大山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:大山ケーブルから路線バス、伊勢原駅から電車 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
バーナー
クッカー
シリコンマグ
食器
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感想
今日は天気がすこぶる良く、朝に自宅のゴミ出しで外に出てみたらスッキリとした空気。当初は自宅でのんびりの予定だったのだが、「なんか山に登りたいなあ」と思い直し、急遽登山することに決める(笑)。
当初、次回のターゲットにしていたのは丹沢表尾根(塔ノ岳)だったのだが、既にそんな山行ができるような時間ではなかったので、丹沢近辺であり、かつ比較的時間が掛からずに行くことのできそうな大山へ行くことに決定。荷物をまとめて伊勢原に向かった。
伊勢原から路線バスで大山ケーブルのバス停に向かい、バス停から15分ほどで大山ケーブル駅に到着。前の列車が出発したばかりで少し待つが、この間に乗客が結構集まってきた。平日とはいえ、さすが観光名所である。
阿夫利神社下社から本格的に登山スタート。時間は既に13時だ。焦るのは良くないが、あまり悠長にもしていられない。登山口で入山料の100円を賽銭箱に納めてから登り始める。最初からいきなり石段が続いてメンタル的にきつい。
序盤は樹林帯が続き、マイナスイオン効果がありそうだが、勾配はややきつめ。危険というほどではないにせよ、参拝の延長で歩くような道ではない。すれ違う下山客も大半はしっかりした登山装備だ。
16丁目で蓑毛方面からの登山道と合流すると、ちょっとだけ整備された木道。少しだけ気楽に歩けるので助かる。しばらくすると景色が開けてきて20丁目。南側には相模湾も見えてきて気持ち良いが、今日は気温がかなり高く、日差しがきつくて暑い。
20丁目から更に登っていく途中、登山道のすぐ脇にいた野生のシカと遭遇。特にこちらには目もくれず、ひたすら草を食んでいた。人間慣れしているのかもしれない。刺激しないようにそっと横を通り抜ける。
25丁目でヤビツ峠からの登山道と合流し、そこから15分程度で山頂到着。下社からちょうど90分で、ほぼコースタイムどおりに登ってこれた。体力的に少しきつい登りだったが、休憩なしで来れたことを思えば悪くない。
山頂は4〜5グループ程度の登山客。14:30という平日のやや遅い時間でもこの人数なのだから、週末の昼間はさすがに3密のリスクがありそうだ。平日に来ておいて良かったかもしれない。他の登山客と距離を置いたベンチで昼食をとる。
自宅を出た当初は、山頂で昼食後にヤビツ峠へ下りて行き、路線バスで秦野へ向かうつもりでいたが、平日は本数が1日2本しかなく、狙っていた15:51の最終バスに乗れそうになかったので、大人しく断念。かといって、このままピストンで来た道を戻るのも味気なかったので、雷ノ峰尾根を下りて見晴台を経由していくことにする。
登りはトレッキングポール無しで山頂までたどり着いたが、下りは10分程度下りたあたりで早くも右膝に違和感を覚え始めたので、すぐにトレッキングポールを装備。雷ノ峰尾根は登りよりも勾配が緩やかで、個人的には足への負担が少ないので助かった。
山頂から1時間ちょっとで中腹の見晴台に到着。少し眺望が開けていて、テーブルとベンチが結構な数並んでいる。休憩場所としてはぴったり。できれば阿夫利神社下社からの下りのケーブル最終(16:30)に間に合わせたかったが、時間的に厳しそうだったので、ケーブル下まで徒歩で下山することにして、代わりに少し長めの休憩。
阿夫利神社下社への道は、アップダウンはほとんど無し。少し道の狭い箇所があるが、観光パンフレットに紹介されているルートなだけあって、転落防止柵がしっかり施工してあった。
阿夫利神社下社からは男坂・女坂の2つの道に分岐。女坂の方が勾配も緩やかで電灯もあるので安全そうだったが、まだ視界に困るほどの暗さではないので男坂を選択。ひたすら石段を下っていくが、足の置き場に少し悩む箇所もあり大変だった。30分程度でようやくふもとのケーブル駅に到着。こま参道を歩いてバス停まで戻り、ゴールとなった。
当日になって行くことを決め、午後からの登山という少し無理のあるスケジュールではあったが、無事登頂することができた。歩いた距離は7km程度で、これまでの山行と比べれば少ないが、距離に対するアップダウンは大きかったように感じる。
これまでの登山は、早いペースで歩くかわりに疲労も早く溜まり、結果として休憩回数が増えてしまうという課題があった。そこで今日は「一定ペースでゆっくり登り、休憩回数を減らす」ことを目標にしていた。これは達成できたと思う。気温が高く汗をかきやすかったが、下社から山頂まで休憩なしでコースタイムどおりに登頂できた。
登りが上手くいった一方、下りはすぐに膝に負担がかかり、トレッキングポールを使うことになった。体重移動の仕方など、歩き方の改善も必要とは思うが、癖による不可避な面もあると思われる。やはり下りは疲労が溜まる前からトレッキングポールを使うようにしたい。
また、今回は膝への負担を軽減してくれるスポーツタイツを購入して臨んだのだが、これにも助けてもらった。下山後はやはり膝痛があったが、翌朝にはそれもほとんどなくなっていて、回復力の違いによって効果を実感した。荷物の軽量化については引き続き課題かなと思っている。
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