ハチブセ山・笈山（おいずるやま）・オンソリ山

2021年04月15日(木) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 7.5km
• 登り: 769m
• 下り: 777m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:38

6:47 白山里
8:24 8:30 展望ピ−ク・764
8:56 9:05 ハチブセ山
9:55 10:10 笈山
10:35 10:54 恐山（オンソリヤマ）
11:58 11:58 瀬波キャンプ場
12:25 白山里

笈山の直下はかなり急で、取り付けられているトラロープに体を預け、懸垂下降ぎみに下りました。難所にはこのようなロープが必ず取り付けられています。土の斜面は滑りやすいですが、ステップが切られているところも多く、その跡が新しいものもありました。登山者の安全に配慮して日々登山道を整備する管理者の心を感じました。

天候

快晴　微風　気温0度〜10度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道157号を南下し、白山市大門温泉センターを過ぎて瀬波川の橋を渡ったら直ぐ左折。約1キロ行くと白山里温泉駐車場に着く。ここにクルマを駐車して登山を開始。

コース状況／危険箇所等

地元の方々のご努力で整備されていて特別危険な箇所はありません。滑りやすい土の斜面路にはトラロープが下がっているので、滑落防止のため必ず手を添えた方が良いです。ハチブセ山と笈山の間には痩せた尾根伝いが一部あります。

その他周辺情報

白山里温泉は静かな1件宿で立寄り湯をいただける。こじんまりとした浴場ですが清潔で大きな窓の外の景色が美しい。一人400円、木曜日定休。その他国道沿いに大門温泉センターや杉の子温泉があります。

写真

4/15 6:51

瀬波川に架かる吊橋から登山開始

4/15 7:32

急坂の杉林を抜けると椿の花がお出迎え

4/15 8:29

これから目指すハチブセ山（左）と笈山（中）

4/15 8:51

白山が見えてくる。オンソリ（大恐）山を下るまで、ずっと白い峰々を眺めながらの尾根歩きになる

4/15 8:52

雪が融け地肌が見え始めた大汝峰、七倉山、四塚山

4/15 8:58

内尾方面の山々。烏帽子山（左）、口三方岳1269m（中）。右下に白山セイモアスキー場の建屋が見える

4/15 9:28

小松市方面。左手前に木場潟、右奥に航空自衛隊小松基地の格納庫群が見える。平野を新幹線高架橋が横切る

4/15 9:34

笈山（左奥のピーク）と遥かに白山。ハチブセ山から笈山までは小ピークをいくつか越える

4/15 9:56

笈山山頂で、登ってきたハチブセ山を振り返る

4/15 9:58

白山セイモアスキー場の山頂リフト降り場。この先右へ尾根をつめると松尾山1163mに至る

4/15 10:27

オンソリ山山頂周辺は静かなブナ林の平になっている。

4/15 10:55

山頂を下って直ぐ、松尾山に至る登山道との分岐があるので、右に折れて瀬波キャンプ場へ下る

4/15 11:52

瀬波川の川音が聞こえるところまで下ると、突然カタクリ群落が現れた。花期は終わりとはいえ見事なピンクのじゅうたんが広がる。生育環境を維持している地元の方々の努力に頭が下がる思いです

4/15 12:01

瀬波キャンプ場（エイ谷出会）から車道約1.5kmで白山里温泉に着く

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

ストックは、滑りやすい登り下りでバランスをとるのに有効でした。ただ、トラロープに頼る急坂では邪魔で、狭い尾根道では笹や根がリングに引っかかりました。こまめにザックに収めたほうが良いかもしれない

感想

猿山ペン太

白山の眺望が素晴らしい。西に目を転ずると海岸線に沿って加賀市、小松市、能美市、白山市の市街地を望むことが出来ます。ハチブセ山からオンソリ山までのミニ縦走は、軽いアップダウンと若干のスリルがあって楽しかったです。ただし、思わぬ所に木の根が張っていたりするのでよそ見はできません。やせた尾根では転倒しないよう注意しました。登山道脇には、ツバキ、イワウチワ、タムシバ、ヤマブキなどが咲き、特に今回のクライマックスはカタクリの大群落で、これは本当にすごかったです。