三方分山：ロケハン（富士山）
山梨県
yasu3446
- GPS
- 06:05
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 704m
- 下り
- 687m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
｜
12:30頃 阿難坂（女坂峠）（着）
12:35頃 阿難坂（女坂峠）（発）
｜
13:20頃 三方分山（着）
13:40頃 三方分山（発）
｜
14:20頃 精進峠（着）
15:00頃 精進峠（発）
｜
15:50頃 パノラマ台（着）
16:50頃 パノラマ台（発）
｜
17:30頃 パノラマ台登山口（着）
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
精進峠からパノラマ台に向う山道の一部（精進峠から歩きで約10分圏内のところ）が数箇所ほど崩れていて落とし穴のようになっていました。すでに安全ロープは張られてましたが要注意ポイントです。 |
写真
拍手
※）APS-C機で155�澄�35�栖校擦婆�250�澄�
※）APS-C機で焦点距離が29�澄�35�栖校擦婆�46�澄�
※）APS-C機で焦点距離が29�澄�35�栖校擦婆�46�澄�
※）APS-C機で焦点距離が21�澄�35�栖校擦婆�34�澄�
※）APS-C機で焦点距離が50�澄�35�栖校擦婆�80�澄�
ハイキングコースのように広くて歩きやすい道が続きます。
引き継がれてゆく生命に思わずパシャリ。
感想
芒種の6月8日は七十二候の「蟷螂生（かまきりしょうず）」にあたる土曜です。この日は単独山行、精進湖の北に位置する三方分山を目指しました。
本日の主な携行装備は、
* 日帰り用のリュック（Karrimor ridge20）
* キヤノン7D
* タムロンA18（18-250ミリ高倍率ズーム）
* 水 500ml
* 昼食（おむすび 3個とお茶）
* カッパ（上下）
です。
今回は、カメラの被写体のひとつとなっている富士山を秋から冬にかけて撮り納めるために、事前にロケハンをしておくことが主な目的です。
「どのポイントからどんな感じで撮れるのだろうか…」
ある程度のイメージをつかむことができれば大成功。ということで、18ミリから250ミリまでカバーできる高倍率ズームレンズをデジイチに付けっぱなしにしての山行です。
実は、たぶんこんなスタイル（ロケハン目的で高倍率ズームレンズのみの一本勝負）での山行も多くなるだろうと思い、お腹のあたりにカメラの取り付けが可能なストラップを買っておいたのが大正解。
たすき掛けになっているこのストラップ。カメラを上半身でぶら下げることができるシロモノで、約1.3Kgの過重を分散させて楽に山に登ることができました。
のはずだったのですが…
今年に入って5回目の山登り。そのほとんどが標高差500メートル前後の山行で、体力的にも大丈夫の過信が命取り。思いのほか急な上りの勾配をハイピッチで登った結果、女坂峠から三方分山のあいだでバテてしまいました。
少し歩いては一休みの繰り返し。目の前はあいも変わらず狭くて急な上り道。なんとかかんとか三方分山の山頂にたどり着いたといった感じでした。
「なるほどこのような等高線の密度のところを、このようなペースで上がってゆくと、こんな感じでバテるのか。」
これもひとつの経験、今後に役立つ知識を身をもって習得できたのが今回の収穫のひとつでもあります。スキルアップのためには、なにはともあれ最初はたくさん登ってみること。と、なにかの本に書いてあったことを思い出しつつ、妙に納得をしてしまいました。
それにしても、今回は普通に首からぶら下げるストラップではなく、たすき掛けのもので本当によかった。普通のストラップでカメラを首一点で支えていたら、さらにバテていたのではないかと思います。
閑話休題。今回の山行で人とすれ違ったのは結局のところ計3回のみでした。
登り始めてからすぐにすれ違った年配のご夫婦と、精進峠でひと休みしているときにカメラ専用のバックは背中に、右手には大型の三脚をもったまま上ってこられた年配の男性。そしてパノラマ台で半そでジーパンの普通に運動靴の若者。
約6時間のあいだにたったの3回だけ。
「決してメジャーではないであろう山ではこんなものなのか。」
と、思わずと心のなかでつぶやいてしまいました。
精進峠でお会いした年配の男性のかたとは、カメラ談義に花も咲きとても楽しい時間を過ごさせて頂いたのですが、お年はおそらく還暦はとうに過ぎているだろうと思われ…
尋ねてみると、背中にしょわれたバックのなかには2台のカメラに交換レンズが3本。それに加えて大型のジッツォの三脚の重さが約3キロとのこと。
これだけの機材をもって、一時間近く急な坂道を休みなく登ってこられるのも、日々の鍛錬の賜物なんでしょうね。富士山の撮影スポット探しを少しだけご一緒させていただいたのですが、軽やかな足取りに思わずと尊敬の眼差しを向けている自分がいました。
ここ精進峠では、以前に見かけた富士山のしたに精進湖がひろがる写真の撮れるスポットを探す予定で（ご一緒させて頂いた男性も同じ目的でした）、ふたりして目をキョロキョロとさせながら周辺を探索はしてみたものの、結局その場を発見するに至らず…
んっ？もしかしてあの構図は、より高いところから撮ったのかな？脚立があれば不可能ではないかも？
とすると、これからは場合によっては脚立も持参で山登り？？
これまで想定していなかったシチュエーションに戸惑う今日この頃。出かける前にはしっかりと目的を定め、それに応じた装備に山行計画をたてなければと改めて思いました。
最後に訪れたのはパノラマ台。このあたりまで来てようやく歩きやすく危険なところもない山道になり、ほっと胸をなで下ろしました。
このパノラマ台で出会った、普通に半そでジーパンに運動靴の若者は、おそらくはパノラマ台下バス停そばにある登山口から上ってきたのではないかと思います。
というのも、以前に小さな男の子を連れた若い夫婦が、やはりここから入山しているのを見かけたことがありますし、実際に自分がこの登山口に下りてみた感想も「これなら冬場で雪が積もった時期でもしっかりと装備をしておけば大丈夫」の確信を得たからです。
ということで、クリアに透き通った冬空バックに富士山の撮影場所は、パノラマ台下バス停そばの登山口から登って約1時間のパノラマ台に決定！もってくるレンズは17-50ミリ標準ズームと30ミリ単焦点の2本のレンズに決定！
もちろん高さ60センチの脚立持参も決定！
山岳写真のロケハンはとっても大変だということを、身をもって痛感する山登りとあいなりました。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
三方分山の最新記録
パノラマ台の最新記録
精進山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する