那須岳(朝日岳)
- GPS
- 01:40
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 420m
- 下り
- 9m
コースタイム
天候 | 曇り(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
風が強かった・・・。 |
写真
感想
当初、那須三連山(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)をめぐる縦走をしようと考えていた。自宅を3時半に出発し友人と落ち合い福島から高速道路で那須岳を目指した。出発した時、空には星も見えており素晴らしい景色が堪能できるものと考えていた。しかし、峠の茶屋駐車場に到着すると、今まで考えていた素晴らしい天候の下での楽しい山行とは打って変わって天候だった。秋も深まったこの時期の山登りなので気温も低い。当然といえば当然のことだが、風は寒く通常の服装では登山に登れそうも無く雨合羽を着込んで山行を開始した。
那須岳は活火山のため樹林帯は非常に少なく10分程度歩くと樹林帯が終わってしまう。それがダイナミックな山歩きを体感出来る。
その樹林帯の無い登山道を歩かなければならない地形が今回は仇となってしまった。
樹林帯を抜けると右に朝日岳、左には茶臼岳が姿を現す。姿を現すと同時に、風をさえぎるものは何もなくなるので、強風にさらされる結果となる。その朝日岳と茶臼岳の間の谷筋を登ってゆく形となり、風もいっそう強さを増し寒風にさらされる結果となる。
谷筋でより強くなる風は、今まで体感した中でも上位に来るだろう。時折、耐風体制をとりつつ避難小屋を目指した。
避難小屋から朝日岳までは無風ならば40分強の場所にある。しかし、避難小屋付近は風の通り道になっているため、常に暴風が吹いている状態だ。歩き出すことが出来ず、風が弱まるのを待って歩かなければならない。必然的に足止めを食う状態になってしまう。弱まった一瞬を狙い剣ケ峰までの50mほど進む。しばらくは暴風から逃れられるが、ここで友人が転んで怪我をしていたことが判明。応急処置をして避難小屋で待ってもらうことにした。朝日岳と三本槍岳の分岐まで快適に歩くことが出来た。分岐点直下は、やはり谷筋で風の通り道になっているため、風が強い。先ほどと同じように時折耐風体制をとりながら、分岐点を目指した。分岐点からは、朝日岳を目指す。清水平東面の潅木には霧氷が着き素晴らしい景色を望むことが出来た。山頂へ到着してみると、茶臼、三本槍と望むことが出来た。今回3人とも無線を持ってきていたので山頂から無線を飛ばしてみるが、地形のためか、どうも入らないようだ。友人も気になるため早々に避難小屋を目指す。今来た道をまた戻る。避難小屋へ到着し、3人で大休止をとり下山することとした。
茶臼には登ろうかという話も出たが、朝より風が強くなっていることを考え下山することとした。
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