。
3
トラバースがとにかく細い。
コウヤマキの細尾根に出ました。コウヤマキってこんなに見たことない。
3
コウヤマキの細尾根に出ました。コウヤマキってこんなに見たことない。
嬉しいことにアカヤシオも咲いてます。
6
嬉しいことにアカヤシオも咲いてます。
多くはないけど〜。
8
多くはないけど〜。
尾根伝いを行きます。
3
尾根伝いを行きます。
しばらく行くとちょっと尾根が広い。
4
しばらく行くとちょっと尾根が広い。
左右ルートの分岐を左ルートで向かいます。トラバース。
4
左右ルートの分岐を左ルートで向かいます。トラバース。
あまり歩かれてないけど、道は明瞭。
4
あまり歩かれてないけど、道は明瞭。
冷え込んでツララが出来てます。
3
冷え込んでツララが出来てます。
その滴る先も凍ってる。
5
その滴る先も凍ってる。
もう少しで山頂というとこでこの崩落トラバース。ぬかるんでたらアウト。ロープあるけど、支点は土です;;強度は大丈夫?
3
もう少しで山頂というとこでこの崩落トラバース。ぬかるんでたらアウト。ロープあるけど、支点は土です;;強度は大丈夫?
このあと背丈を越える笹藪になります…
4
このあと背丈を越える笹藪になります…
抜けて山頂からの眺め。乗鞍と御嶽が綺麗です。
7
抜けて山頂からの眺め。乗鞍と御嶽が綺麗です。
白山がどどんと。
8
白山がどどんと。
もう一枚。
安全安心な稜線を行きます。右ルートのチョイスをお勧めします…
4
安全安心な稜線を行きます。右ルートのチョイスをお勧めします…
濃尾平野を撮影したつもり…
3
濃尾平野を撮影したつもり…
中美濃分岐近くのシンボルツリー。
4
中美濃分岐近くのシンボルツリー。
右ルートを下ります。めちゃ急峻だけど、左ルートと違い、命の危険は少ない。
4
右ルートを下ります。めちゃ急峻だけど、左ルートと違い、命の危険は少ない。
アカヤシオの花が落ちています。
8
アカヤシオの花が落ちています。
例の落ちたら滝の渡渉部分。左側からぐるっと岩の淵を回り込みました。水に入ってなら少し上でも渡れます。
3
例の落ちたら滝の渡渉部分。左側からぐるっと岩の淵を回り込みました。水に入ってなら少し上でも渡れます。
登山口で。水が美しい。
4
登山口で。水が美しい。
透明度もばっちり。
4
透明度もばっちり。
星宮神社そばの矢納ヶ淵。めちゃ綺麗なのでよりみちにオススメ。
9
星宮神社そばの矢納ヶ淵。めちゃ綺麗なのでよりみちにオススメ。
バイカオウレン。
8
バイカオウレン。
終盤だけど残ってくれてたありがとう。
7
終盤だけど残ってくれてたありがとう。
イワウチワ。こちらも終盤。
5
イワウチワ。こちらも終盤。
エンレイソウ。
カタクリ。
こちらは咲はじめ。
9
こちらは咲はじめ。
コセリバオウレン。こちらはもうすっかり果穂です。
5
コセリバオウレン。こちらはもうすっかり果穂です。
ここから奥美濃ひみつの花園。エイザンスミレ。
5
ここから奥美濃ひみつの花園。エイザンスミレ。
ツルシロカネソウ。
5
ツルシロカネソウ。
うなじ。
スミレ越しのカタクリ。こちらは数が激減…
7
スミレ越しのカタクリ。こちらは数が激減…
ニリンソウ。
こちらも数が減っているような?
5
こちらも数が減っているような?
ヤマルリソウ。
ハルトラノオ。
スミレ。
ここではお初のシュンラン。
8
ここではお初のシュンラン。
これより古今伝授の里フィールドミュージアム。同名の道の駅とは場所が違います;
6
これより古今伝授の里フィールドミュージアム。同名の道の駅とは場所が違います;
庭園跡です。
隣は立派な神社。
3
隣は立派な神社。
シダレザクラは見頃。
6
シダレザクラは見頃。
ヤマシャクヤク。
8
ヤマシャクヤク。
ニリンソウ。満開とこれからのトコがあります。
5
ニリンソウ。満開とこれからのトコがあります。
キクザキイチゲ。
6
キクザキイチゲ。
これは…
ミノコバイモ。
カタクリ。
勝山市「きしめんなごや」でからあげ定食。きしめん食べないんかいって感じですか(笑)
7
勝山市「きしめんなごや」でからあげ定食。きしめん食べないんかいって感じですか(笑)

感想

以前にも瓢ヶ岳に宮奥から登ったことがあり、
この季節に花がよかったことを覚えていたので再訪しました。

ここは渓流が綺麗なコース。渡渉より前に三枚滝そばで沢ポチャ;
緊張感に包まれながら渡渉とトラバースを繰り返して左右ルート分岐へ。
以前は右ルートの稜線をピストンで歩いたけど、
せっかくだからと左ルートをトラバースで周回することに。
が、このルート…明瞭だけど、荒れが酷くて、
山頂直下のトラバースは完全崩落と同等な箇所が。
なんとか通過し、笹藪こいで山頂に飛び出しました。
自分としてデフォルトですが、当然ここまでひとりも遭遇せず。
突然、笹藪から飛び出した妙な女に山頂休憩中の方々ドン引きです…
緊張が解けて山頂からの展望がより美しく思えました。
右ルートは勝手知ったる稜線と尾根芯歩き。軽快でした^^

渓流も花も展望も素敵な宮奥ルートですけど、
トラバースが多いので将来は崩落で
歩けなくなっちゃうかもしれないなと思いつつ歩きました。

よりみちして、奥美濃秘密の花園と
古今伝授の里フィールドミュージアムで花めぐり。
古今伝授の里はなかなか広く整備された施設で、
新緑や紅葉の季節も自然も楽しめておすすめです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:710人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら