八甲田・大岳(仙人岱ヒュッテにストーブ荷揚げ)

2008年11月03日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 696m
• 下り: 705m

コースタイム

登山口(8:40)→仙人岱ヒュッテ(9:40-12:00)→大岳(13:00)→登山口(14:00)

天候

ガス時々雨、後強い風高曇り、

写真

11/4 6:47

山頂手前から南八甲田の櫛ヶ峯方面

11/4 6:47

山頂直下の小さな池、凍っている。

11/3 10:47

ストーブとみなさん

撮影機器：

IXY DIGITAL 10 CANON

FOMA P903iTV パナソニック

感想

イグルスキー米山

仙人岱の石油ストーブがいかれていたので、新品と灯油の荷揚げで面々と登る。八甲田は先週から冠雪していた。紅葉は里まで降りている。

明け方はシトシト雨で、家を出るときは憂鬱だったが、山は歩き出さなきゃわからない。午前はちょっと降っただけでおおむねカッパいらずの天気だった。小屋は素敵な昔風だ。

小屋ではつみれ鍋を食べ、おにぎりを貰い、漬け物に舌鼓をうち、宗八焼きまでいただいた。食後はドリップコーヒーまで。りんごにみかんもでてきたぞ。山岳部センスの育ち方をすると、いつまでたっても山でいいものを食べる支度ができない。今回は珍しくも戯れに、出がけにおにぎりを握って行ったのだが、もらいおにぎりの方が断然うまい。

ときどき日が射すようになり、戸を開けてみれば視界がほぼ無限大に。せっかく来たから山頂を踏んで帰る。僕と山崎さんだけは山頂から毛無岱へ乗越す。視界は利くが風が強く、時々ヨタヨタする。山頂付近は積雪があり、時折地下足袋で膝までのラッセルをする羽目に。山頂からは陸奥湾と、上北烏帽子あたりまで見えた。青森平野の上空所々に、暗い雲が流れ、その下に雨のカーテンが見える。まさに雷さまの視点である。ちょうどひと月前の見事な紅葉は消え去り、所々雪の乗った毛無岱を歩いて下山。