山の観音様を探して高松周辺を歩く

2021年04月19日(月) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 15.3km
• 登り: 749m
• 下り: 332m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:39

12:52 高松山ハイキングコース入口
14:51 15:07 旧高松分校
15:22 15:22 旧高松分校
15:28 15:30 尺里峠
15:31 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尺里〜高松への林道の途中に停めた。

コース状況／危険箇所等

ほぼ林道です。

写真

高松周辺の「山の観音様」を調査する前に、東丹沢で花の確認をします。これはなんだろう？

クマガイソウはきれいに咲いていました。

もうひとつ。

エビネも咲いていました。

ズーム。それでは場所を高松方面へ変えて、山の観音様を探索します。

4/19 12:32

高松山への登山道入り口にある、安洞（ヤスボラ）の観音様です。左が12番で右が11番（多分）の様です。

4/19 13:36

右の観音様11番（多分）。年代は不明です。

4/19 13:36

こっちは左の観音様12番。年代は読めませんが、資料では文化9年となっています。

4/19 12:32

確かに12番と書かれています。

4/19 12:36

それでは安洞の農道を上がって行きます。眼下は安洞の村です。

4/19 12:43

青い花が咲いていました。

4/19 13:05

ありゃ！この辺の農道はほとんど新東名の工事で入れません。これじゃ探せないな！ここ以外でも、高松山への農道は遮断されています。

4/19 13:27

フウロの様なきれいな花が咲いていました。なんの花か分かりません。仕方ないので農道を降ります。

4/19 14:31

高松橋（観音沢）の先の観音様1番です。ここには以前、松永邸があったようですが、今は何もありません。

4/19 14:31

左が山の観音様（年代は読めない）で、右は地蔵様で中央は別の観音様の様です。それでは車で高松分校方面へ移動します。

こんな所にもクマガイソウがありました。

これはジュウニヒトエかな？

4/19 15:13

高松分校から最明寺方面へ上がると、山の観音様2番（文化10年）がありました。

4/19 15:14

確かに文化十年とあります。

4/19 15:15

この観音様はビリ堂や観音沢のと、うり二つです。それでは車で尺里峠へ移動します。

4/19 15:29

第六天にある観音様3番です。

4/19 15:30

これは文化10年又は11年ですが、資料によると11年みたいです。これで今日は終了です。以下別の日に撮影した山の観音様です。

これはみなさんご存知のビリ堂の観音様8番、年代は文化10年です。

こっちは観音沢の山の観音様4番です。年代は文化10年です。

これはビリ堂の手前の山の観音様7番です。

年代は文化10年です。

いままで、1、2、3、4、7、8、11、12番の観音様を見つけました。残りの5、6、9、10は新東名の工事場の中にあるようです。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

感想

old-diver

今日は気になっていた文化十年に作られて置かれ、ビリ堂に代表される「山の観音様」を高松方面で探索しました。これまでこの観音様は、高松方面と八丁方面に分かれて置かれていると思っていましたが、どうやら高松方面だけの様です。特に文化10年に作られた観音様は馬頭観音で、全く同じ様態でした。文化10年に作られた馬頭観音像は、デザインが同じであるばかりでなく、石材も同じものらしく、雨ざらしされている割には、風化劣化がないのが特徴で、年代も明確に読み取れます。今回見つけられなかった5、6、9、10番の観音様は、新東名工事の現場や途中の工事用道路にある様で、立ち入ることはできませんでした。一応これで探索は一段落とします。